副業にも様々な種類がありますが、今日は画像加工・販売のお仕事についてご紹介します。それぞれ「どんな人におすすめか・どこで稼ぐのか・どのくらい稼げるのか」を調べてみたので、これから始めようと思っている人は参考にしてみてくださいね。
画像の加工

どんな人におすすめか
仕事内容によっては初心者でもできます。ですが、高単価の仕事を受注するなら「Photoshop(フォトショップ)」や「Illustrator(イラストレーター)」を使える人におすすめです。
「そんなソフト使ったことないけど、デザインが好きだからやってみたい!」という方は、初心者向け講座を受講した上で挑戦してみるのも良いかもしれません。
ちなみに、これから基本的な操作方法を学ぶなら、以下のようなオンライン講座がおすすめです。1講座1,200円〜と手が出しやすい価格帯です。なかには無料講座もあるので、試しに受講してみて適性をみるのも良いのではないでしょうか。
- Udemy フォトショップ講座 https://www.udemy.com/courses/search/?q=%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97
- Udemy イラストレーター講座 https://www.udemy.com/courses/search/?q=イラストレーター
どこで稼ぐのか
「Crowd Works(クラウドワークス)」や「Lancers(ランサーズ)」などのクラウドソーシングサイトには、たくさんの画像加工の仕事募集があります。以下に仕事内容の一例をご紹介します。
初心者向けのお仕事 | 画像加工ソフトを使える人向けのお仕事 |
トリミング加工 | ECサイト用商品画像制作 |
簡単な画像加工を含む、販売サイトへの商品登録 | メディアのアイキャッチ画像の作成 |
単発案件だけでなく継続案件もあるので、自分のスケジュールに合わせてお仕事を選ぶことができます。
- Crowd Works(クラウドワークス) https://crowdworks.jp
- Lancers(ランサーズ) https://www.lancers.jp/
単発案件だけでなく継続案件もあるので、自分のスケジュールに合わせてお仕事を選ぶことができます。
初心者向けの簡単な仕事の場合、1件当たり20円〜とかなり安い単価設定となっていました。ただし、1件当たりの作業時間は5分程度という案件もあったので、すきま時間で稼ぐには向いているお仕事かもしれません。
画像加工ソフトを使える人向けの仕事の場合、1件当たり1,000~30,000円とかなり単価に幅がありました。ある程度スキルのある人であれば、高単価案件を狙って効率的に稼げそうですね。
画像の販売

どんな人におすすめか
このお仕事はプロ・アマチュア問わず、以下のような人におすすめです。
- 一眼レフなどの本格的なカメラで撮影するのが好きな人
- スマホでおしゃれな写真を撮影するのが好きな人
「販売するからには、プロ並みのかっこいい写真が撮れなきゃダメでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことありません。最近は素人の撮影写真を中心とした販売サイトがあり、そこでお小遣い稼ぎをしている人も少なくないようです。
普段撮影した写真で稼げるなんて驚きですよね。それにスマホの写真が販売できるとなると、一気にハードルが下がって初心者でも始めやすいです。
どこで稼ぐのか
いくつか販売サイトはありますが、「PIXTA(ピクスタ)」と「スナップマート」がおすすめです。
「PIXTA(ピクスタ)」
日本最大級のフォトストックサービスで、高品質な写真素材を低価格で販売しているサイトです。WEBサイト(商用含む)や広告、書籍、商品パッケージ、テレビ等さまざまな用途で写真を購入するユーザーがいます。特に人物写真に定評があるようですね。
【登録から販売までの流れ】
- 個人情報などの必要項目を入力し、クリエイター登録をする。
- 著作権や肖像権に関する知識・販売できる写真の条件を確認し、テストを受ける。
- 撮影した写真をアップロードする。
- 素材として適切か否か、サイト内で審査される。
- 審査通過後、写真販売スタート。
- 写真が購入されたら報酬を獲得。
気になる報酬は、販売価格の22~44%です(一般クリエイター登録かつ写真が単品購入、または定額制[ダウンロード点数10点/月以下のプラン]だった場合 )。報酬率は、登録状況や販売実績に応じて上がるシステムになっています。
【写真のサイズ別報酬額一覧 / 報酬率22%の場合】
サイズ | 用途 | 販売価格 (円) | 報酬額(円) |
S | Web用 | 550 | 121 |
M | はがき/A5印刷用 | 1,980 | 435 |
L | A4印刷用・パンフレット | 3,630 | 798 |
XL | A3~印刷用 | 5,500 | 1,210 |
V | ベクター素材(EPS) | 3,850 | 847 |
単価は安いですが、一度出品した後は手間をかけなくて済むというのが良いですね。
- 「PIXTA(ピクスタ)」https://pixta.jp
「スナップマート」
SNSに投稿されているような、自然でリアルな写真素材が出品されている販売アプリです。素人が撮影した写真がたくさん販売されているので、普通のフォトストックサービスにはないような作品があるようです。
【登録から販売までの流れ】
- 会員登録をする。
- 販売できる写真の条件を確認する。
- 撮影した写真をアップロードし、検索されやすいタグをつける。
- 写真が購入されたら報酬を獲得。
気になる報酬は、販売価格の30〜60%です。 報酬率は定められた条件をクリアした数に応じて、上がるシステムになっています。
【写真のサイズ別報酬額一覧 / 報酬率30%の場合】
サイズ | 販売価格 (円) | 報酬額(円) |
S(長辺800px) | 324 | 97 |
S(人物モデルリリースあり) | 405 | 121 |
M(長辺1,500px) | 540 | 162 |
M(人物モデルリリースあり) | 675 | 202 |
原寸大(長辺1,501px以上) | 1,296 | 388 |
原寸大(人物モデルリリースあり) | 1,620 | 486 |
※「人物モデルリリースあり」とは、写り込んでいる人物が、写真の肖像権を使用許可したもの。
人物画像の方が販売価格が高く設定されているため、それらを中心に出品した方が効率的に稼げそうですね。
どのくらい稼げるのか
2社の口コミを調べると、なかなか販売数を伸ばすのは難しいようです。その理由は大きく2つありました。
- 無料で利用できるサイトのためライバルが多い。
- 撮影した写真の需要が少ない。
ライバルが多いというのは納得ですよね。特に「スナップマート」はSNSに投稿するような感覚で出品できるため、Instagramにアップした後こっちにも…と毎日気軽に出品している人もいると思います。 また、いくらおしゃれな写真を出品しても、需要がなければ購入してもらえません。
では、どうしたら稼げるのか。まずは「需要を見極める」というのがポイントです。需要のある写真はランキング上位の作品をリサーチすれば分かるので、効率的に稼ぎたいならチェックしましょう。 また、人物写真は肖像権の使用の関係上、総じて需要が高いです。
また、いつ・どの写真が購入されるか分からないので、できるだけ多くの写真を出品するというのもポイントです。同じ写真を複数の販売サイトに出品するのも効果的だと思います。
このように、画像販売は簡単に稼げる副業、とは言えません。月に3万円程稼いでいる人もいれば、0円の人もいます。購入されるタイミングは誰にも分からないので、収入の見通しが立てづらいのがデメリットとして挙げられます。
まとめ

- 初心者向けの画像加工の仕事は、単価が安いためすきま時間でのお小遣い稼ぎとしてならおすすめ。
- 画像加工ソフトを使いこなせる人なら、高単価の仕事を受注することで効率的に稼げる可能性が高い。
- 画像販売の仕事はなかなかすぐに稼げるようにはならない。
- 効率的に稼ぎたいなら、需要のリサーチと人物写真を出品するのがおすすめ。
画像副業は誰でも始めやすい反面、効率的に稼ぐにはスキルが必要だということが分かりました。
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