食物繊維でダイエットをするなら、知らないと損な方法を紹介

実は夏より痩せやすいのは冬の時期なんです!冬場は以外にも基礎代謝があがるんです。なので冬は太りやすいというイメージがあるのですが、実は痩せるんです。

理由としては「寒さで脂肪を燃焼させてでも体温を維持しようとするので、その結果基礎代謝が上がる」からなんです。冬は反対に動かないから「代謝が落ちてしまう」と考えている人がいますが実は違います。本来は冬こそ痩せるチャンスなのです

夏と冬、代謝がよくなる季節はどちら?

汗をかくのが多いので夏かなぁ?と思われる方も多いと思いますが実は冬が正解

YOUTUBEとか見ているとご飯をたくさん食べる人がいたり、周りにもたくさん食べてもぜんぜん太らない人がいたりして、「何で太らないんだろう?」と思うことはないですか?

キーワードは代謝

中でも基礎代謝は1日の総消費エネルギーの約7割を占めている重要な部分。眠っている間に肌の細胞分裂を促すなど、美しさや健康を保つ上で大切な働きをしています。

【1】生活活動代謝     運動など体を動かす際に消費する代謝のこと
【2】食事誘導性熱代謝   食べ物を消費するときに生じる、食べてると身体が熱くなって汗をかいたりしますよね、それはこの代謝が影響してます。
【3】基礎代謝       内臓を動かしたり体温を維持したりと生命活動に関係する代謝 

3種類のうちもっとも大量にエネルギーを必要とするのが「基礎代謝」   

呼吸したり心臓を動かしたりと、生命を維持するために必要なエネルギーのことです。この基礎代謝は1日の代謝で使う総消費量エネルギーの7割もあります。これは寝ているときや座ってじっとしているときにも消費されています。なので効率よくエネルギーを消費するためには、基礎代謝を上げるとよいと言えるでしょう。

高い基礎代謝を維持している人は体温が高く血の巡りがよいため、老廃物が溜まりにくいので、肌の調子が良く、若いころと変わらないスタイルをキープしやすいです。体温が上がると免疫力も上がるので体調不良に悩まされることも少ないと言われています。

寒いと脂肪を溜めやすくなるというイメージが先行してしまいます。そして冬は寒いので外出が減り室内で過ごす時間が多く、ついつい間食をしてしまう機会が多くなりますね。

加えて暴飲暴食しやすい忘年会や新年会、クリスマスやお正月というイベントが多く、カロリーオーバーになりがちな季節です。

また、寒くて必要以上に動きたくない、年末年始の長期休暇がある=「通常より運動量が減る」という現象が重なり、冬太りする人が多いのです。冬になり気温が下がると、人間の体温も必然的に下がります。体温が下がると、体温を保とうと反対に代謝が高くなります。

ここで太ってしまうと1キロ体重をおとすのに、7200カロリーを消費しないといけません。食事からこれをカットするのはかなり大変です。でも冬場は代謝があがるので絶好のダイエットチャンスなんです。

ただし食事をカットして痩せようとすると危険があります、糖質制限をしたり、肉を完全に抜いてたんぱく質を摂らないようにしたり、そういう偏食をしていくと必ず身体がぼろぼろになっていきます。

そしてダイエットをする時に積極的に摂って欲しい栄養素には「たんぱく質」があります。ダイエットをしようとして安易に食事を抜いてしまうと体脂肪と共に筋肉が落ちていってしまいます。筋肉の材料となるたんぱく質には、肉や魚、豆や卵、乳製品などに多く含まれているので、ダイエットをしていても朝昼晩の食事にたんぱく質は1品入れるように意識するといいですね。

食事だけのダイエットでは筋肉も落ちてしまうので、ダイエットをして10キロ以上を目標とするなら意識的に「たんぱく質」を摂って食事に運動をプラスする事が大切です。

しっかりと計画的にダイエットをしていきましょう。極端にやって例えば1日1000キロカロリー以下にすれば確かに痩せますが危険なのでオススメしません。やれば必ず短期間で身体にかなりダメージが出て太りやすい体質になります、しかも最悪入院することもあります。

食事指導を受けてカロリー計算をしてアドバイスをしていても全然痩せてこなくて、中にはどうしてこんなに努力しているのに痩せないのかなって不思議な人がいます。

食事制限をしているのに痩せないのは何故?

それはそもそも体質改善が必要だからです

体質に問題があると、 冷え性、肩こり、むくみ、ストレス過多、便秘、慢性疲労、など代謝が落ちて皮膚に跡が残りやすいことなど、さらには髪の毛がパサパサ、爪が折れやすい、朝が弱いなどということが起きてきます。そしてこの中の症状にはたんぱく質不足が含まれています。

かなりきつい食事制限をすると美容にもとても悪いんです。そして一度代謝が落ちてしまうことで運動していても、食事を気を付けても、代謝が落ちてしまっていると太りやすくなっているのでなかなか痩せてきません。

悪い体質を改善して初めてダイエット効果が実感出来るようになります

ダイエットには食物繊維

まずは便秘を改善してスッキリしましょう!食物繊維が不足してたり、代謝が下がってくると便秘になります。市販の下剤薬のほとんどは腸を直接刺激するタイプの成分が入ってます。もしくは便を溶かして排泄できるようにしています。

でもこうやって下剤に頼ってくると負のスパイラルに突入します。段々と腸はぜんどう運動を行わなれなくなっていき、次第に自分で排泄できなくなり、毎日下剤を飲まなくてはいけなくなります。そこで肝心なのが食物繊維です。

食物繊維を取ることで体質が改善されて、毎日自然に便を出すことができるようになってきます。

ちなみに便秘の種類には次のようなものがあります。

  • 弛緩性便秘…大腸の機能が低下しているために起こる。 たれぱんだとかぐでたまみたいに全然弾力がなくてだらっとした腸になってる状態です。
  • 直性便秘…直腸に便が入っていても便意が起こらない状態。これは腸が完全に仕事放棄している状態で無視です。これは賃金を上げろー!みたいなストライキ状態に似ています。食物繊維(賃金)を上げないといじけてストライキをするイメージでしょうか。
  • けいれん性便秘…大腸にけいれんがあり、便がスムーズに出ない。度々ブレイクダンスみたいにとまっては動くを繰り返します。ただ腸がこのブレイクダンスしだすと結構深刻です。

快便のためのポイントは6つ

  1. 1日3食は必ず食べる。特に朝食を取ることで胃腸が刺激され規則的な排便リズムが出来る。
  2. 食物繊維を取ることで便のカサが増える。
  3. ヨーグルトや乳製品を取ることで乳酸菌やビフィズス菌が増えて腸内細菌のバランスが整う。
  4. 規則正しい就寝時間心がける。そうすると腸は寝ている間にも動き、排便の準備をしてくれる。睡眠不足にならない様に注意。早寝早起きが出来たら朝食を食べた後トイレに行く習慣をつける。
  5. ストレスをため込まない。ストレスで自律神経のバランスを崩れると、腸の働きが弱ってしまう。
  6. お腹を動かす運動をする。お腹周りを刺激するストレッチや、腰をひねったりする事で、腸への刺激になる(しかもウエストダウンにもなる)

便秘は肥満の素!

朝のお通じを良くすることと食物繊維を摂ることが大切なポイントです。

食物繊維の摂取目標量

食物繊維は年代・性別によって摂取量が変わります。そして、食物繊維を毎日の食事からきちんと摂るのは意外と難しいです。摂取目標量を意識してみましょう。

ちなみに僕たちに必要な食物繊維の摂取量はいったいどのくらいでしょうか?日本人の食物繊維の目標量は、18~69歳で1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。

腸内フローラを整えてダイエットをサポート

腸内フローラを整えることが実はダイエットに大切なんです。この腸内フローラというのは腸内細菌がお花畑に見えるところから名前がついていて、その代表的な腸内細菌は作用によって3種類に分類されます。

善玉菌

消化吸収の補助や免疫刺激など、健康維持や老化防止などへ影響がある代表的な菌はビフィズス菌。乳酸菌。乳酸菌の作用はビタミンの合成、消化吸収の補助、感染防御、免疫刺激やからだへの悪影響の防止、あとは健康維持などに関係します。

悪玉菌

反対に悪玉菌はからだに悪い影響を及ぼすとされ代表的な菌には黄色ブドウ球菌、ウェルシュ菌、大腸菌、これが腸内腐敗、細菌毒素の産生、発ガン物質の産生、ガス発生などのからだへの悪い影響を与えて結果的に病気の引き金となってきます。

日和見菌

代表的な菌にはバクテロイデス、大腸菌(無毒株)、連鎖球菌などがいます。からだへの影響としては自分の身体が健康なときはおとなしくしていて善玉菌を助けたりしますが、からだ弱ったりすると、今度は悪玉菌に加勢するようになるので腸内で悪さすることもあって注意が必要な菌です。

食物繊維はこれらの腸内細菌の食事となる

腸内フローラを整えるためには腸内細菌に良質な食事をあげないといけません。食物繊維がその細菌たちの食事となっていて、バランスのいい食物繊維を摂っていると腸内環境が改善されていってそれが免疫アップにつながっていきます。

そうすると冬場でも風邪をひきにくく、しかも冬場は代謝があがっているのでダイエット効果が高いんです。しかも寒さに負けたりして体調を崩さずに、食事制限が出来て強い身体を維持できるようになります。

この下に食物繊維が多い食品をまとました、参考にしてくださいね。

  • 雑穀類、玄米、胚芽米、麦めし、とうもろこし
  • 豆類、煮豆(大豆、うずら豆、あずき)、納豆おから
  • 芋類、芋、さつまいも、里いもこんにゃく
  • 野菜、ごぼう、ふき、セロリ、アスパラガス
  • 青菜類、キャベツ、白菜
  • 果物 柑橘類(みかん、グレープフルーツなど)、バナナ、うり類
  • きのこ類、しいたけ、しめじ、えのき
  • 海藻類、わかめ、寒天、ところ天

この中でも特に優秀なのが雑穀類、豆類、海藻類などでしょう。葉物野菜とか果物は意外と食物繊維が少ないです、ちなみにレタスとかには食物繊維がほとんど含まれていないので1日にレタス8玉以上食べないと1日の目標量に届きません。

まとめ

  • 冬場に代謝が高くなる、この時期にダイエットを始めましょう
  • ダイエットをしていても痩せないのはたんぱく質不足が原因かも?
  • ダイエットに必要なものは運動+たんぱく質、そして食物繊維
  • 便秘はダイエットの敵。快便のための6つのポイント
  • 腸内フローラを整えて強い身体を作る
  • 食物繊維を摂ると冬場でも風邪をひかなくなってダイエット効果が上がる

意外と冬場の方がダイエット効果があるんです、そして食物繊維を摂ることで色々な効果が期待できます。冬場には代謝が上がるのでダイエットに挑戦していきましょう!

年末年始は飲み会が多くてもお酒はほどほどに、冬場にはゆったりとリラックスをして、食べ物も食物繊維が多い物を食べるように意識をしてストレスフリーなダイエットしていきましょうね。特に冬に太ったり風邪をひきやすい人には、食物繊維を摂ったり体質改善がまずは重要です。

冬にぴったりの食物繊維がたっぷり摂れるホットココアの記事はこちらです。

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管理栄養士で主に食物繊維に関して記事を作成していきます。動画では結構栄養に関して色々動画作って解説していきます。 僕は老人ホームや保育園給食などで勤務してました、料理もできます。商社に勤務もやっていたので、食品の調理から開発、品質管理、流通、販売まで幅広く網羅しています。 動画やブログでは知らない人に向けて簡単な内容で書くように心がけていますので、より詳しく知りたいと思った方にはメルマガにて配信しています。