中学1年生になる前、お兄ちゃんが柔道をしていたので僕も中学生になったら、柔道部に入ろうと思っていました。小学4年生くらいからずっとやっていたので、ある程度上達していたし、入りたかったのです。
僕の地元は少子化が深刻で部員がいなくなっていたため僕の入学と同時に廃部になっていました。そういう理由で小学校高学年からサッカークラブに入っていたのと、友だちも行くからっていう消極的な理由でサッカー部に入りました。(別にモテたかったわけではないです笑)
中学になると一緒にいたずらしていた人はかなり真面目になっていていたり、悪さしていた人は本当に悪になるしで、僕の交友関係はサッカー部ほぼ一色になりました。あのしょうもない少年はサッカーボール大好き青年に変ぼうをとげたのです。(まあ、なんということでしょう。)
友人と偶然再会
大人になってから、このころよく遊んでいた友だちに会いました。(Gくん)見た目は同じなのですが、人生があんまりにも過酷でおどろきました。僕も一時期本当に毎日毎日仕事でしたが、Gくんは休みはあるけど立ち仕事で、単純作業をずっとやっているためなのかいつも疲れている様子でした。
あんなに一緒に悪さしてきたのに、Gくんがもう刃向かうとかそういう牙がまったくなくなっている姿に正直ちょっと動揺しました、色々アドバイスをしてあげたい気持ちもありました、でも僕には「そんな仕事すぐやめた方がいい」と言っても恐らく彼に辞める勇気があるとは思えなかった。
なぜなら過去の僕もそうだったから、もうたぶん一生その仕事をするのかもしれないなと思いました。それから何回かGくんと会って話しをしたのですが、Gくんはお金がないし、いつも疲れている(行動できない)、その姿から明るい未来がイメージ出来なくて、それからは連絡を取らなくなった。
他の友だちも酷かった、(仮にSくんとします。)この人は中学校からはぐれていって、中学のころからずっと不良グループの中でも中途半端なところにいた人なんですが、この人は偶然実家の駅前で見かけました。Sくんとは幼馴染だったんですが、出会った時から嘘ばっかりついている人でした笑
Sくん昔からめちゃくちゃ目が悪かったのですが、たぶんお金がないせいなのか、眼鏡していなくて、髪はぼさぼさ、汚い恰好をしていて、正直臭そうだし、話しかけたくなくて、僕は何も言わず通り過ぎました。
僕もこうなっていたのかもしれないと思うと今も怖いです。嘘をつくことは一番いけないことだと思うので、そういう結末には驚きません。ただGくんのように会社に従い続け、疑わないことも怖いなと思っています。
運動会
小学生の時から全教科の教科書をすべて持っていましたが、中学校になるとランドセルからショルダーバッグに変わります。僕は相変わらずバックもパンパンに詰めて登下校をしてました。そのおかげなのか、足は中学2年生にもなれば速かったです。(笑)
サッカーやってましたから、毎日走って練習していて、スポーツ大好きでしたから、毎年運動会で応援団をやって、リレーはアンカーを走ってました。
毎年運動会は一番緊張しているシーズンでした。というか、僕は勉強全くしていないので、ここでしか活躍する機会がないというか、もうこれにだけ賭けてるみたいな、そんな悲しい学生でした。(笑うところですよ)
運動会はリレーはアンカーで陸上部よりも早いので、当然一番になれるし、勝つのが逆に当たり前だったので、棒倒しはボール持てばゴールに必ず持っていく。
そういう自信がありました。
棒倒しのルールは学校ごとに違うと思うので、ここで軽く説明します。
- 棒の上にボールがついてる3mくらい?
- 棒を倒す人、守る人、ゴールに決める人がいる
- 棒の頂上にあるボールをもぎ取って相手のゴールのラインを越えたら勝ち
こんな単純なルールです。
予行練習で何度やっても
僕がボールを持つ=勝ち 決定
こんな反則っぽい感じだったわけです。僕は当日も涼しい顔していました。
まさかの結果になるまでは!
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