副業で個人事業主になる!開業するタイミングとメリット+必要なこと

副業を始めた人、もしくはこれから始めようとしている人にとって、次に目指すところは独立する事!かな?もちろん今すぐにではなくても、将来的に目指すことは目標にもなり、モチベーションUPにつながります。

やっぱり、自分のやった分だけ給料を貰うことが出来るようになったら毎日が楽しくてしょうがないですよね。そして個人事業主として開業すればメリットもあり良い事だらけ!だったら開業するしかないですよね。でも【開業=本業を辞める】ではないんです。副業のままで開業することが出来るんです。

でも解らないのが開業の仕方。事務手続きが色々ありそうだし、どの位の利益が出るようになったら開業した方いいの?って方が結構多くいるのではないでしょうか。なので、副業で開業するタイミングやメリットあと開業するために必要なことを用語の解説と共に簡単に、分かりやすく説明していきます。

副業とは

一般的には「本業以外で収入を得ている仕事」のことを言います。が明確な定義は無いようです。僕は「副業=自分のスキルアップや自分の可能性を再発見する仕事」ととらえて始めることをお勧めしています。

個人事業主とは

その名の通り「個人」で「事業」を行っている「人(主)」のことを言います。そして「事業」とは、反復・継続・独立している仕事のことを指します。反復は繰り返し、継続はずっと、独立は組織に属さない、ことを言います。なので「その仕事を組織に属さずに繰り返しずっと行う」ことが出来ている人はもう、個人事業主ですね。

開業とは

税務署に開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)を記載し提出して個人事業主として登録されることを言います。そして個人事業主になると毎年の確定申告が必要になります。不要なケースもありますが個人事業主になったら確定申告はしといて損はありません。申告しましょう。

開業するタイミング

【事業を始めてから1カ月以内】とありますが、副業を始めてから1カ月以内ではありません。開業届けを提出するまでの期間のことです。1月1日を開業日にするためには、1月31日までに開業届けを提出しなければ「1月1日開業」にはならないと言うことです。なのであまり気にする事ではありません。

どちらかと言うと基準を置いた方がいいのは収入金額の方でしょう。先程、継続と言う言葉がありましたが、継続して収入が得られるようになったら開業のタイミングですね。そして所得額(収入金額-必要経費)が15,000円/月になれば、それは開業のタイミングであると考えましょう。

なぜかと言うと、副業でも年間20万円以上の所得額があると確定申告をしなければなりません。なので見込みがついた時点で決断しましょう。ただし、収益が見込めなくてもメリットがあります。なので一つの区切りとして考えてみてください。

開業のメリット

これはやはり節税効果でしょう。日本は累進課税制度と言う、所得が上がれば上がるほど税金が高くなる制度があります。たくさん稼げば稼ぐほどに税金をたくさん支払わなければなりませんが、合法的に税金の納付額を抑えることを節税と言います。

副業が赤字だった場合:本業が会社員の人は、納税は会社が毎月納付してくれていて、年末調整で多く収めた分が戻ってきます。そして個人事業主として確定申告の際に利益が出ていなかった場合(赤字の場合)は、個人の所得額が減るので、さらに税金が還付される(戻ってくる)こともあります。

副業が黒字だった場合:年間65万円までの所得額では、特別控除が受けることが出来ます。この利益65万円は非課税(税金がかからない事)となる制度です。そしてこの控除を受けるために必要なのが青色申告です。ただ、この青色申告がデメリットとして挙げられることが多々あります。

それは、複式簿記による記帳が条件となっているからなのですが、これが案外難しくないのです。ちょっと調べるだけで結構理解できるし、会計ソフトなんかもたくさん出ていますので、大きな問題ではありません。

そして、経費計算が出来る事もメリットですね。今の会計ソフトの代金や電気代、家賃など仕事をする上で必要な物を経費として計上できるので、所得金額のコントロールが出来ます。これも個人事業主としての魅力ですね。「領収書下さい。〇〇〇〇(会社名)で」なんて言っているとカッコいいって思っちゃいます。

開業するために必要なこと

開業届を提出する対象となっているのが「事業所得や、不動産所得・山林所得を生ずべき事業の開始などをした方」となっています。なので所得が事業所得として分類されるかがポイントとなります。所得額が低いと雑所得として扱われてしまい開業出来ません。営利性や継続性があれば事業所得として扱ってもらえますが、判断が難しい所でもあります。そんな時は事前に最寄りの税務署へ相談してみましょう。

開業届を提出する時には「青色申告の承認申請書」も一緒に提出しましょう。これがないと青色申告が出来なくなってしまい、最大のメリットを活かすことが出来なくなってしまうので気を付けましょう。

国税庁ホームページです。参考にしてみて下さい。

開業届を提出したら、次に銀行口座も作っておいた方が便利でしょう。確定申告の際に事業に関係ある物だけにしておけば集計がしやすくなります。クレジットカードも専用に作成しておけば経費計算は更に計算しやすくなりますね。また、開業届に屋号を記載していれば口座名義に屋号を入れることができます。

まとめ

 

毎月、安定した収入が得られるようになったら、個人事業主として開業を是非検討してください。そして節税のメリットを最大限活用してください。目安になるよう表にしてみたので是非検討材料にしてください。

 月収 
1万円未満まだ早いかも。
~2万円年間20万円を見込めるようなら、個人事業主を検討してみて下さい。
~5万円毎月安定し、継続して増収の傾向であれば、前向きに開業を検討してみて下さい。
~10万円個人事業主として経費をうまく使い、65万円の控除を最大限活用しましょう。
~100万円法人として会社設立を検討してみてはいかがでしょう。

最後に

何かを始める時はしっかりとした準備が必要です。心構えや、個人事業主として開業するための知識、そしてその為にはきっちりとした事業計画も必要です。【いつまでにどの位収益を上げられるようにするのか、そのためには何をするのか!】

段取り8分(はちぶ)、仕事2分(にぶ)

この言葉は何をするにも僕の基本になっている言葉です。100%の仕事をこなすためには、準備に80%の労力を費やします。あとは20%の労力でその仕事は完結します。もちろん個人事業主となれば100%のゴールは無いのかもしれません。まずは「開業3年後には月収10万円以上」を目標に事業計画を立て、準備をしていきましょう。そして個人事業主ライフを満喫しましょう。

 


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