努力しているのに痩せない…。そんなに食べていないのに痩せない…。痩せない…どうして?
こんな呪文を↑言った事ありませんか?ちなみに僕はあります!過去に数回どころか、もう数えきれないほど呪文を唱えました。自分の身体…というか、減らない体重が憎くて仕方がなかったんです。
僕は学生の頃、真剣に”カロリー制限”をしていました。でも、自分的には必死にダイエットをしているはずなのに…なかなか、それが体重に反映されなくて辛い時期があったんです。 ”本当に必死でやった?”と思いますよね。もちろん!やりましたとも!
例え…すぐ隣で友人が僕の大好きな甘い物(キットカットの大袋)を食べていても!
カリッボリボリ…キットカットの甘いチョコレートの香りと、美味しそうな音に誘惑されても!
何回か僕に見せつけながら”食べる?(笑)”という友人からの意地悪な誘惑も!!
なんとか気合で我慢しました。そんな感じで、食事や間食については気をつけていたんです。あと、運動。運動はバスを使わず歩いたり階段を使ったりして、なるべく身体を動すようにしていました。陸上部に入部して、毎日ではないですが積極的にやるようにもしていたんです。
最初にカロリー制限を始めた時は、良いペースで体重が減っていました。”目標体重、思ったよりも短期間で達成するかも?”と期待していたんですが…。突然、減らなくなりました。体重がほぼ維持状態で”前日と同じ体重”という日も。
”このままじゃダメだ!”と思って運動を少し増やしてみても、体重はほとんど変わらず。もう悩みに悩んで自分自身にイライラして、ストレスが溜まっていって頂点に!とうとう爆発して、やけ食いをしてしまい…体重があっという間に戻ってしまったんです。
ほんの一瞬って感じで…。それで僕はやる気を無くし”カロリー制限”のダイエットは失敗という形で終わりました。今思うと、まだまだ改善の余地があるかな?とは思いますが、当初の僕はそんな余裕がありませんでした。
今も”カロリー制限”などの”食事制限”のダイエットは人気ですよね。年齢性別問わず、多くの人が食事制限をやっていると思います。でも、その中でダイエット法が合わないのか…”なぜか痩せない・痩せなくなった”という人もいます。
それはなぜか、痩せない理由を調べてみました。呪文を唱えている方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみて下さい。きっと解決策が見つかるはず!どんなに呪文を唱えても、体重は減ってはくれません。
過去の僕のように失敗して諦める…なんて事にならないように、しっかり知識をつけて一緒にダイエットを頑張りましょう!折角の努力が無駄になってしまうほど、悲しい事はありませんからね…。
低カロリーって何?
まずはカロリーから説明しますね。カロリーは”エネルギーの呼び方”の事。カロリーが多いと、なかなか消費ができないので、残ったエネルギーが脂肪になるんです。低カロリーはエネルギーが少ないため、ある程度の運動をすれば消費できます。
そもそも”低カロリーって良い事なのかな?”と僕は疑問に思ったので、調べてみました。調べた結果は!というと”人による”。答えになっていませんかね…。糖尿病や肥満などの生活習慣病の人にとって、低カロリーは”良い事”。健康のために、心がけたいですよね。
でも妊婦さんや育ち盛りの子供にとっては、良い事とは言い切れません。なぜかというと、成長や発育にはエネルギーが必要だから。毎日低カロリーな食事では、子供が発達障害になる可能性が高まるので”良い事とは言えない”んです。
このように食事をする人の年齢や体調次第で、低カロリーが良い事かどうかは変わります。なので”人による”という結論になったんです。
皆さんに、”ヘルシー”についての記事を紹介いたします。この記事では”カロリーやヘルシーという言葉の意味、そしてヘルシーなダイエット法は何か?”という事について書いています。
”糖質を摂り過ぎな人”などのタイプ別におススメなダイエット法をおススメをしています。記事の最後に、ダイエットに役立つヘルシーなレシピも紹介しています!どんなダイエット法があるのか…知りたい人はぜひ、読んでみて下さいね。
低脂肪って何?
まずは脂肪から説明しますね。脂肪は脂質で、油分の事。三大栄養素の1つで、残りの2つは炭水化物とタンパク質。脂質には動物性に多い飽和脂肪酸(ラードなど)や、植物性に多い不飽和脂肪酸(DHAなど)種類があります。
この2つは、どちらが健康に”良い・悪い”色々な説があるんですが…。色々調べてみた僕、個人の意見では”偏らず・摂り過ぎず・バランスよく食べるのが1番健康”だと思っています(笑)
どちらにしても、ずっと研究をされているので”新たな発見”があったりして、その都度…良い・悪いの考え方が変わったりするんです。だから”どちらか”を決めるのは難しいですね。
低脂肪は、この脂質を抑えた物。油分を抑えると脂質だけではなく、カロリーも減らす事ができるんです。 炭水化物とタンパク質は1グラムで4キロカロリー。脂質は1グラムあたり9キロカロリーあるんです。だから、低脂肪な食事は低カロリーな食事でもあります。
悪くはない!身体の健康を守る脂肪の役割とは
脂肪は、身体に絶対必要なモノ!ダイエット関連の記事を見ると、かなり悪者みたいに書かれていますが…そうではないんです。付き過ぎはよくないですが、必要な分は身体に蓄えられていないと困った事になります。
- ビタミン類の吸収・消化を助ける
- 体温を保つ
- 衝撃から守ってくれる
- ホルモンを作る・分泌 など
色々な役割がありますが、僕達が毎日快適に過ごせるのは脂肪のおかげ。ビタミン吸収もそうですが、平熱を保つためにも脂肪は活躍してくれているんです。”基礎体温が下がると免疫力が落ちる”って知っていますか?低体温の人は風邪を引きやすいのは、そのため。
1度体温が違うだけで、免疫力が30%も違うそう。肥満になるほどの脂肪は付き過ぎですが、ある程度の脂肪は必要。近年は、低体温の人が増えているから”がん”になる人も増えているらしいんです。
今はコロナも怖いですよね。なるべく外出避けたり、暑い中マスクを付けたりして対策していると思います。でも最後に1番頑張ってくれるのは、自分の免疫力。病気を防ぐためにも、大切な免疫力が下がらないようにしたいですよね!
もう一つ見過ごせないのは衝撃。普通に座ったり、何かにぶつかっても…そのくらいで済んでいるのは脂肪のおかげ。”骨が当たって痛い!”なんて事ありませんか?脂肪がなければ、ゆっくり座ったり寝たりもできないんです。
それに脂肪は、ホルモンを作ったり分泌するためにも必要。だから、女性は痩せすぎると月経が止まってしまうんです。まさに、人は脂肪に守られて生きているようなものなんですね。
痩せない3つの理由は〇〇だから!
1. 省エネ状態だから
身体が低カロリー・低脂肪でも生きていけるように、消費を抑えている状態。
皆さんは”低カロリーや低脂肪にすれば痩せる”と思ったはず。それは間違いではありません。例えば1日2500カロリー食べていた、とします。それを1500カロリーに落とせば、ー1000カロリーなので痩せます。このまま、それが続けばいいのですが…そうはいかないんです。
身体は”1500カロリーしか入ってこない!1500カロリーでやりくりしよう!”と節約を始めるんです。これが省エネ状態。”1500ー1500=0”というわけで、”マイナスにならない”ので痩せないんです。もしかしたら…身体は自分自身以上に”やりくり上手”なのかもしれません(汗)
”飢餓状態”や”停滞期”という言葉を知っていますか?省エネ状態と同じこと。つまり、消費しないで維持しようとしている身体の状態。この事について、詳しく書いた記事がありますので紹介いたします。
ダイエットをしていると、どうしてもこの壁にぶち当たるんですよね。ここで僕のように失敗するか…乗り越えて成功するか…に分かれます。皆さんはどちらがいいですか?もちろん成功したいですよね!それなら乗り切れる方法を知るしかありません!
絶対にダイエット失敗したくない人は、ぜひご覧ください。
2. 糖質を自分が思っている以上に摂っているから
甘い物を食べ過ぎている、という可能性はあります。”低カロリーだから”と安心して沢山食べると、糖質の摂取量が増えてしまうんです。例えばヨーグルト。普通のヨーグルトと低脂肪ヨーグルトがありますよね。糖質を比べてみると↓
左はビヒダスで炭水化物5.5グラム。右は脂肪ゼロのビヒダスで炭水化物は6.5グラム。カロリーほどの差はありませんが、それでも糖質は高くなっています。他のヨーグルトや商品では、もっと差が大きいかもしれません。油断はできませんよ?
”低脂肪・低カロリー”という事だけを見ているのは危険。糖質の量にも注意しなければいけないんです。低脂肪の物は、味を良くするために甘味料が入れられている事が多い。という事は、低脂肪を多く選んで食べていると、知らない間に糖質摂取量が上がってしまうかも…という事。
糖質も必要な栄養素なので摂ってもいいんですが、必要以上に摂っているのかもしれません。”カロリー・脂肪・糖質”貴方はどれを控えて、どれを食べますか?
3. 量を食べ過ぎているから
低脂肪や低カロリーの食べ物って”サッパリ・あっさり”していると思いませんか?僕は、どんなに低カロリーの食事が美味しくても、なんか物足りなく感じてしまうんです。結局、口寂しくなって量を食べてしまいます。低カロリーにした意味がないですけどね…。
”低カロリーだから、これくらい食べても大丈夫”とか、僕のように”物足りない!もう少し食べたい!”と思って食べてしまった結果、総カロリーが多くなり太ってしまう…。”ダイエット中なんだから我慢しないと”とは思いますが、食欲にはなかなか勝てません…。
こってりしたものなら満足しやすいですが、そういったモノは高カロリーで高脂肪。低カロリー・低脂肪でダイエットをしているなら、そういったモノは…なるべく避けないといけません。このダイエット法は、我慢しなければいけない事が多いんです。
痩せないのなら○○しよう!
1. 筋トレして、筋肉を付けて痩せやすい身体にしよう
僕の1番のおススメは筋肉を付ける事。筋肉って、皆さんの中では”ゴツい”とか”ムキっとして太い”というイメージが多いかもしれません。でもそれは、ボディフィルダーやスポーツ選手並みに頑張らないと、あのレベルまではいきません。
美節女子という言葉を聞いた事はありますか?程よい脂肪と筋肉が付いた、綺麗なボディラインの女性の事。適度な筋肉は、基礎代謝をアップしてくれるので、脂肪を燃やしてくれます。しかも、身体を引き締めてメリハリを作ってくれるんです。↓
いかがですか?”ムキムキして太い”と感じますか?さりげなくスッと入っている筋肉の筋がカッコイイ。男の僕も憧れます!適度な筋肉。羨ましい…。このような身体を手に入れるためには、筋トレを頑張る必要があります。
筋トレは、簡単なものからハードなものまで様々。最初は”負荷が弱い筋トレ”か”ハードだけど回数を減らした筋トレ”にするなどの調節をしてみて下さい。負荷が強い方が筋肉が付きますが、キツ過ぎると続かなくなるかもしれません。欲張らずに”無理のないペース”で始めましょう。
1番引き締めたい場所はどこですか?僕はお腹と太ももでした。1番、見られやすい場所ですよね…。実は、僕の妻も美節女子に憧れて、数か月前から筋トレを始めていたんです。毎日努力した結果…なんと!うっすらと腹筋が割れていたんです!
ジムには行っていません。自宅で時間がある時に、YouTube見ながら地道に筋トレしていました。いや~努力は自分を裏切らないんですね~。羨ましい…。
そんな妻に、実際やって”コレ効いてるな~”って思った筋トレを教えてもらい、この記事で紹介させていただきました。筋肉を付けるためのレシピも載せていますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
2. 違うダイエットに変えてみよう
ここは思い切ってダイエット方法を変えてみてはいかがでしょうか?ダイエットって検索しただけで、沢山ヒットしますよ。”こんなダイエットなんてあるの!?”と思うものも。僕が1番衝撃だったのは”マクドナルドダイエット”。途中で、ハンバーガーに飽きそうですね(笑)
今やっているダイエットは、本当に貴方の身体に合っているのでしょうか?人によって体質や生活習慣は違います。糖質で太る人もいれば、脂質で太る人もいるんです。脂肪ではなく、むくみだった…という可能性もあります。
まずは自分の太る原因を考えて、それを改善するダイエット法を選べばいいんです。でも、他のダイエットに変えてしまうと太る…という人もいます。例えば”カロリー制限”をしている人が、特にカロリーの制限がない”糖質制限”のダイエットに変えたとします。
体質や食事内容によるので”全員”というわけではありませんが、恐らく太る人はいます。でも、安心して下さい!ずっと、そのまま太り続けるわけではありません。
1500カロリーだったのを2000にしたら、しばらくは身体が溜め込もうとするので太ります。でも、しばらくすると身体が”毎日2000カロリー入るんだ”と覚えると、2000カロリーでやりくりが始まるので、体重増加が止まるんです。
体重が太るのは…イヤなのはよくわかります!でも、このまま痩せないダイエットを続けてもいいんですか?それとも…今よりもっと摂取カロリーを減らしますか?最初は減っても…しばらくして、また省エネ状態で減らなくなります。何より栄養不足で体調を崩すかもしれません。
無理なダイエットをして体調が崩したら、貴方も周りの人も辛いはず…。それなら”健康で無理なく続けられるダイエット”を探してみてはいかがでしょうか。
…一時的に増える体重増加には見ないフリをして、新しく始めるダイエットの事を考えましょう。そして新しいダイエットを長く続けて、今の自分よりも健康で綺麗に痩せられれば結果オーライ!
”今だけ”を見ないで、”ずっと続けた未来の自分”を見るようにして下さいね。未来の貴方は健康ですか?それとも…。
“他に、どんなダイエット法があるのか知りたい!”という人は、ぜひ上記で紹介した”ヘルシーについて”の記事を参考にしてみて下さい。”糖質を食べ過ぎな人には~”などタイプ別に効果的なダイエット法を載せています。→こちらの記事です。
まとめ
- カロリーはエネルギーの呼び方
- 脂肪には色んな役割があり健康を支えている
- 痩せない理由は3つある(省エネ状態・糖質の摂り過ぎ・食べ過ぎ)
- 筋肉を付けたりダイエット法を変えたりしよう
どのダイエットでも”健康で続けられる事が前提”。体調を崩して具合が悪い中、ダイエットをしても…きっと辛いだけですよね。低カロリー・低脂肪の食事は、栄養不足になる可能性があるんです。”痩せにくくなったから”といって、更にカロリーを減らすのはよくありません。
減らなくて困った時は、上記で紹介した筋肉を付ける運動や、違うダイエット法を試してみて下さい。もしかしたら、今のダイエットよりも成功するかもしれません!ぜひ”健康のままできるダイエット”を心がけて下さいね。