食物繊維が効果的な中性脂肪は悪じゃない!むしろ必要な理由とは?

僕は声を大にして言いたいです。”中性脂肪は悪くない!身体にあっていいんだ!”突然なんだ?と思う方もいると思います。僕の母が「中性脂肪が多いって検査結果がでた…もっと食事気をつけて、動かないとなぁ」と嘆いていました。

中性脂肪はテレビやサプリなど、様々なところで見かける名前です。しかも、どれも共通なのは”減らす”こと。どこを見ても悪者扱いされています。それなら、中性脂肪なんていらないのかな?と疑問に思いました。

調べるとやっぱり…ネットのほとんどが減らすことばかり。”脂肪・高カロリー・病気・悪玉コレステロール”もう、悪い!敵だ!と言われっぱなしでした。確かに多いことで、病気になり体調が悪くなってしまうようなんです。

ですが本当に悪で必要ないなら、身体の機能の1つとして備わっている筈はありません。そう!存在するだけの役割があるのです!僕が中性脂肪の代わりに声をあげることにしました!中性脂肪は悪くないんです。

大切な機能の1つなんです!それを証明していきたいと思います。これを読み終われば、皆様の中性脂肪の印象が変わること間違いなしです!ぜひ、最後まで僕についてきてください!

中性脂肪とは

中性脂肪は肝臓で作られて、蓄えられた脂肪です。ブドウ糖がなくなったときに、その補助をしてくれるんです。脂肪と聞くと良いイメージはないかもしれません。しかし、その脂肪があるから体力が続いたり、気温による体温の低下を抑えてくれたりするのです。

蓄えられた脂肪がどこへいくかというと、皮の下と臓器です。つまり”皮下脂肪”と”内臓脂肪”です。この単語だけ聞くと、サプリメントやCMを見ているせいか悪者に見えてきます。しかしこの脂肪があるから、ぶつかったり転んだりしても衝撃から守ってもらるんです。

そして寒いところでも、なんとか生きていけるんです。この2つは適度についていれば、まさに健康そのもので、スタイルも良くなるはずなんです!多すぎるのは問題ですが、少ないのもまた問題なんです。それはなぜか、という理由を次に説明していきます。

中性脂肪の量によって起こる身体の不調

低い 40mg/dl未満

  • 眩暈
  • 低体温
  • バセドウ病

眩暈

中性脂肪が低いと体力がないため、目眩やふらつきがあります。深刻な状態だと、失神する可能性もあるんです。眩暈だって、ひどい眩暈は本当にしんどいんです。僕は眩暈持ちなので、その辛さがとてもよくわかります。

低体温

脂肪という名の上着やマフラーを想像してください。寒い時は着こみますよね、それがなければ体温が下がってしまします。そのため、低体温になる可能性があります。低体温の何がいけないの?と思う方もいると思います。

確かに体温を測らないとわからないですし、人によっては別に困らない…という方もいると思います。そんな方のために簡単に説明いたします。低体温だと…

1.免疫力が下がる

2.基礎代謝が下がる

3.血流が悪くなる

4.生理不順

などがあげられます。冷え性や身体の怠さなどの自覚症状が起こりやすくなります。目には見えませんが、身体には確実に影響が出ているのです!ちなみに低体温は36℃未満といわれています。

バセドウ病

心拍数の増加や不整脈、手の震えや不眠症や眼球が飛び出るなどの症状があります。ヨードのとり過ぎでなるんじゃないの?と思うかもしれません。バセドウ病になるとコレステロールや中性脂肪など、身体に必要な栄養を溜め込みにくくなってしまうのです。

そのため体重が減少します。低中性脂肪だからなる、というより”低中性脂肪だから”バセドウ病の可能性があると考えてください。

高い 140mg/dl以上

  • 脳卒中(脳梗塞・脳出血)
  • 狭心症
  • 脂肪肝

脳卒中

脳卒中は”脳の血管が詰まって”血液や栄養が行かなくなったために、脳神経細胞が死滅してしまった病の総称なんです。つまり、脳の病気の名前をまとめた病名なんです。病状に分けて脳梗塞、くも膜下出血などの名前がついているんです。

脳梗塞は、脳の細い血管にコレステロールが詰まる状態です。名前の通り、血管が塞がるということなんです。脳出血も名前の通りですね。血管が裂けて出血し、血液が脳内に流れてしまう状態です。

狭心症

胸が締め付けられるような痛みや動悸などの症状が起こります。心臓の筋肉である”心筋”、栄養や酸素を送っている”冠動脈”にコレステロールが溜まり狭くなることが原因なんです。

脂肪肝

肝臓の中の脂肪分が30%以上の状態のことです。放っておくと、肝臓がんや肝硬変になる可能性があるんです。自覚症状はないので、とてもやっかいなんです。サイレントキラーという言葉を聞いたことありませんか?まさに静かに忍び寄ってくる病気なんです。

血管

中性脂肪が高い症状には、特に血管に関係があるように見えますね。それはなぜかというと、数が多い悪玉コレステロールは血管内壁に入り込み、塊になって血管を詰まらせるからなんです。

どこでも入れるのではなく、傷ついた内壁の隙間から入り込むんです。そんな簡単に血管は傷ついたりしてないよ!と思っていませんか?高血糖や喫煙など、様々な事が原因で血管は傷つくんです。それでは、深く関わりのある2つのコレステロールについて紹介いたします。

悪玉コレステロール(LDL)

肝臓からコレステロールを受け取り、体中の細胞や臓器に送り届ける配達屋さん。しかし「これ以上受け取れません」と言われたら、血液中にポイっと捨ていきます。配達屋さんであり、ポイ捨て常習犯です(笑)

善玉コレステロール(HDL)

溢れたコレステロールを回収して肝臓に戻す、お掃除屋さん。このお掃除屋さんの数が少なかったり、悪玉コレステロールが多いともう大変!ゴミ散乱ならぬ、コレステロール散乱です。血液中にコレステロールが溢れてしまいます。

こんな画や説明しておいて言うのか!と思うかもしれませんが…。悪玉コレステロールは敵でも悪でもありません!だって悪玉コレステロールがなかったら、誰がコレステロールを届けてくれるんですか!?

必要量はないと健康を害する、と上記でも書きました。必要以上に多いのが良くないのであって、とても大切な役割を持っているんです。どうか、その事は頭の隅の方に置いてくださいね。

皮下脂肪と内臓脂肪の違い

皮下脂肪

皮下脂肪は名前の通り皮の下につく脂肪です。下半身につきやすく、お腹やお尻や太ももにつきます。そのため”洋ナシ型”と呼ばれています。ぷにっと摘まんでいただければわかると思います(笑)上記にも書いた通り、服やクッションのような身体を守る役目があります。

皮下脂肪は女性につきやすいと言われています。ボディーラインに出るので、女性は特に気になりますよね。僕もお尻や太ももで深刻な悩みがあるんです。

ズボンを試着するときウエストは入るのに、太ももやお尻のせいで入らないときがあるんです…。もうそのサイズしか在庫がなく、泣く泣く諦める…ということがありました。

皮下脂肪は内臓脂肪に比べて、落ちにくいんです。簡単に摘まめるし、落とせそうですよね。なぜかというと、内臓脂肪の方が先に燃焼されるためです。しかし落ちにくいのであって、落とせないわけではありません。悩んでいる方は安心してください!

内臓脂肪

内臓脂肪は、臓器の周りや腸の周りにつきます。皮下脂肪と違って、見た目にはあまり表れません。上半身のお腹の辺りにつきやすく、”リンゴ型”と呼ばれているんです。こちらは男性につきやすいと言われています。

内臓脂肪は皮下脂肪と違い、とても危険な要素を持っているんです。それは内臓脂肪が増え過ぎると、悪玉物質を作り出してしまうんです。しかも悪玉物質が増えたことが原因で、インスリンが上手く機能しなくなるんです。

インスリンは糖を代謝して、血糖を下げる働きをします。上手く糖が代謝されず血糖が高くなり、糖尿病や高血圧を引き起こす可能性も…!適度に備蓄されてるくらいが、丁度いいんですね。

中性脂肪を減らす方法

運動編

初めから言っちゃいます!僕のおススメは、有酸素と無酸素の両方です!脂肪燃焼に有酸素運動は効果的、とよく見かけると思います。しかし、無酸素運動で筋肉をつけた方が代謝がアップするんです。

寝ている間も筋肉は休まずに、脂肪を燃焼してくれるんです。大げさかもしれませんが、24時間ずっと脂肪燃焼してもらえた方が嬉しくないですか?そのため、僕は両方を皆様におススメいたします。

両方の運動を取り入れた、サーキットトレーニングはいかがでしょうか?有酸素と無酸素を交互に行うトレーニングです。自宅で簡単にできます。初心者でもできる、簡単な動画を紹介いたします。無理のない範囲で、ぜひチャレンジしてみて下さい。

引用 自宅で10分!サーキットトレーニングで脂肪燃焼ダイエット【東洋羽毛_美活お役立ち動画】

食べ物編

食べ物は高カロリーの物を避けて、和食中心にするのがベストです。なぜかというと、和食は欧米食に比べてカロリーや脂質が少ないからなんです。また和食に使われるお酢や魚は、中性脂肪に効果的なんです。

それだけではありません。もっと大きな理由、それは食物繊維が多いからなんです。しかし食物繊維なら何でも良い、という訳ではありません。食物繊維には種類があるんです。それでは、詳しく説明していきます。

水溶性食物繊維

食前に水溶性食物繊維を摂る必要があります。水溶性食物繊維は水に溶けやすいです。胃の中で塊を大きく覆うことで、糖質や脂質の吸収を抑えるバリアの働きをしてくれるんです。しかも、コレステロールに吸着して排出もしてくれるんです。

まさか、中性脂肪を抑えるためにあるの?とまで思ってしまうほど、有効な栄養素なんです。この水溶性食物繊維は、海藻や果物に多く含まれているんです。特に皮や繊維に多く含むので、皮ごと食べると効果大です!

食物繊維の1日の摂取量は成人男性20グラム、成人女性18グラムです。積極的に摂りましょう!なぜ食前なのか、というと塊を覆わないとバリアの効果が発揮されないからなんです。効果を得るために順番には気をつけましょう。

非水溶性食物繊維

もう1つの水に溶けない食物繊維、僕はこの栄養素をおススメしたいです!特に僕のような大食いや早食いの方にです!非水溶性食物繊維は、野菜やおからに多く含まれていて、よく噛まないと飲み込めません。

そのため、必然的に満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防止してくれます。また早食いの方の足止めならぬ、食止め?してくれるんです。普通に食べるより、スピードダウンするんです。おまけに野菜はカロリーが低いため、沢山食べてもカロリーも脂質も低いんです!

栄養面では水溶性食物繊維に勝てませんが、このやり方なら勝てます(笑)野菜やキノコなどの食物繊維でお腹の中のかさましをして、タンパク質と炭水化物を食べるんです。例えば今まで生クリームとアイスだけだったパフェを、コーンフレークでかさ盛しして生クリームとアイスの量を少し減らすイメージです。

僕は、お腹いっぱいにならないとダメなんです。ご飯をヘルシーにしても、結局は間食してしまいます。しかも好きな物が少ししか食べられない事を、ストレスに感じてしまうんです…。ストレスが溜まると、余計に食べたくなりますよね。

意識して減らすのではなく、自然と”もういらない”という状況を作れないかと思いました。その方法が”野菜かさまし”です。野菜苦手な方もいると思います。自分の食べられる野菜でいいので、ぜひチャレンジしてみて下さい!

購入するのも良いですが、自分で好きな野菜を好きな味付けで作ってみてはいかがでしょうか?野菜を使った常備菜について載せています。よろしければ参考にしてみて下さい。

レシピ

中性脂肪対策!さばキャベツの味噌マヨ和え

中性脂肪対策!さばキャベツの味噌マヨ和え by だんどり亭

中性脂肪対策!たっぷり玉葱のお味噌汁

中性脂肪対策!たっぷり玉葱のお味噌汁 by だんどり亭

激ネバ☆とろろ蕎麦

激ネバ☆とろろ蕎麦 by 玉子王子三世

コレステロール対策豆乳でソイミルクティー

コレステロール対策豆乳でソイミルクティー by さとっちにゃん

一物全体!やみつき菊芋サラダ

一物全体!やみつき菊芋サラダ by ありさネーサン

もちもち食物繊維!まるごとレンコン餅

今回もまた自己流レシピにしようかなと思いましたが、予定を変更しました。これは僕が紹介したクックパッドのレシピの1つを、作ってみたんです。皆様に紹介して終わりではなく、僕も実践しているという証拠です(笑)

スーパーで半額になっていた、細切りレンコンを使用しました。ミキサーで細かくして、片栗粉と混ぜて丸くして焼くだけです。なんとリーズナブルなのでしょうか!このレシピが載っているブログはこちらです。おススメですので、ぜひ作ってみて下さいね。


まとめ

  • 中性脂肪はブドウ糖が無くなった時の補助員
  • 体温を上げて、衝撃から身を守ってくれるもの
  • 皮下脂肪と内臓脂肪として蓄えられる
  • 多くても少なくても健康を害してしまう
  • 減らすには食事の見直しと運動

いかがでしょうか。皆様の中で、中性脂肪は”悪だ”というイメージが変わったでしょうか?何度も言いますが、生きていくのに必要な機能なんです。しかし、多すぎた中性脂肪が悪さをするのもまた事実…。

食の欧米化が進み、高脂肪・高糖質な食事が主流になりつつあります。僕も大好きです、ハンバーガーとかポテト…。そういった物も食べても良いんですが、なるべく回数を控える。サラダを添えるなどの工夫をするようにすると、かなり違うと思います。

毎日の食事や運動の積み重ねで、体調が良くも悪くもなります。ストレスにならない程度に、身体に良い食事を心がけましょう。何より自分の身体のために…身体に良い物を食べてあげてくださいね。

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