食物繊維がたっぷりの海藻!含有量は?注目の6つの栄養素も紹介!

海藻を食べていますか?僕は海藻サラダやワカメご飯が好きなので、よく食べているんです。そのおかげか、まぁ髪が黒い(笑)家族に「髪を黒く染めた?」と言われるほどです。海藻はヘルシーで便秘改善の効果があるので、とても人気な食材なんです。

これは僕の先輩の話です。偶然に久しぶりに会ったのですが、肌がすごく綺麗になっていたんです!僕が最後に会った時、先輩は乾燥肌で悩んでいたんです。それがお肌がピッカー!って綺麗で、思わずガン見してしまいました(笑)

サプリを飲んでいる?と聞いてみたんです。そうしたら”ある海藻”を毎日食べるようになったら、肌の調子が凄く良くなったそうです。”ある海藻”とは”アカモク”という海藻です。免疫力が上がるとテレビで見たので、それから食べるようになったそうです。

「美味しいし、風邪も引きにくくなったんだ。だからそのまま続けてたんだけど、いつの間にか肌の調子も良くなった。」だそうです。肌の効果はオマケだったんかいっ!って思わず突っ込んでしまいました(笑)海藻には免疫力アップや、美容効果もあるようです。

海藻には、いったいどんな栄養素があるのでしょうか。ミネラルが多く含まれているんですが、その中でも特に注目されている栄養素6つを紹介いたします。

海藻の種類

海藻って、緑や赤や茶色(褐色)など様々な色があるんです。なぜ、このように色が違うか知ってますか?生息してる深海の深さや浴びる太陽光、つまり光合成によって色が変わるんです。

緑の海藻

浅めの3メートルより上の所は緑が多く、アオサや青のりなどが採れます。お寿司屋さんのアオサのお味噌汁、美味しいですよね!僕は食べ過ぎ防止に、1番最初に食べるようにしています。

褐色の海藻

次に3メートルより深い所では、褐色のもずくや昆布などが採れます。もずくは免疫力を助けたり、二日酔い防止の効果があるのでお酒のおつまみに最適ですね。それにもずく酢など、手軽に購入して食べられるので、愛用している方も多いのではないでしょうか。

赤色の海藻

最後に5メートルより下の深い所では赤い色のテングサや岩ノリが採れます。テングサは寒天の材料になるんです。岩ノリの佃煮は僕の母のご飯のお供です。岩ノリは葉酸や鉄分が多く含まれているので、妊婦さんにおススメの食材です。

海藻も草なので、光合成をします。そして深くなればなるほど、光の色が段々と届きにくくなるんです。届く光を多く吸収するために、自分の色を変えて進化したため、深さによって海藻の色が違うんです。(赤は緑を吸収するので、深い海藻は赤色)


海藻に含まれる6つの栄養素

海藻には鉄やナトリウムなど、沢山の栄養がたっぷり含まれています。その中でも、ぜひ注目したい6つの栄養素を紹介いたします。

ヨウ素

身体の中で甲状腺ホルモンを作ってくれます。甲状腺ホルモンは脳や心臓などの臓器の活性化や、新陳代謝のアップやエネルギーで体温を調節してくれるホルモンなんです。1日あたりの成人の摂取量は150㎍(マイクログラム)です。

過剰摂取は、甲状腺がんなどの病気を引き起こす可能性があります。妊婦さんは胎児に影響が出る可能性があるので、摂り過ぎには注意してくださいね。

カリウム

カリウムは腎臓でのナトリウムの吸収を抑制して排出してくれます。つまり、身体の中の余分な塩分を排出してくれるんです。そのため血圧を下げる効果があるんです。塩分過多の方はなるべく、カリウムを摂取したいですね。

成人の男性が2500ミリグラム、成人女性が2000ミリグラムです。腎臓の動きが悪かったり過剰摂取すると、高カリウム血症になり四肢のしびれ、重篤になると心臓が停止する可能性があるんです。

マグネシウム

骨や歯を作るのに必要なマグネシウム。骨と聞くとカルシウムが浮かぶと思います。しかし、マグネシウムも骨の中に貯蓄されているんです。そのため、マグネシウムが不足すると骨粗しょう症になる場合があるんです。

また便を柔らかくする働きがあるので、硬い便の方におススメな栄養素です。腎臓の働きが悪く過剰摂取すると、高マグネシウム血症になる可能性があるんです。血圧の低下や吐き気などの症状がありますので、気をつけましょう。

アルギン酸

昆布やヒジキなどの、褐色系の海藻に多く含まれる水溶性食物繊維です。医療用やサプリなど幅広く使用されているんです。アルギン酸カリウムは胃の中に入ると、アルギン酸とカリウムと分かれて、カリウムはそのまま身体に吸収されるんです。

残ったアルギン酸はナトリウムとくっついて、そのまま外へ排出されるんです。血中のコレステロールを排出する効果があります。

フコイダン

モズクや昆布などの、褐色の海藻に多く含まれている水溶性食物繊維です。ヌルヌルした滑りの中に入っている多糖類なんです。なんと海藻が、紫外線や乾燥から身を守るために出している物質なんです。抗ガン作用、糖尿病予防や抗炎症作用があります。

アンチエイジングや抗アレルギーの効果も期待できるんです。つまり自然治癒力を正常化してくれたり、免疫力をアップしてくれるんです。今、とても注目されている栄養素なんですよ!

フコキサンチン

水に溶けないので、だしには含まれません。もしお鍋などのだしに使った場合は、昆布も一緒に食べるようにしましょう。アカモクに特に多く含まれています。吸収を良くするために細かく刻んだり、油と一緒に摂ったりすると効果的に摂取できます。

このフコキサンチンは、なんと脂肪細胞に入って燃焼しやすい脂肪に変えてくれるんです。そのため肥満を予防してくれるんです。しかも強い抗酸化作用があるので、美容効果が期待できます。抗酸化作用とは文字通り酸化を抑える事です。

僕達の身体の中に活性酸素が作られます。ストレスや飲酒は活性酸素を特に増やしてしまいます。酵素が分解してくれますが、それを上回ったものが身体を酸化(錆びさせる)させます。これが老化の原因なんです。

老化と聞くと,、肌を思い浮かべる方が多いと思います。しかし、この酸化はとても深刻な問題なんです。なぜかというと、もし血管が酸化したら硬くなり、動脈硬化に繋がる場合があるからなんです。また脳の細胞が酸化したら、認知機能に影響を与えたる可能性まであるんです。

酸化が進めば、深刻な病気に繋がる恐れがであるんです。そのため抗酸化作用の物を食べることがとても重要なんです。

海藻に含まれる食物繊維

海藻には水溶性食物繊維が多く含まれています。便秘改善で雑誌やテレビで紹介されているので、名前を聞いたことがある方は多いと思います。この食物繊維と、もう1つ便秘に効果のある食物繊維があることを知っていますか?

それは非水溶性食物繊維です。では、この2種類の食物繊維の効果を紹介いたします。

水溶性食物繊維

水に溶けやすい性質を持っていて、高い保湿力を持っています。便に水分を送ってくれるので、硬い便で悩んでいる方におススメです。

バリアーのように包み込むことで、脂質や糖質の吸収を抑えてくれます。また包み込むことで食べ物の塊が大きくなるんです。しかも粘着質のおかげで進むのがゆっくりになり、消化のスピードを抑えてくれます。そのおかげで、お腹が空きにくくなるんです

また、コレステロールも包み込んで排出してくれる効果もあるんです。肥満や糖尿病などの生活習慣病の予防や、動脈硬化の予防に効果的です。

非水溶性食物繊維

水に溶けにくい性質を持っています。水分を吸って膨らみ便のかさになってくれます。また膨らむことで腸壁を刺激して、ぜんどう運動を促進してくれます。ぜんどう運動とは便を排便するための腸の動きの事です。

つまり腸にボディタッチしながら進む感じです。小食やダイエットなどで便のかさが足りない方や、腸の動きが悪い方におススメの栄養素です。

老廃物や、ダイオキシンなどの有害物質を排出してくれるデトックス効果があります。デトックスをすると、新陳代謝がアップします。新陳代謝は古い物から新しい物にかわることなんです。肌や臓器などを代謝してくれたり、血流を良くして身体を温めてくれたりするんです。

また繊維質でよく噛むので、満腹中枢を刺激してドカ食いを防止してくれます。肥満や冷え性に効果的なんです。

2つとも効果は全く違うので、自分の腸にはどちらの食物繊維が合うのかを考えて選ぶようにしましょう。もし下痢気味の方が水溶性食物繊維を多く摂ったら、ますます下痢になってしまいます。今より更に悪化しないためにも、自分の腸をよく知ることが大切です


食物繊維は腸に住む善玉菌のエサになるので、増殖を助けて腸内環境を整えてくれるんです。腸内環境が整うと、便秘改善や免疫力のアップ、自律神経を整えるなどの様々なメリットがあるんです。腸だけではなく精神の安定にも繋がる、なんて驚きですよね。

腸と脳は離れているのに、なぜ影響するのでしょうか。ストレスを感じるとお腹がギュルギュル…となった事はありませんか?それはなぜかというと…。こちらのブログで詳しく紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください↓

海藻の食物繊維含有量  

乾物の状態で100グラムあたりの含有量

※海藻の採れた場所や加工次第で変わる場合があります

料理のレパートリーが多い ワカメ 32グラム


ミネラルがバランスよく含まれている 昆布  35グラム


カルシウムやマグネシウムが多い アオサ  29.1グラム


カルシウムとビタミンB2が多い ヒジキ  43.1グラム


寒天の材料 天草  79グラム


フコイダン含有量ナンバー1 アカモク 55グラム

海藻レシピ

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こんにゃくゼリーとアガーのミルクゼリー

レシピ

  • アガー       4グラム
  • 砂糖        25グラム
  • 水         100グラム
  • 牛乳        100グラム
  • こんにゃくゼリー  2個

  1. 砂糖とアガーを混ぜ、水にダマにならないように溶かす
  2. かき混ぜながら火にかけて、沸騰してから1分ちょっとしたら火を止める
  3. レンジで人肌くらいまで牛乳を温めてから、アガーの入った液と混ぜる
  4. 容器に流し入れて、冷やしたら完成

ココット2つ分です。僕は牛乳との相性を考えて、ピーチやメロンのこんにゃくゼリーを使用しています。酸味の強い物でなければで大丈夫です。寒天やアガーのゼリーには飽きてしまい、こんにゃくゼリーの食感が欲しいなと思い入れちゃいました。

アガーだけのゼリーよりも、かなり弾力のあるゼリーになりました。こんにゃくゼリーいっぱい食べたいんだよなーって思っていたので、ちょうど良かったです(笑)

※アガーはダマにならないよう気をつけてください。固まらなくなる原因になります。アガーは海藻でできていて、寒天と違ってツルンとしています。

まとめ

  • 海藻には注目の栄養素がいっぱい
  • 水溶性食物繊維を多く含んでいる
  • 摂りすぎると危険
  • 自分の腸を知ってそれにあった栄養素を摂ろう
  • 美味しく続けることが健康の秘訣

海藻にはいろんな栄養素が含まれていたんですね。調べるまで、こんなに栄養素が含まれているとは知りませんでした。僕は今まで、便秘改善の食品ぐらいにしか思っていませんでした(笑)そのため、便通が改善されてからはあまり海藻を摂っていませんでした。

これからは積極的に摂ろうと思います。家族にも食べてほしいので、寒天やアガーを使ったお菓子を作って振舞おうかな!ぜひ皆様も、1日の摂取量を守って健康になりましょう。また、海藻は塩分が多いです。カリウムも豊富ですが、そのために塩分を摂り過ぎては意味がなくなってしまうので、気をつけましょう。

食物繊維の1日の摂取量は成人男性20グラム、成人女性は18グラムです。

子供から大人まで必要な栄養がたっぷりな海藻を、家族みんなで美味しく食べちゃいましょう!

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