MEC食中でも糖質オフのノンアルコールで、お酒気分を味わおう!

あぁ~今日は暑かったから、ビールとかお酒でも飲みたいなぁ~なんて思ってると、先輩からリモート飲み会のお誘いがきましたよ。まったくなんて、いいタイミング!なんだって思いながらも僕は、もちろんOKしましたよ。

早速、飲み物を用意してリモート飲み会を始めると、MEC食をしていたはずの先輩が”ビール”を飲んでいることにビックリ!最近は、MEC食をしているからと言って、ハイボールか焼酎の水割くらいしか飲んでなかったので、思わず先輩にMEC食やめました?なんて聞いちゃいました。

そしたら、先輩は「MEC食やめてないし、これは”ノンアルコール”だから大丈夫」とひと言、僕の同僚も「今日は、ノンアルコールのワインにしてみた」って言ってるけどこれは一体どういうことなんだ?

僕は、同僚に家で飲むのになぜ”ノンアルコール”なんだと聞いてみると、いやぁ最近、家での仕事が増えたからさ~ちょっと太ってきたからノンアルコールに代えてみたんだ。それに、最近のノンアルコールは、本当にノンアルなのって疑いたくなるくらい旨いし糖質オフもあるからね。

へぇそうなのかと思いながら、内心ではノンアルコールにしたら、アルコールに近づけるために添加物とか人工甘味料が逆に多く含まれてたりしそうだなと思ったので、今回は「ノンアルコール」について、詳しく調べてみることにしました。

もちろん、先輩がMEC食を続けながら、”ノンアルコールビール”を飲んでる理由も気になったからなんだけど、なぜ気になるのかって?

そりゃあ、前にMEC食中のお酒について僕が調べた時に「ビール、ワイン、日本酒」などの醸造酒なんかは、糖質が高めだからやめた方がいいなんて説明をしていたからね。詳しくは、こちらをご覧下さい。

「ノンアルコール」を調べると、人工甘味料が含まれたものってけっこうあるんです。人工甘味料を知らない間に摂取し続けると”味覚障害”を引き起こし、さらにインスリンに作用して、肥満や糖尿病のリスクが高くなる可能性があります。

さらに、人工甘味料の代謝によって生じた物質が神経伝達物質に悪影響を及ぼし、うつや不眠などの精神疾患を引き起こす可能性があるんです。

せっかくダイエットのために「ノンアルコール」を飲んでいるのに、肥満や糖尿病のリスクが高くなるのは嫌ですよね。そんな、人工甘味料について対処方法など、後ほど詳しく説明するのでぜひ最後まで読んで下さい。

「ノンアルコール」についての説明をする前に、MEC食をしている先輩が「ノンアルコール」を飲んでいるとついつい食べ過ぎてしまうから、全然痩せなくなってきたよって言ってたのでそこらへんも合わせて説明していきますね。

そもそもMEC食って何?

MEC食は、「肉、卵、チーズ」3つの食材を中心に食べます。そして、一番大事なのが一口に30回噛むことなんです!今、一口に30回噛むなんて簡単じゃないかって思いましたよね。

その一口のサイズも決まっていて、クロレッツくらいの大きさになります。クロレッツくらいの大きさを30回も噛むのはなかなか難しいですよね(汗)MEC食を続けることで、ダイエットや高血圧、血糖値、中性脂肪値などの改善のためにと考えられた食事療法なんです。

一日に必要な摂取量は?

一日に必要な摂取量の目安は、肉200g(薄切り肉なら、8~10枚)卵3個チーズ120g(6Pチーズなら6個程度)です。目安の量を食べてもまだお腹が減っている場合は、追加で食べてもいいんです。

他に、炭水化物や葉物野菜、大豆なんかも制限がなく食べられるから、お腹いっぱい食べてダイエットしたい人にとっては、うれしいことですよね。

僕も実は、MEC食をしてるんですど、僕がやっているのは“ゆるMEC食”なんです。どうしてかって、そりゃあきっちりとしたMEC食をしていると飽きてくるのと、便秘気味や体臭が気になってくるからなんだけどね。

食物繊維がいい理由

僕が気にしている問題を解決するのに「食物繊維」がいい仕事をしてくれるんです。食物繊維には、“水溶性食物繊維”“不溶性食物繊維”があり、体内に吸収されないけど「第六の栄養素」として身体にとって大事なんです!

“水溶性食物繊維”は、水に溶けやすく食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。“不溶性食物繊維”は、水に溶けにくく便を増やして、便と一緒に有害物質を体外に排出するので大腸がんのリスクを減らしてくれます。

どちらの食物繊維もビフィズス菌などの善玉細菌の餌になるので、善玉菌が増えて腸内環境が改善するんです。普段の食事では、なかなか摂取量が少ないので意識して摂るようにしましょう。

アルコール摂取でなぜ痩せにくいのか?

以前、MEC食中に摂取しても良いアルコールと悪いアルコールがあると説明したと思うんですが、簡単に説明しときますね。

良いお酒の例:焼酎、ウィスキー、ハイボール、ジンやウォッカ

焼酎とウィスキーは、蒸留酒です。原料は穀物ですが、蒸留することで糖質がほとんどなくなります。

悪いお酒の例:ビール、日本酒やマッコリ、紹興酒、ワイン

どれも、糖質が高めなんですが、赤ワインに関しては糖質量が少ないので、比較的良いお酒です。

エネルギー代謝の順番:アルコール→糖質→脂質→たんぱく質の順で代謝されるそうです。

アルコールは、身体にとって毒物と勘違いされてしまい糖質よりも先に代謝をしてくるんです。アルコール自体は、1g7㎉のエネルギーをもっているので摂取しても血糖値を上昇させないので、糖質のように太る原因にはなりにくいんです。

ですが、飲み過ぎるとアルコールの代謝に酵素やエネルギーが使われ、一緒に摂取したおつまみの脂質や糖質が代謝されずに残ってしまい、脂肪として蓄えられます。アルコールを分解するのに、ビタミンミネラル酵素が使われてしまうので代謝が落ちて太りやすくなるんです。

代謝をアップするにはどうしたら?

アルコールの摂取で落ちてしまった代謝をあげるには、いくつか対処方法があるのでご紹介しますね。

  1. お酒を飲んでいる時のおつまみを「枝豆や豆腐、白身魚など脂質が少なくタンパク質の多い食品で摂るようにする。他には、代謝に欠かせない「ビタミンB1」を多く含む”豚肉”もいいんです。なかでも、低糖質の”豚ヒレ肉”がおすすめです。豚肉ならMEC食中でもOKですしね。
  2. 代謝をあげる食べ物の中でも、”納豆”は食物繊維も豊富なのでおすすめです。納豆の成分である「ナットウキナーゼ」が血栓を防いでくれて、既にできてしまった血栓も溶かしてくれるそうです。そして、血流を良くし代謝をあげてくれるんです。
  3. 2種類以上のお酒を飲む(いわゆる、チャンポン)をしないこと。なぜかというと、お酒の種類が変わるとついたくさん飲み過ぎてしまい代謝が落ちるため。
  4. お酒を飲んだ後は、緑茶を飲もう!なぜなら、緑茶に含まれる”茶カテキン”によって、肝臓での脂肪代謝に活性化が期待できるんです。
  5. なるべく「動くこと!」とはいっても、自粛中なので外に出かけるのは難しいですよね。そんなあなたに、家でできる簡単な筋トレで代謝アップまでできる動画をご紹介しますね。10分ほどで簡単にできる運動なのでぜひご家族みんなでやってみてください!
引用:YouTube運動不足解消におすすめの筋トレ&有酸素運動!基礎代謝を上げて太りにくい体を手に入れよう【10分】

お酒を飲んだ後に、ラーメンを食べたくなるのはなぜ?

アルコールを代謝する際に、糖分が多く使われるんですが利尿作用があるので、尿とともに塩分が体内から出ていってしまうんです。そのため、飲んだ後にラーメンなど塩分の多い炭水化物が食べたくなるんです。

そこで、本能のままに炭水化物や脂質を摂ってしまうと、代謝が落ちているのも原因で太ってしまうんです。アルコールを飲んだ次の日も代謝が落ちたまになるので、脂質や糖質の摂取は控えるようにしましょう。

MEC食中に「ノンアルコール」はいいのか?

先ほど、お酒を飲むと「アルコール→糖質」の順番でエネルギーが消費すると説明したので、ノンアルコールならダイエットに効果的なんじゃないかなと思っている方がいると思います。ですが、ノンアルコール飲料には、お酒の味に近づけようとして添加物が多く含まれているんです。

ノンアルコール飲料に含まれる添加物には「人工甘味料、調味料、着色料、酸化防止剤」などがあります。ノンアルコールビールについては、糖類(果糖ブドウ糖液糖、水あめ)なんかも含まれているんです。

添加物は、食品の保存期間を延ばしたりと現代では、欠かすことができないものですよね。ですが、添加物も身体にとって異物になるので、それを除去しようとして大量の「ビタミンミネラル」が使われてしまうんです。

アルコールと同じで、異物を除去することの方が優先順位が高くなるので、添加物を除去する作業で大量に「ビタミンミネラル」を使ってしまい、身体を作る際に「ビタミンミネラル」が足りなくなります。そうなると、ダイエットの効果も出てこない場合が考えられるんです。

ノンアルコールは、糖質を摂取しているのかも

ノンアルコールビールの中には、味を整えるために糖類(果糖ブドウ糖液糖、水あめ)が入っている場合があります。”果糖ブドウ糖液糖”については、他のノンアルコール飲料やジュース、スポーツドリンクなんかにも含まれているんです。

”果糖ブドウ糖液糖”を含んだノンアルコールビールを摂取すると、血糖値を急上昇させる可能性があります。なので、ノンアルコールだから大丈夫なんて調子に乗って大量に飲んでいるとご飯一杯くらいの糖質を知らない間に摂取しているなんてことになるかもしれませんよ。先輩みたいにね(笑)

それに、人工甘味料を摂取すると脳が糖を吸収したと勘違いして消化を始めます。しかし、実際に糖分を摂取していないので脳は「あれ!?糖質はどこなんだ!足りないぞ~」となり、余計に甘い物を欲しがるようになるんです。たしかに、お酒飲んだ後にアイスとか甘い物が食べたくなるもんね。

人工甘味料を含んだドリンクを飲むと食欲増進にもなるので、こちらも調子に乗っておつまみや甘い物を食べ過ぎると太ってしまう可能性があります。

おすすめのノンアルコールビール

ここで僕がおすすめする無添加のノンアルコールビールを4つ紹介したいと思います。

  • 日本ビール/竜馬1865です。プリン体、添加物ゼロ、麦芽100%です。

原材料:麦芽、ロースト麦芽、ホップ

エネルギー:12㎉(100㎖中)

タンパク質:0.1g

糖質:2.9g

  • 世界初のハラル認証済、日本ビール/忍者ラガーです。プリン体、添加物ゼロ、麦芽100%です。

原材料:麦芽、ロースト麦芽、ホップ

エネルギー:2㎉(100㎖中)

タンパク質:0.1g

糖質:2.9g

  • 本場ドイツの伝統製法で仕上げたヴェリタスブロイです。添加物は一切入っていません。

原材料:プレミアムモルツ、ファインホップ、天然水

エネルギー:12㎉(100㎖中)

タンパク質:0.4g

糖質:-

  • キリン/グリーンズフリー自然派ビールテイストで、無添加。

原材料:麦芽、大麦、米発酵エキス、ホップ

エネルギー:9㎉(100㎖中)

タンパク質:0.1g

糖質:2.1g

いずれも、スーパーなどではあまり見かけないので、楽天市場等で購入できます。

リンク先:楽天市場/ノンアルコール

次に、日本酒のノンアルコールのおすすめを2つ紹介します。

  • 福光屋/零の雫(ぜろのしずく)世界初トリプルゼロ醗酵により誕生したアルコール0.00%の純米酒テイスト飲料。無添加。

原材料:米、米麹

エネルギー:36㎉(100㎖中)

タンパク質:0.5g

リンク先:楽天市場/零の雫

下記のノンアルコールは、無添加ではないんですが甘味料(ステビア)が血糖値や血圧を下げてくれる効果があるので、ご紹介しますね。

  • 月桂冠スペシャルフリー/日本酒テイスト飲料

原材料:柚子抽出物(国内製造)、調味料(アミノ酸、無機塩)、酸味料、香料、甘味料(ステビア)、香辛料

エネルギー:5㎉(100㎖中)

タンパク質:1.2g

ステビア:植物が原料で、血糖値や血圧を下げたり、殺菌効果がある。

リンク先:楽天市場/月桂冠スペシャルフリー

最後に、ワインのおすすめを紹介しようと思ったんですが、無添加でノンアルコールのワインを調べると意外と沢山あったので選べませんでした。なので、楽天市場のリンク先を載せておくので、お好きな物を検討してみて下さいね。

リンク先:楽天市場/無添加ノンアルコールワイン

いろいろと無添加のノンアルコール飲料を紹介してきましたが、僕が思うにノンアルコール飲料をダイエット目的で飲んでもたいして効果がないということです。せっかくノンアルコール飲料を飲んだとしても満足できないので、結果たくさん飲んでしまうからです。

ノンアルコールを飲むなら、禁酒するために使おう!

ダイエットには、向いていないノンアルコールですが、”禁酒”をするためにノンアルコールを利用するのはいいことだと思います。「アルコールが飲みたい!」と思っている時に、全然飲めないのは味気ないですもんね。

ノンアルコールを利用しながら、徐々にアルコールの量を減らしていって最終的に”禁酒”ができるようになればダイエットもできるし、”禁酒”することで健康にもなるのでおすすめです。それでも、どうしてもお酒が飲みたいよって時ありますよね。

そんな時は、「炭酸水」がおすすめなんです!炭酸を飲んだ時のあのシュワシュワ感がたまらないですよね。それでも、やっぱりビールが飲みたいよっていう場合は、我慢せずにビールを思いっきり飲みましょう!

ビールやお酒を飲む場合は、飲む日と休肝日をきちんと分けることが大事なんです。分けることで、内臓を休ませることができるのと、ダイエットもメリハリがつくので諦めずに続けやすくなります。

まとめ

  • そもそもMEC食は「肉、卵、チーズ」3つの食材を中心に食べ一口に30回噛むこと。
  • 一日に必要な量「肉200g、卵3個、チーズ120g」で制限がない。
  • 食物繊維が身体にとっていい働きをしてくれるので、善玉菌が増えて腸内環境が改善する。
  • アルコールを摂取すると、アルコール→糖質の順番で代謝されるから痩せないんです。
  • 代謝をアップをするには、代謝をあげる食べ物を食べたり、飲んだりして、なるべく動こう!
  • お酒を飲むと、塩分が対外にでるためにラーメンなどが食べたくなるんです。
  • 「ノンアルコール」は、人工甘味料や添加物が多く含まれるので、MEC食どころかダイエットに向いていない。
  • ノンアルコールは、知らない間に大量に糖質を摂取している可能性がある。
  • おすすめの無添加ノンアルコール飲料(ビール、日本酒、ワイン)
  • ノンアルコールを飲むなら、ダイエット目的ではなく”禁酒”をするために取り入れよう!

後日、先輩とまたリモート飲み会をしたので、ノンアルコールについて教えてあげたら喜んでましたよ。だって、飲みたいときは我慢せずに飲めるんだからね。だからって、飲み過ぎは良くないんだけど(汗)

さっそく、先輩はノンアルコールからビールに代えて「今日は飲むぞー!」なんて言ってるけど、大丈夫かな。こちらに、食物繊維を摂取するのにおすすめな飲み物がいくつか載っているので、ぜひご覧くださいね。

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