MEC食 チーズ120g摂るのが難しい⁈お勧めしたいチーズの種類

段々暖かくなってきましたね!薄着になる機会も増えてきたのでお腹周りや尻周り、気になるところが増える一方なのに、コロナウィルスの影響で家に閉じこもってばかり。「コロナ太り」というワードもよく耳にするのではないでしょうか。

「食生活をきちんと見直して、これ以上太らないようにしないと・・・」もしくは、「食生活を変えることで痩せたいな・・・」こう思ってる方も多いのではないでしょうか?

ところでみなさん、MEC食ってご存じですか?

僕は最近初めて知りました。いろんなダイエット法が出るたびに、「なになに?」と首をつっこむタイプなので今回も、わらをもつかむ気持ちで調べてみました!

ざっくりいうと、肉、卵、チーズさえしっかり摂ればダイエットできますよ~という食事法のようです。ほんとかな??本当ならちょっとやってみようかなぁ。でも、そんなにしっかり摂って太らない?肉、卵、チーズだけ摂って栄養偏らないのかな?と、いろいろ疑問が出てきました。

MEC食って?

MEC食は(めっくしょく)と読みます。

1日に食べる物を、

Mmeat. 肉。何肉でもよい)200g

Eegg. 卵)3コ

Ccheese.チーズ)120g

をメインにする食事法だそうです。

頭文字をとってMEC。ってことですね。初め見間違えてMAC食かと思いました。マック食べて痩せるなんて、ジャンクじゃん、んなわけないじゃん・・・って1人ボケ突っ込みしてしまいました。

僕は、いままでに糖質制限ダイエットをしたことがあったので、あぁ、糖質制限ダイエットの兄弟みたいなものなのかな?ともちょっと思いました。お肉も卵もチーズも糖質がほとんどないですからね!

あと、MEC食のもう1つのポイントは、1口のサイズを、粒ガムほどの大きさにして、30回しっかり嚙むことだそうです!

チーズ120gってどのくらいの量??

お肉200gは、ステーキ1枚分くらい、とだいたいの量は把握できたのですが、チーズ120gってどのくらいの量かなと思い、スーパーで買ってきました!

率直な感想は、120gって、なかなか毎日とるのは大変かも・・・と思いました。

1日120g摂るということは、 ミックスチーズだと半袋、 割けるチーズ約5本分 。カマンベールチーズは丸丸1コ食べても足りないし Kiriだと7コ。ちなみにスライスチーズも1枚18gなので、7枚分です。

これまでは、チーズは好きだけど、そんなに沢山は食べてきませんでした。 ミックスチーズかスライスチーズはだいたいきらさず冷蔵庫にはストックしているけど、賞味期限内(約2ヶ月)に食べなきゃ!という感じだし、割けるチーズやKiriはお酒のつまみにたまに買う程度。

毎日摂り続けることはなかなか難しいかもと思いましたが、とにかく実際に食べてみました。

MEC食を1日やってみた感想

結論から言うと、すんごい大変です!!

なにが大変って、1口をクロレッツの大きさにして30回嚙むことです!

普段、僕の1口の大きさはクロレッツ8コ分くらいで、大体10回嚙んだら少しずつ飲み込みはじめていました。それで20回嚙むころにはもう口の中は空っぽでした。

MEC食の真髄はここにあるのかなとさえ思いました。粒ガムの大きさにして30回噛むことがしっかりできていれば何を食べても痩せるんじゃないかと思ってしまいました。

僕はこの1日で、ミックスチーズ120gのみ食べたのですが正直食べ飽きました。というのも、1日分必要な分の鶏ひき肉とチーズを卵焼きにして食べました。まあそりゃ飽きますね。肉は豚鶏牛どれでもOKなので朝昼夜と分けて考えればそんなに大変ではなさそうです。卵も卵ご飯とかゆで卵、スープに溶けば問題なく食べられそうです。

でも、チーズを120gも摂取するのは毎日になるといろいろ工夫が必要だなあと感じました。

嚙むことの重要性

しかしながら、30回嚙んで食べるということはとても大変だったけれど重要はことなのだ、ということが分かりました。

よく噛んで食べることは、食べ物を飲みこみやすくするだけでなく、食べ物がおいしくなったり、消 化・吸収を助けたり、健康に役立つ効果がいろいろあります。

① 唾液が出る →汚れを洗い流し、虫歯予防、歯周病予防になる。 →消化を助ける

② 脳の発達 →脳に流れる血液の量が増えて、脳を刺激し、記憶力や集中力が高まります。

③ 肥満の防止 →ゆっくりよく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎます。

④ 筋肉の発達 →筋肉をよく使うことで、あごの発達を助け、顔の表情がゆたかになります。

⑤ 骨の発達 →かむことで筋肉が働き、血流がよくなり、顎の骨に刺激と栄養を送ります。 →顎の骨の成長を促し、歯並びのスペースが確保できやすくなります。

                     引用:よくかむことの大切さ

 

よく噛んで食べることで沢山のメリットがあるのですね。ついついさっさと食べてしまいがちですが、時間をいつもよりかけて、しっかり嚙んで食べる習慣をつけたいと思いました。

チーズの種類

毎日チーズを摂るとなると飽きてくるので、普段あまり買わないチーズに挑戦してみるのもいいですよね。お気に入りのチーズが見つかって楽しくなるかも、と考えるだけでワクワクしてきますね!

チーズには沢山の種類がありますが、大きく分けてナチュラルチーズとプロセスチーズの2種類に分けられます。

ナチュラルチーズの原料はミルクですがプロセスチーズの原料はナチュラルチーズです。ナチュラルチーズは、できあがってからも含まれる酵素や微生物が働いているので風味が徐々に変化していきます。 使用する微生物や加工方法で区別すると、何百種類ものナチュラルチーズがあります。

下の表では代表的なナチュラルチーズが書かれています。


引用: 【チーズの種類一覧】おすすめのチーズの銘柄と合うワイン・料理・食べ方

チーズの塩分


チーズは塩分が多い種類のものも多く、塩分が強いチーズは沢山はなかなか食べられませんね。

                            引用:チーズの塩分

・平成18年国民栄養調査によると、日本人の食塩摂取量の平均は11.2g/日です。

・日本人の食事摂取基準 2005年版ではナトリウム(食塩)の摂取量の目標量は

成人男性は10g/日未満

成人女性は8g/日未満となっています。

塩分の摂取量は目標量より高いので注意が必要ですね。

塩分過多になると、 高血圧や動脈硬化などの血管の病気 や、 腎臓病・尿路結石・骨粗鬆症胃がん などのリスクがでてくるので、注意が必要です。

1日で使う塩分はチーズからだけではないので、なるべく塩分量も控えめに考えていきたいですね。

塩分が少ないのはフレッシュチーズ

塩分が少ない主なチーズは、クリームチーズやモッツァレラチーズ、マスカルポーネチーズ、カッテージチーズ、リコッタチーズなどのフレッシュチーズがあります。フレッシュチーズは塩分が少ないことに加え、くせのない食べやすいチーズが多いので、 毎日チーズを食べるMEC食に、ぜひお勧めしたいチーズといえます!

「クリームチーズ」・・・クリームや牛乳を加えたクリームから作られる。世界中で作られているチーズで、 乳酸菌由来の酸味と乳脂肪の豊かな味わいで、 白くて柔らかくきめ細かい、なめらかな舌ざわりが特徴。 スーパーなどではKiriやFiaferufia がよく売られている銘柄 。

モッツァレラチーズ」・・・ イタリア南西部が原産。くせの無い味わいで、独特の弾力ある歯ごたえが特徴。

「マスカルポーネ」・・・加熱した生クリームにクエン酸などを加えて固め、水分を取り除いて作られる。ホイップした生クリームのようななめらかな舌ざわりが特徴。バターと生クリームの中間のようなこってりとした味わい。

カッテージチーズ」・・・ オランダが原産。 脱脂乳あるいは牛乳から乳清を分離させるだけでよい。 (脱脂乳あるいは牛乳を加熱し、レモン汁や酢などの酸味を加えてかき混ぜればできる。)材料があれば、家庭で作るのも簡単。 一般的なチーズと比べて味わいがあっさりしているほか、くずし豆腐のように柔らかく、形がはっきりしない。

リコッタチーズ 」・・・ チーズ製造時に出てきた水分=ホエイ(乳清)を加熱して固めたもの。 ホエイ(乳清)から製造するので低脂肪なのが特徴。さっぱりした味で、やわらかくて口当たりが良く、ミルクの自然な甘さが残る。

これらのフレッシュチーズは、お肉や卵と違い、デザートとしても食べることができる点も嬉しい点です。わざわざスイーツとしてチーズケーキなどを作るのが面倒な場合でも、蜂蜜をかけると楽にヘルシーに美味しくいただけます。MEC食の強い味方になってくれそうですね。

チーズを120g毎日摂るのは工夫が必要

チーズ120gを1食で食べるのはとても多くて非現実的なので、やはり、3食まんべんなくチーズを摂って1日分を摂るのが良さそうです。

朝のトーストにミックスチーズやクリームチーズをのせたり、サラダやスープにチーズをプラスして食べるのもよし。お肉に塩を控えめにして火を通してチーズをかけたり、野菜とチーズをお肉で巻いて焼いて食べたり、チーズフォンデュも美味しいですね!

また、おやつに単品で食べたり、お酒が好きな方はチーズ盛り合わせをつまみにするのも良いですね。ワインに最高に合いますね。甘いものが欲しくなったらフレッシュチーズにハチミツをかけて食べたりチーズケーキも美味しいですね。

何かの料理にちょこちょこ足したり、単品でもいけるし、お酒のお供にもなるしスイーツにもなる。しかもチーズの種類を変えることでテイストも変えられる。そう考えると結構チーズは万能かもしれませんね!

色を変え品を変え様々な料理のアクセントに使いながら、単品でも食べながら1日120g無理なく達成していきたいですね。

ビタミンCと食物繊維はしっかり摂ろう

MEC食は、肉・卵・チーズをしっかり摂れば、他の食べ物は特に制限はないのですが、やはりそこで炭水化物と糖類を摂り過ぎると肥満の原因になるので注意が必要です。また、 肉・卵・チーズで必要な栄養素はかなり摂れるのですが、その中にはビタミンCと食物繊維は全く含まれていないため、しっかり補う必要があります。

ビタミンCは、お肌を綺麗にしたり爪の健康を維持したりする効果があり、食物繊維は整腸作用がありお通じを促す効果があるので積極的に補っていきたいですね。

ビタミンCが豊富に含まれる食べ物:パプリカ・ピーマン・ゴーヤ・ブロッコリー・菜の花・キウイフルーツ・柿など

食物繊維が豊富に含まれる食べ物:海藻類、オートミール・玄米・もち麦などの穀物類、キノコ類、納豆などの豆類、ゴボウ・ほうれん草・アボカドなどの野菜、キウイなどの果物類

おすすめチーズのレシピ

最後に、チーズを使ったレシピが沢山紹介されていたので参考にご覧ください。とても美味しそうですよ。今日作りたくなるレシピが見つかるかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=EWiYXB72Oy0
引用元:クラシル 人気チーズレシピ10選

まとめ

  • MEC食とは、肉・卵・チーズを中心に摂る食事法で、1口30回嚙んで食べることが必須。
  • 30回嚙んで食べることは大変だがとても大切。
  • チーズを1日120g摂るのも大変だが様々な種類のチーズがあるので楽しもう。
  • チーズは塩分が多いものもあるので、塩分過多に注意する。
  • 塩分が少ないチーズはクリームチーズやモッツァレラチーズ、マスカルポーネチーズ、カッテージチーズ、リコッタチーズなどのフレッシュチーズなので、積極的に摂ると良い。
  • チーズは色んな料理に合う。サラダやスープにかけたり、お肉や卵を 巻いて焼いたり、 スイーツに向いているチーズもあり、お酒に合うチーズもあるし、単品でも食べられる。一気に沢山の量は食べにくいがどんな場面でも使えるので色んな種類を使ってちょこちょこ摂っていこう。
  • 肉・卵・チーズだけではビタミンCと食物繊維は全く摂れないのでしっかり摂ろう。

いかがでしたか?豚肉・鶏肉・牛肉、卵、色んな種類のチーズ+ビタミンC、食物繊維。色々組み合わせて調理して、MEC食を楽しく続けていけると良いですね!

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