こんにちは!赤ちゃんとの生活、どのようにお過ごしですか?ものすごく可愛いけど、ものすごく大変な日々を過ごしていらっしゃるのではないでしょうか?僕の子供がまだ赤ちゃんの頃、それはそれは大変でした。
って本気で思ったくらい大変でした。だって、まず睡眠もとれないし、ご飯もゆっくり食べれなくて、トイレもゆっくり行けない。お風呂にもゆっくり入れない。特にうちの子は常に抱っこして立って揺れていないと泣くので、僕は座ることさえ許されなかった。
おかげで抱っこしていないときもちょっと揺れちゃう現象が起きてました。これが会社だったら、とんだブラック企業ですよね。
忙しい時はご飯食べないか、立って済ませてください。トイレは1分以内でお願いします。就寝時は1時間~3時間くらいの間隔で起こしますので、起きてくださいね。全然寝れない日もありますが、よろしくお願いします。
ってできるかーい!!って世のお父さんは思うかもしれないですけど、お母さんはやってますよ。本当に尊敬します。そんな中どんな食生活をしていますか?赤ちゃんに付きっきりで、キッチンに長居することは不可能ですよね。
自分の食べるものに気を使う余裕はあまりないのではないでしょうか?でも子育てにはあなたの体調がかかっています。寝不足でも、疲れていても、体調は崩さないようにしなければなりません。ママの元気が家族の元気になるんです。
授乳をしているママはその分の栄養も補給しなければなりません。でも産後太りだって解消したい。自分のことだけではありません。離乳食が始まったら、何を食べさせるのが赤ちゃんのためになるのか。悩みはつきません。そんな産後のお母さんにお勧めしたい食事法があります!
この記事を読み終わるときには、ママと赤ちゃんの生活がより良いものに変わる手がかりが掴めるかもしれませんよ!
MEC食とは?
僕がお勧めしたい食事法とは、MEC食です!
MEC食は体の芯から元気になれて、ダイエットもできる食事法です。沖縄県の病院の院長である、渡辺信幸先生が、みんなが肥満による病気にならないように、予防医学の観点で患者さんと一緒に試行錯誤して生み出した食事法です。
MEC食は肉(Meat)と卵(Egg)とチーズ(Cheese)を中心とした、タンパク質摂取がメインとなる食事法です。一日に肉200g、卵3個、チーズを120gを食べて、足りなければそれ以上食べてもOKというものです。
そして必ず一口は粒ガムくらいの大きさにして、一口につき30回噛む。というのが基本ルールです。うれしいのが、一日のうちいつ食べても良いという事です。朝食、昼食、夕食という概念に捕らわれず、お腹が空いたらちょこちょこ食べてよいのです。
赤ちゃんのお世話をしていると、決まった時間に食事をするのが難しいものですよね。食事をちゃんと摂らなければっていうプレッシャーがあるけれど、赤ちゃんがグズってしまうので、仕方なく早食いになってしまうという場面も多々ある事でしょう。
MEC食ではそういったことから逃れることができ、気持ちがだいぶ楽になります。ソファーで授乳しながら、自分もモグモグしてて良いんです。抱っこしながら、ヒョイパクって食べて、モグモグしててもいいと思います。
すぐ食べられる物を用意しておいて、ちょっとお腹が空いたらサクッと食べられるようにしておくと良いですね。
健康の為に、ダイエットの為に、糖質制限をしろとよく言われますが、MEC食の考え方では基本的に糖質制限をしなさいとは言いません。体の基本となるタンパク質と脂質を十分に摂って、その上でご飯を食べてもラーメンを食べても構いません。
その時にも必ず1口を小さくして30回噛んでください。肉や卵やチーズは噛み続けていても最後まで味があり美味しく食べることができるのに対し、ご飯やラーメンなど炭水化物は30回も噛むと形も無くなり、味も無くなってしまいます。
そういったことを繰り返しているうちに、炭水化物はあまり美味しくないと感じるようになります。また肉、卵、チーズを食べる事によって、体に必要な栄養素を摂り入れることができるので、体が満足します。
その結果、急に我慢できないような空腹感に襲われれて、気づいたら甘いものいっぱい食べちゃった!みたいなことが無くなります。
一口を小さくして30回噛むと満腹中枢も刺激され、少量でお腹いっぱいにもなります。MEC食を続けていると自然に糖質を摂りたいという気持ちが減って、糖分摂取も自然と減っていくのです。
産後の体にはタンパク質が必要です!糖分の正しい知識も持ちましょう。
タンパク質がなぜ重要なのか。それは僕たちの体のあらゆる所はタンパク質で出来ているからです。髪の毛や肌、臓器や遺伝子まで、あらゆるものがタンパク質で出来ています。母乳の主成分はタンパク質です。授乳中は特にタンパク質が欠かせません。
産後はホルモンバランスが崩れて気持ちが不安定になりやすいのですが、タンパク質を摂ることによって、イライラを抑えてくれる物質、セロトニンの分泌が促されます。
産後はヘルシーな和食を勧められることが多いですが、MEC食でモリモリ食べて元気になりましょう。その他、産後はカルシウム、鉄分、亜鉛、葉酸などが不足しますが、MEC食は不足した栄養素を摂取するのに非常に適しています。
肉には様々な栄養が含まれています。肉の種類によっても栄養素が変わってくるので、下記の記事を参考にしてみてくださいね。
そして糖分についてですが、ある程度の糖分は生きていく上で必要なものです。しかしながら現代の日本人は糖分を摂りすぎている傾向にあります。だから糖質制限を意識しないといけないのです。…糖分の摂りすぎは何故良くないのか?
過剰に糖分を摂取すると血糖値の乱上下がおきます。血糖値が安定しないとイライラしてしまったり不安感が増してしまったりします。そのようにメンタルが不安定になるとまた糖分を欲してしまい、また食べてしまいます。
糖分を摂りすぎると、そんな怖い悪循環ができてしまうのです。肥満の原因にもなるし、はっきり言って生活のクォリティーが下がります。最終的には糖尿病など生活習慣病になってしまう危険性もあります。
スイーツ食べるとホッとして幸せな気分になれるのに!そんなささやかな幸せさえ否定されてしまうの!?
そう思ってしまいますよね。MEC食を実践していれば糖分を欲しくなくなるとは言うけれど、やっぱりスィーツが食べたくなる時があるでしょう。そんな時、何も考えずスィーツを食べてしまうより、ぜひ賢く選んでください。
糖質が少なくてもすごく美味しいスイーツはたくさんあります。そしてよく噛んで、心して食べて下さい。タンパク質の必要性と、糖分の摂りすぎによる体への害を考えつつ、賢く甘いものを楽しむのが豊かな生活を送る為の大切なカギになるでしょう。
コンビニで買えるMEC食はこれ!という見出しが下の方にあります。コンビニで買える低糖質のパンやお菓子やスイーツを紹介する動画もあるので、観てみてください。
赤ちゃんにもMEC食はオススメです!
ママの体にとても良いMEC食。実は赤ちゃんの体にも良いのです。離乳食にもMEC食を取り入れる人が増えているんですよ!お粥だけだと鉄分・亜鉛・ビタミンAなども不足しがちなので、その他の食べ物で積極的に摂ってもらいたいです。
大人のMEC食とは違い炭水化物なども赤ちゃんには必要なので、お粥などを一切止めるとか極端なことはしないでくだいね。丁度良い考え方としては、少しタンパク質と脂質を意識した離乳食を考えて欲しいといったところでしょうか。そこでおすすめMEC離乳食を一つ紹介します。
それは、ボーンブロスです!ボーンブロスとは、アメリカで古くから飲まれているスープで、骨から出汁を取ったスープの事を言います。牛や豚、鶏、良質な肉ならどれでも良いです。
魚の骨から取った出汁もボーンブロスと言えるので、煮干しやアゴなどの出汁もボーンブロスの一種と言えます。実は日本でも古くから食されていたんですね。このボーンブロスには赤ちゃんの筋骨生成に必要な良質のタンパク質が沢山含まれています。
免疫力も上がり、腸内環境も良くなります。もちろん大人が飲んでも同じ効果があります。ボーンブロスを作ったら、赤ちゃんだけでなく、ママも家族もみんなで飲んで下さい。肌トラブルや、メンタルの改善、美髪、美肌などにも効果があります。
今ニューヨークなどで、意識の高い人がコーヒーなどの代わりに飲んでいたりするそうですよ。アレルギーの元になる原因物質もほとんど含まれていないので、赤ちゃんにも安心して食べてもらえます。
たくさん作って、冷凍しておきましょう!レシピはこちらになります‼︎
スープとして飲んでもよし、お粥と混ぜてボーンブロス粥にするもよし、色々な食べ方がありますよ!
コンビニで買えるMEC食はこれ!
赤ちゃんのお世話でなかなか料理にとれる時間が確保できない時期、なるべく簡単にできるもの、もしくは手軽に買えるものでMEC食を取り入れたいですね。そこで、コンビニで買えるMEC食についていくつか紹介します。
セブンイレブン
若鶏の炭火焼き&鶏レバー
レバーたっぷり!レバニラ
エッグポット(味付き半熟玉子とほうれん草)
ローソン
からあげクン レギュラー
鉄板焼ハンバーグ
その他にもチーズ類やゆで卵もコンビニで買えますし、ローソンでは低糖質のスイーツもあるので、どうしても甘いものが食べたい時はそちらもお勧めです。スーパーのお惣菜売り場などでも、お肉、卵、チーズ系で、根菜やご飯や麺類が入っていないものを選ぶといいと思います。
ソースや調味料のことを気にしていると食べるものの幅が狭まってしまいそうなので、あまり考えなくてもいいと思いますよ。こちらではMEC食の時短調理も紹介しています。ぜひ取り入れてみてください!
こちらはMEC食ではないですが、どうしてもパンやお菓子、甘いものが食べたい人のための動画です!
まとめ
- MEC食とは?
- 肉(Meat)と卵(Egg)とチーズを(Cheese)を中心とした、タンパク質摂取がメインとなる食事法です。
- 産後の体にはタンパク質が必要です!糖分の正しい知識も持ちましょう。
- 産後の体は様々に栄養が不足しがちです。MEC食でそれを解消しましょう。
- 赤ちゃんにもMEC食はオススメです!
- お粥だけだと、鉄分・亜鉛・ビタミンAなども不足しがちです。赤ちゃんの成長に必要なタンパク質を意識して離乳食をあげましょう。
- コンビニで買えるMEC食はこれ!
- コンビニやスーパーにはいろんなMEC食が売っています。自分で全部作ろうと無理せずに、買ってきてすぐ食べられるものや、時短調理など上手く使ってなるべく楽してMEC食を取り入れましょう。
いかがだったでしょうか?ただでさえ、心も体もキツイときです。産後太りの解消とか言って、食べるのを我慢したりはしないでくださいね!なるべく楽に、なるべく楽しく、赤ちゃんとの今しかないかけがえのない生活を送って欲しいと思っています。
こんなには非人道的な生活があるのか⁉︎