食物繊維をもっと摂ったらめまいとさよならできるかも⁈

みなさん。こんにちは。タブチです。今年は秋なのにまだまだ暑い日が続きますが、体調は大丈夫ですか。こんな季節の境目には体調が崩れやすくなります。そのため風邪のほかにある症状が起きやすくなっています。それは眩暈です。

現在コロナウイルスばかり注意してますが、この眩暈は誰でも起こりうるものなんです。「眩暈?そんなものすぐ治る。」なんて思う人も多くいるはずです。ですが、眩暈は脳梗塞や心筋梗塞など、命に危険性がある病気のサインのひとつなんです。

僕の友達はよく眩暈を起こすそうで、現在病院に通院しながら治療をしています。ですが、眩暈とさよならできる方法の1つには、食物繊維と深いかかわりがあるのです。今回はそれについてお話したいと思います。

眩暈とは?

眩暈とは大きく分けると2種類あります 。

  • 回転性眩暈

症状:自分自身がグルグル回っているように感じる。水平方向に回転しているように感じる。

   突然起こり、一定期間だけ持続する。吐き気、嘔吐など

  • 眩暈感

症状:フラフラする。グラグラする。当然起こり一定期間持続し後に完全に消えるタイプと

   いつの間にかフラフラするようになって、それが何か月、何年も続くこともある。

このように、眩暈には慢性的に起こるタイプ突発性のタイプに分かれるが、共通の症状として吐き気と嘔吐があります。つまり、眩暈は吐き気と嘔吐がつきものなのです。では何が原因で起こるのか、お伝えしたいと思います。

眩暈がおきるのはどんなとき?

眩暈が起こる原因は多くあり、一覧にすると以下のようになります。

眩暈の原因
  • 加齢
  • 前庭機能障害
  • 脳卒中
  • 心臓疾患
  • 薬の副作用
  • 高血圧
  • 脱水症状
  • 不正脈
  • 起立性低血圧症
  • 熱中症
  • 各種神経質難病
  • 低血糖
  • 貧血
  • 心身のストレス
  • メニエール病
  • 突発性難聴

このように、眩暈は日常生活でも起きやすく何時でも起こりうるものなのです。もし、眩暈を感じたらすぐに病院に行きましょう。 重大な病気の前触れの場合があるのできちんと検査することが大事です。

では食物繊維とは何か。それについてお話したいと思います。

食物繊維とは?

食物繊維とは人の消化酵素によって消化されにくい、食物に含まれている難消化成分の総称である。

引用:Wikipedia

食物繊維を摂ると生活習慣病の予防になります。食物繊維は昔は重要視されていませんでしたが、現在では第六の栄養素とも言われています。噛み応えがあるため、食べたときの満足感があり、肥満予防になります。

そして、肥満予防になるということは、糖尿病・高血圧・動脈硬化などの生活習慣病の予防にもなるのです。

食物繊維は、野菜・海藻・きのこ類・豆類・果物・穀類などの植物性食品にたくさん入っています。 そして、食物繊維には水溶性食物繊維不溶性食物繊維の2種類あり、どちらも異なる性質、役割をもっています。ですので、どちらもバランスよく摂ることが大切です。

この2種類の食物繊維のすごいところは、大腸内で発酵・分解されて、腸内の善玉細菌の餌になること。それをバクバク食べた善玉細菌はどんどん増えるので、腸内環境が整うのです。

ですが、この水溶性食物繊維不溶性食物繊維の2種類がバランスよく含まれている食品は、少ないです。だから、食物繊維が豊富な食品をいろいろ組み合わせて食べないといけません。水溶性食物繊維:不溶性食物繊維=1:2のバランスでの摂取が効果的だといわれています。

ではどれだけ摂取すればよいのか。厚生労働省が推奨する食物繊維の1日の目標摂取量は、成人男性で20g、成人女性で18g。ですが、実際は5gほど足りていません。そうなると、食物繊維20gになります。20gはどのくらいの量なのか。気になりませんか。僕も気になるので計算してみました。

ライ麦パン(1枚)、そば(1人前)、白米(100g)、納豆(1パック)、アボカド(半分)、りんご(半分)、ほうれん草(100g)。[参考資料:大塚製薬・食品に含まれる食物繊維量一覧]だいたい、これくらいが食物繊維が20gです。他の栄養素は置いておきます。

「これなら、1日分、食べられそう」と思いましたが、食物繊維以外も食べなければいけないし、毎日となると難しそうです。僕はそば好きですけど、毎日食べてると飽きます。しかも、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類、バランスよくとなると、もっと難しくなります。

では、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を多く含む食品には、なにがあるのか。と疑問に思いますよね。この2種類の役割や特徴をそれぞれ解説したいと思います。

水溶性食物繊維

まずは、水溶性食物繊維これを多く含む食品には、ごぼう・アボカド・こんぶ・わかめ・果物・大麦などがあります。そして、食物繊維をお手軽に摂れるスムージーには水溶性食物繊維が多く含まれている。つまり、スムージーだけじゃ、不溶性食物繊維は足りないのです。

水溶性食物繊維は名前の通り、水に溶けやすいから、便を柔らかくしてくれます。だから、かたい便で、便秘になる人は、スムージーがおすすめです。

この、水溶性食物繊維はゆっくり胃腸を通っていくので満腹感が長く続く。また、糖質の吸収速度を抑えて、血糖値の急上昇を抑えるため、糖尿病の予防にもなります。

水溶性食物繊維は小腸で余分な脂質を吸着して、体外に出すという役割もあります。コレステロールを体外に出すので、血中コレステロール値を下げる効果があり、ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防にもなります。

糖尿病、高血圧の予防になるのはすごいと思いませんか。水溶性食物繊維は生活習慣病の予防になるということです。

不溶性食物繊維

次に、不溶性食物繊維。これを多く含む食品には穀類、野菜、豆類、キノコ類、果実、海藻、甲殻類(エビやカニ)の殻があります。「殻なんて食べないよ」なんて思う方もいらっしゃるかと思います。

殻ごとえびが入っているえびせんべいなら、不溶性食物繊維が入っています。植物性食品以外にも食物繊維は入ってるって、僕は驚きましたね。

不溶性食物繊維は何をしてくれるのか。腸で水分を吸収して膨らんで、便の量を増やす。そして腸を刺激して排便をスムーズにするのです。ダイエットで便が少なくって便秘になってしまう時は、不溶性食物繊維を食べるとよいでしょう。

不溶性食物繊維は、ぼそぼそ、ざらざらとした食感なので、自然によく噛んで食べることになります。そして少ない量でも満足できるので、食べ過ぎないのです。たくさん噛むから、虫歯予防にもなりますし、あごが鍛えられるので歯並びも良くなります。

害物質を吸着して体外に出す働きを持っているのも、不溶性食物繊維です。 不溶性食物繊維は豆類に多く含まれますが、豆乳や豆腐よりもおからにより多く含まれるので、食物繊維を多く摂るなら、おからがおすすめです。

ちなみに、おから=卯の花ってことは知っていますか。卯の花のかんたんレシピ下に貼ってあるので、料理する人もしない人も見てください 。

あと、枝豆にも食物繊維はたくさん入ってるので、ビールにはとりあえず、枝豆良いですね。海藻にも食物繊維が多いから、ひじきの煮物とか、もずくとか、お味噌汁にはワカメいれるのも、良いでしょう。

自律神経と腸の関係

腸内環境が悪くなると、自律神経が乱れます。逆に自律神経が、乱れても腸の働きは乱れてしまいます。どちらが乱れても、めまいが起きやすいのですでは、「自律神経って何だろう」と思う方も多くいると思います。内臓の働きを調整するのが自律神経です。24時間休みなく働きます。

また、「交感神経」と「副交感神経」があり、昼元気なのは交感神経で、夜元気なのは副交感神経です。そのため腸内環境が悪くなると、副交感神経の働きが悪くなり、自律神経のバランスが崩れてしまうのです。

つまり、腸の働きが良くなるとと、自律神経のバランスが整い、便秘・ストレスも改善される。そうなると、便秘・ストレスからくるめまいは改善されます。

まとめ

  • 眩暈とは大きく分けると2種類あり、回転性眩暈と眩暈感がある。
  • 眩暈には慢性的なものや突発性もある。
  • 眩暈の原因は脳梗塞・ストレス・高血圧などいろいろな種類がある。
  • 食物繊維は第六の栄養素と呼ばれ、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類に分けられる。
  • 自律神経のバランスを整えると眩暈はおきにくくなる。
  • 自律神経のバランスを整える=腸内環境を整える。
  • 腸内環境を整えるには食物繊維を摂ろう。
  • 食物繊維を摂ると生活習慣病の予防になる。

食物繊維ってすごい栄養素じゃないですか。眩暈の原因不明や心因性(ストレス)、とか言われてしまうと「どうしたらよいのか。」と悩んでしまいますが、とりあえず、「眩暈が起きたらこれ飲んでね。」と病院で言われ、薬もらい「はい、そうですか。」となってしまいます。

でも、食物繊維を食べたら、眩暈がなくなるかもしれません。しかも、生活習慣病まで予防できるのです。僕は便秘じゃないし、ダイエットするつもりもないですが、やっぱり、健康で元気に長生きしたいから、食物繊維を摂るようにします。

みなさんも長生きするために食物繊維を摂りませんか。健康的な体が手に入るかもしれませんよ。

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