食物繊維で肺がんリスクを下げれる?食物繊維と肺がんの関連について

食物繊維なんかで肺がんのリスクを下げられるわけなんてないだろ~。なんて思う方の方が多いと思いますし、実際に僕もこれからお話する内容を知るまでは、同じように思っていました。でも、よく考えてみてください。食物繊維で予防できるならやってみるべきだと思いませんか?月に1度病院で薬を処方してもらうよりも簡単ですし、さまざまな効果のある食物繊維を摂って一緒に予防してみませんか?

今では分煙、禁煙が昔に比べ大分広まってきましたが、でも喫煙している方、受動喫煙(喫煙者のそばにいることで勝手にたばこの煙を吸ってしまっている人)してしまっている方、血筋をたどれば、がんでお亡くなりになってしまった方がいる、などの方は少なくはないと思います。そこで、今回は僕の経験談も含めつつ食物繊維で少しでも肺がんになってしまう人が減っていければ、また健康的に楽しく生きていける方が増えてくれれば、嬉しいなと思いお話しさせて頂きますね。

まず、初めに肺がんとはどんなものか知っている方もいらっしゃるかと思いますが、あまり知らないよという方の為にも肺がんとはどんなものなのか。肺がんになる原因、についてお話していきたいと思います。

肺がんとは?

肺がんとは、気管支(人の体は気管→食道→気管支という順番で出来ています。)や肺胞(血液や呼吸をすることによる酸素や二酸化炭素を交換してくれる工場みたいな場所です。肺全体の85%を占めています。)の細胞が何らかの原因でがんという悪いものが体に住みついてしまったというものになります。その悪いもの(がん)が成長してしまうと、がんのかたまりは周りをどんどん味方にしようとしていくのです。それによって周りも影響を受けてしまいがんが大きくなり、増えてしますのです。

そのがんという悪者は、血液やリンパ液の流れにのって他の場所に移動でき、そこでも悪者の見方を作っていくのです。(これを転移といいます。)転移しやすい場所は、くすぐられるとくすぐったい脇の下や足の付け根、そうです、いわゆるコマネチ!の場所(リンパ節)です。

また、右にいた悪者が反対側の左の肺に現れてしまったり(肺は心臓を挟んで2つあります。)、血液に乗って移動できるので血液の産みの親である骨にまでも出張してしまうのです。その他には脳、肝臓、副腎(ミニ腎臓みたいなイメージでOK)にも転移します 。

では少し肺がんについてお話したので次は症状について話したいと思います。

肺がんの症状とは?

肺がんは、「この症状があれば必ず肺がんです」という答えがありません。なので、病院に行きお高そうな機械で調べたりしないとはっきりと分からないのです。その為、恐ろしいのが知らないうちに、または大丈夫だろうとほっといているうちに、がんが大きく成長してしまっていたり、増えてしまっているなんてことが起きてしまうのです。

そうなってしまってからでは、優れたお医者さんやお薬などでもやれること、=施せる治療が少なくなってしまうのです。すると、想像つくかもしれませんが、やはり治る可能性は低くなってしまいます。

嫌ですよね。本当は勝てる試合に勝てずに負けてしまうみたいな。がんという悪者はバイキンマンみたいに弱ければいいのですが、強くて厄介なバイキンマンなのです。(まじめな話ですがここは笑って頂ければ嬉しい僕がいます笑)

そこで自身でも注意していける症状についてお話しします。それらは、咳や痰、痰に血が混じる(血痰)、熱がでる、息苦しさを感じる、動悸(胸がドキドキする)、胸痛(胸に苦しい痛みがでる)などがあります。ですが、これらも肺がん以外の呼吸器の病気にもみられる症状になってしまうのですが、やはり何事も早期発見、早期治療にて治せることがべストですよね。

※なのでご自身で上記のような症状があった場合、複数の症状がみられたり、いつもはすぐ治るのに長引いてまだ治らないなど気になった場合には、ほおっておかずに早めに病院を受診することを絶対におすすめします。

肺がん発生の原因について

発生要因についてお話します。肺がんの危険因子の1つ(最も多いといわれているのでご存知だとは思いますが…)は、やはり喫煙ですね(泣)。喫煙者はたばこを吸わない人(非喫煙者)と比べて男性では4.4倍、女性では2.8倍も肺がんになりやすいと言われています。

もちろんたばこ吸いを始めた年齢が若ければ若いほど、1日に吸う本数が多ければ多いほどそのリスクが高くなってしまいます。受動喫煙(周囲に流れるたばこの煙を吸ってしまうこと)も肺がんのリスクを2〜3割程度高めてしまいます。

そして、喫煙指数という肺がんリスクを評価するものがあります。{喫煙指数:1日の煙草を吸う本数×喫煙年数}これが600以上であれば非喫煙者に比べて約200倍肺がんになりやすい!とされています。※しかし、下記に記しているように、喫煙していないからといって肺がんにはならない。というわけではないので予防はやはり大事になってきますね。

喫煙以外では、※1職業的曝露(ばくろ)…看護師さんなどが間違えて患者さんに刺した後の針を自身に刺してしまいなんらかの病気をもらってしまうなど。や、仕事上で放射線を微量ずつでもあびてしまうなどがあります。

また、家族に肺がんにかかった人がいる、おばあちゃんやお爺ちゃんががんにかかったことがあること(がん系統の血筋である。)や、高齢であることなどが発生のリスクを高めると考えられているのです。ん?高齢がリスクの要因の1つということは、それまでの生活にも要因がある気がしますよね。そこで活躍してくれるのが食物繊維です。

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僕の友だちの母は喫煙者であり、夜の仕事をしていました。そのため、生活リズムは不規則であり、ストレスも多かったようで、お酒も多量に飲んでいました。適当に食事を済ませることも多かった為に、食物繊維なんてまったくと言っていいほど摂っていませんでした。そのため、50代前半にて脳卒中にて生涯を終えました。

友だちの母の話は、がんに関連した話とは少し離れてしまいますが、仕事が忙しい等で不規則な生活をしている方も多数おられるであろう時代ですが、やはり食生活(食物繊維や体に良い食べ物)を摂っていかなければ、ただただ忙しくストレスを抱え苦しみ生涯を終えてしまう結果が待っているのかもしれないのです。

現在では至る所にコンビニがあり、仕事合間の昼休憩などでも、手軽にすぐ野菜の摂れる食品や、1日分の野菜などの野菜ジュースなどもありますよね。そういった時間のない方にも優しい製品をうまく利用して頂ければと思います。

肺がん患者はどのくらいいるのか

患者数(がん統計)では、肺がんは、日本全国で1年間に約125,000人が診断されているのです。男女ともに4番目に多いがんなのです。実際に数値化してみると怖くなりますね(泣)今までにというお話ではなく、年間に12万5千人もですよ。自分はなりたくない、予防できるならしていこうと自然と思いますね。

そこで、お待たせいたしました、今回の記事のメインディッシュ、肺がんを予防、リスク軽減する為にはどうすれば良いのかをお話していきたいと思います。

肺がんを予防、リスク軽減する方法

がんの予防になる食べ物

野菜=(食物繊維)肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん

果物:肺がん、胃がん、乳がん

カロテン:肺がん

ビタミンC:胃がん

食物繊維肺がん 大腸がん(結腸のみ)

がんのリスクを上げてしまう食べ物

塩分:胃がん

アルコール:肝臓がん、大腸がん、乳がん、肺がん、食道がん

肉類:大腸がん、乳がん

健康を邪魔する活性酸素を除去する方法

がん予防のある食品はビタミンA、ビタミンCを含むイチゴやレモン、またビタミンEを含むかぼちゃアーモンド、植物性の油のほかに機能性成分(ポリフェノールではブルーベリーや赤ワイン、かぼちゃや人参に含まれるカロテノイドなど)などです。これらには抗酸化作用があり体の中の活性酸素を取り除いてくれる働きがあります。

なんで、ビタミンCががんの予防になるの?と思いますよね。それについて補足したいと思います。

まず、たばこを吸うと、体内に活性酸素が発生してしまいます。その邪魔をしてくる活性酸素をどけどけー!と処理する為にビタミンCが大量に消費されてしまうのです。消費されてしまうと、なんとどけどけーが出来なくなるので、活性酸素が増え続けてしまいます。(活性酸素は体を老化させてしまいます。)

その為、がんなどの病気にもなりやすくなってしまう。ということなのです。そのため、ビタミンCの摂取によってもがんが発症しにくくなる、予防につながるのです。

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そして食物繊維はなにがよいのかをお話ししたいと思います。

食物繊維はどんなもの?何を助けてくれるのか。

まず、食物繊維には水に溶けやすい水溶性食物繊維と逆に溶けにくい食物繊維の2種類あります。水溶性食物繊維はわかめや昆布、里いもなどに多く含まれています。いわゆるネバネバ系ですね。なので体の中に入ってもネバネバさを発揮してくれます。

ネバネバ~として胃腸内をゆっくりと移動するので、あれ?いつもよりお腹空かないぞ?と食べ過ぎを防いでくれます。これによって食後の血糖値が急激に…そう、登っていくジェットコースターのような急さを抑えてくれます。

また、吸着性があります…高性能の掃除機のような感じと思って頂ければわかりやすいかと思います。(笑)その為、体には要らないコレステロールを吸っては、体の外へと吐き出してくれます。その他にはお腹の調子を整えてくれる作用(整腸作用)もあります。

また、不溶性食物繊維には、胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみ、腸よ動け!と刺激してくれる特性があります。その為、不要な物・・・そうです。便のことです。便を排泄するのを助けてくれるので、便秘とバイバイできます。腸内が綺麗になりますね。ラッキー!笑

現代では腸内を整えることによって、ダイエットなどという言葉が飛び交っていると思いますが、食物繊維にはその腸内を整えてくれる作用があるため、糖尿病やもちろん肺がん、急な心臓の病気などの生活習慣病の予防をしてくれるのです。

どうですか?食物繊維、ビタミンC、ポリフェノール、カロテノイド摂ろうという気持ちになって頂けましたか?下記の図でどんなものを摂ればよいのか分かりやすくまとめられた図も載せましたのでご覧になってみてください!!

※1緑黄色野菜の摂取量が多い人は、ベータカロテンを多く摂ることが出来ているため肺がんの発症リスクが低くなると言われています。またきくらげや鰯、秋刀魚などに多いビタミンD、牛乳やヒひじきなどに多く含まれているカルシウム、えだまめやモロヘイヤ、干ししいたけなどに含まれる葉酸(ようさん)等の摂取が大腸がんのリスクを下げるとも言われています。

※1、緑黄食野菜とは、カボチャ、人参、などの色の濃い野菜であり、B-カロテンを豊富に含む野菜をまとめている言葉です。

アメリカ国立がん研究センターでは、天然の植物中に存在する、がん抑制作用のある成分を主に、がん予防効果のある食品約40種類をピックアップして、上記の図を作成しました。上位にある食品ほど、がん予防の効果が高いと考えられているそうです。
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厚生労働省でも1日350gの野菜の摂取が目標とされているとのことです。            毎食小皿1~2皿の野菜料理=食物繊維を取り入れていくと食物繊維が補えるため、がん予防にも役立つのです。

しかし、なんでも摂りすぎは体に良くないですよね。                     食物繊維は1日の食事から摂る目標量は、18~69歳で1日当たり男性20g以上女性18g以上とされています。

まとめ

・1、肺がんとは?

・2、肺がんの症状とは?

・3、肺がん患者はどのくらいいるのか

・4、肺がんを予防、リスク軽減する方法

・4①、がんの予防になる食べ物

・4②、がんのリスクを上げてしまう食べ物

・5、健康を邪魔する活性酸素を除去する方法

・6、食物繊維はどんなもの?何を助けてくれるのか

自然と摂れている食べ物でもこれだけの効果があるということ、がんをも予防できることを多くの方に知って頂ければと思います。長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。

腸にいい4大食品、食物繊維編
https://youtu.be/GiWBra7wsik

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