食物繊維たっぷりのおからで良いとこどり!6つの効果と食べ方とは?

This is powder of tofu refuse.
Okara , Squeezed soybeansからの和え物

おからダイエットって聞いた事は、ありますか?おからなんて、パサパサもそもそしていて、食べずらいイメージしかないですよね。

僕も、昔母がよく作ってくれた、おかずの一つという印象が強かったんです。

近年では、欧米化が進み、おからが食事に出てくる事も減りましたよね。

ですが!
あの【おから】が、美容にも健康にも良いんです。

先日、遠方に住んでいる僕の妹と、久しぶりに会ったんです。

僕の妹は、どちらかと言えばポッチャリ体型で、最後に会った時は、酷い肌荒れに悩んでいたのですが…。

ポッチャリ体型がほどよくスッキリし、肌もツルツルになっていたんです!もう見違えるように。

「ダイエットしてるの?」と聞くと、「おからダイエットを続けてるんだよ」と言うんです。

僕もまさかの【おから】に目が点になっちゃいました。続いて姉は、「おから食べてたら、肌荒れも良くなってた」と。

そんなに、美容効果が良いのか?と思い、調べてみたんです。

すると、おからはカロリーの少ない食物繊維だったんです。腸の調子を整え、糖質や脂肪の吸収を抑えてくれます。

カロリーも低く、満腹度も高い為、ダイエットには最適なんです。美容効果もあり、良いとこずくしです。

食物繊維たっぷりのおからですが、いったいどんな効果があるのでしょうか。

あのパサパサもそもそのおからを敬遠してたら、もったいないですよ。

嬉しい栄養の宝庫である、おからの美味しい食べ方も、ご紹介します。

おからの種類と豆腐との違い

おからにも種類があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分自身に合ったおからを試しましょう。

This is powder of tofu refuse.

生おから

一般的に、おからと言われているのが、生おからです。豆乳を絞った“しぼりかす”そのものなんです。

できたてなので、大豆の風味を感じる事ができますよ。僕は個人的に、この大豆の香りが大好きなので、生のおからを好みます。

また、生のおからのカロリーは、100gあたり約111カロリー。糖質は、100gあたり約2.3gと、とっても低カロリー低糖質なんですね。

ですが、デメリットもあるんですね~。なんせ、生のおからですから。

お豆腐屋さん・専門店に行かないと購入できません。また、水分を多く含むので、日持ちがしないんです。

乾燥おから

乾燥おからは、日持ちのしない生おからを乾燥させて水分を抜き、日持ちするように加工したものが、乾燥おからなんです。

水でもどして、生のおからと同じように使うことができます。また、ハンバーグ等に入れて、かさましに使うこともできるんです。

乾燥おからのカロリーは、100gあたり約421カロリー。糖質は、約8.7gです。

デメリットは、生おからに比べると、カロリー糖質が少し高いです。

あれ?こんなに生のおからと違うの?と思われた方。一見すると、カロリー糖質が、高く見えますよね。

でもこれは、乾燥おからに水分が少ないからなんです。水分が少ない分、栄養素が凝縮しているんですね。

おからパウダー

おからパウダーは、乾燥おからの粒子をより細かくしたものです。

製品にもよりますが、粒が小さくさらさらしているので、飲み物にそのまま加えて飲むことが出来ますよ。

また、乾燥おからと違い、粒子の大きさが揃っている事も、特徴の一つです。そのため、パウンドケーキ等のお菓子にも使いやすいです。

僕もおからパウダーを牛乳に入れて飲んでみたんです。そしたら、意外と美味しく、毎日快便です。

お値段は様々ですが、安価な物でも効果がありますよ。

おからと豆腐の違い

一食で食べる分量、豆腐は100g・おから50gとすると、おからのエネルギー(カロリー)は、絹豆腐とほぼ同等です。

木綿豆腐は、少し高くなります。

ビタミン・ミネラルに関しても、ほぼ同等で差はありません。

ですが、おからが豆腐よりはるかに多く含まれている栄養素は、そう、食物繊維なんです。

おからは、豆腐の約15倍もの食物繊維が入っているんですよ。

おからの効果

おからには、最初に書いた通り、様々な効果があります。

僕の妹のように、ポッチャリ体型からほどよくスッキリしたり、肌荒れを改善してくれます。もっともっと色んな効果があるんです。

  1. 食物繊維で便秘・ガン予防
  2. たんぱく質が豊富
  3. ミネラルたっぷり
  4. オリゴ糖で善玉菌を増やす
  5. イソフラボンで美しく
  6. ビタミンEで老化予防

食物繊維で便秘・ガン予防

おからの食物繊維は、100g中約11.5gあります。食物繊維には、2種類あります。

不溶性食物繊維が、11.1g。水溶性食物繊維が0.4gとなっているんですね。

不溶性食物繊維がほとんどですよね。そこで、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維、それぞれどういった働きがあるのか。

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維は、水分保持能力が強く、ドロドロと粘りのある状態になります。

その粘着性により、胃腸内をゆっくり移動するので、お腹がすきにくく食べすぎを防いでくれます。

胆汁酸やコレステロールを吸着して、体外へ排出してくれる働きもあります。

大腸内で、発酵・分解されると、ビフィズス菌が増加して、腸内環境が良くなります。

糖質の吸収を緩やかにして、食後の血糖値が急激に上昇するのを抑え、急激な血圧の上昇も防ぎます。

最近では、そういった飲料水が売ってますよね。

僕もたま~に飲むんですが、飲み過ぎてしまったのか、血圧が低すぎて気持ち悪くなったという、失敗談があります( ノД`)…

不溶性食物繊維

胃や腸で水分をかかえ込んで、刺激する事によって、便の量を増やして排泄を促進します。

よく噛んで食べる食品が多く、食べ過ぎを防いで、顎の発育を促すことで、歯並びを良くします。

僕は、子どもの頃、両親に「よく噛んでたべなさい」と、よく怒られてましたが(笑)

食べ過ぎ防止だけでなく、歯並びも良くするんですね。

また、水溶性食物繊維と同様に、ビフィズス菌が増加して、腸内環境が良くなります。

食物繊維の摂取量

  • 成人男性 約20g
  • 70歳以上男性 約19g
  • 成人女性 約18g
  • 70歳以上女性 約17g

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を、バランス良く摂ることが大切です。

おからだけでは、不溶性食物繊維が多くなり、硬い便になり、便秘を悪化させてしまいます。

僕の妹の話しですが、便秘が酷く、よく「ウサギの糞しか出ない…」と嘆いていたんです。

でも、毎日ゴリラのように果物をモリモリ食べてたら、便秘解消したようなんです。

【ウサギの糞】にならないように、おからと一緒に、水溶性食物繊維が含まれる果物やわかめ等も食べ、水分もきちんと摂りましょう。

食物繊維について、詳しく書いてあるので、気になる方は、読んでみて下さいね。

たんぱく質が豊富

ダイエットでよくやってしまいがちな失敗なのが、たんぱく質不足なんです。

カロリーの低い野菜ばかりを摂取しても、体力を補ってくれるたんぱく質を摂らないと、体調を崩しちゃいます。

おからは、100g中、約6.1gのたんぱく質があり、ダイエット中でもたんぱく質を補う事があります。

僕も学生の頃、無理なダイエットをしてしまい、体育の授業中、貧血でバターンと倒れてしまった経験があります。

あの頃の僕に、おから食べろ!と伝えてあげたいですね。

ミネラルたっぷり

ゆで大豆をぎゅっと凝縮したようなおからは、ゆで大豆のカルシウムやマグネシウム、カリウムが豊富に残っています。

カルシウムは、骨を丈夫にし、イライラしている時の気持ちを静めてくれます。

マグネシウムと同時に摂取することで、吸収率もバッチリ上げてくれますよ。

カリウムは、体の中の余分な水分を排出してくれる働きがあり、ムクミを予防してくれます。

オリゴ糖で善玉菌を増やす

おからには、大豆オリゴ糖も豊富に含まれています。

オリゴ糖は、腸内のビフィズス菌や善玉菌のエサになるので、腸内環境を整えてくれます。

逆に、悪玉菌が増えてしまうと、悪~い事が山程あるんです。

  • 肌荒れやニキビ・口内炎ができやすい
  • 免疫力が低下しやすい
  • 生活習慣病を引き起こしやすい
  • ウツな気分になりやすい
  • 便秘になりやすい

え、ウツ?と思われた方のために、説明しますね。

腸内細菌には、幸福感やポジティブな思考をつくるセロトニンやドーパミンの合成にもかかわっています。

腸内環境が悪いと、セロトニンやドーパミンをうまく合成できないので、ウツな気分になりやすくなるんですね。

恐怖ですね((( ;゚Д゚)))すぐにでも【おから】を食べて、善玉菌を増やしたいですよね。

イソフラボンで美しく

ポリフェノールの一種である大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じ作用があります。

そのため、閉経後の女性の更年期障害をやわらげる働きがあります。

コラーゲンに働きかけるポリフェノールなので、美肌効果もあります。

また、カルシウムの流出を防いでくれて、骨粗しょう症の予防にもなります。

ビタミンEで老化予防

ビタミンEには、抗酸化作用があるので、お肌の老化を防いでくれます。抗酸化作用で体のサビを落としましょう。

お肌の老化まで防いでくれるなんて、若返りへの近道ですよね。僕の姉の肌荒れ改善も、こうゆう原理だったんです。

おからの美味しい食べ方

おから料理というと“卯の花”くらいしか思いつかない…という方が多いと思います。

【おから料理】というより【いつもの料理にプラス】という考えを持ちましょう。

例えば、ハンバーグやコロッケ、お菓子などにプラスしても良いです。

ハンバーグならお肉の量を減らし、おからを入れれば、カロリーを抑えてボリュームアップします。

おからを使った料理をご紹介しますね。

モチモチおからチーズ焼き レシピ・作り方https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1940001628/?l-id=amp_rcptitle

引用:Rakutenレシピ

ダイエット応援☆おからのフワフワ卵蒸しパン レシピ・作り方https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1510016696/?l-id=amp_rcptitle

引用:Rakutenレシピ

ダイエット応援!おからのチキンナゲット レシピ・作り方https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1500002932/?l-id=amp_rcptitle

引用:Rakutenレシピ

おからグラタン レシピ・作り方https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1230018776/?l-id=amp_rcptitle

引用:Rakutenレシピ

まとめ

  1. おからは3種類ある。
  2. おからは6つの効果がある。
  3. おからの色んな美味しい食べ方がある。

このように、おからを日頃から摂ることによって、たくさんの嬉しい効果が期待できます。

パサパサもそもそのおからのイメージが変わりましたよね。

栄養の宝庫である【おから】を摂り、美容と健康を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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