MEC食が血液ドロドロにする!その犯人はいったい何者なの?

あー、やってきました5月です。みなさんの会社はどうかわかりませんが、僕の会社は5月と9月に健康診断があるのです。年々、結果に悪いマークがつく項目が増えてきたように感じます。また、今年も健康診断シーズンがやってきます。

健康診断で特に気になるのが、お腹周り?肝臓の数値?言い出したら、きりがないほど項目も多くて気になることもたくさんありますよね。そんな、健康診断の話を会社の同僚と話しをしていた時、同僚がお腹周りの数値が年々増えていっているとのこと。

今年は少しでもお腹周りの数値を減らすために、ダイエットをしてるというのです。それが、MEC食というダイエットとのこと。食べること大好きな同僚らしいダイエットだなと思いましたが、本当に健康診断の為のダイエットは正しいのでしょうか?

同僚がお腹周りを気にして始めた、MEC食。MEC食はお肉と卵とチーズを食べるダイエットなのです。これ、本当正しい選択でしょうか?お肉と卵とチーズなんて、高たんぱく質・高脂質の食事ですよね?これで健康診断の結果はよくなるのでしょうか?

高たんぱく質・高脂質なんてコレステロールの塊ですよ!こんな食事をして、お腹周りの数値は減らせても、違うところの数値が上がってしまうのではないでしょうか?最近、よく耳にする血液ドロドロとかになってしまわないのでしょうか?

同僚はこのまま、MEC食を続けて大丈夫なのか、僕が調べてみました。MEC食とはどんなものなのか、お腹周りに効いても、血液ドロドロにはならないのか。健康診断が近い皆さん、よく読んで参考にしてくださいね。

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MEC食とは

MEC食について

MEC食とは、M=Meat(お肉)・E=Eggs(卵)・C=Cheese(チーズ)の頭文字をとったものです。この3つの食材を食べて、高たんぱく質・高脂質の食事をして糖質を控えようという、糖質ダイエットの一つです。

ダイエットというと我慢のイメージが多くありますよね。でも、MEC食はこの3つの食材を食べて、まだ食べられるようなら何を食べても大丈夫なのです。食べるの大好き同僚がこのダイエットを選んだ気持ちがよくわかります。

MEC食は我慢のダイエットではなく、3つの食材を食べて、まだ食べられるようなら食べてもいいよという我慢のないダイエットなのです。3つの食材食べるだけだし、我慢しなくていいなんてプラスのイメージで続けやすそうですよね。

MEC食のやり方

  • 1日に食べる量、お肉-200g・卵-3個・チーズ-120gです。この量でまだ食べられるようだったら、何を食べても大丈夫です。ただ、野菜は葉物野菜を食べるようにする。
  • 1口、粒ガムの量を30回噛んで食べる。

気をつけることはこれだけです。3つの食材を食べて、足りなければ何を食べても大丈夫なんてダイエットみたいではありませんよね。そして、MEC食には30回噛むことでいいことがあるのです。

それは、噛むことで満腹中枢が刺激されるということ。そのために、いつもよりお腹いっぱいになる時間が早いのです。そのため、食べ過ぎを防ぐことができます。さらに、よく噛むことで人間本来持っている味覚を取り戻すことができるのです。

MEC食を続けて、よく噛むことで炭水化物などまずいと感じるようになるのです。まずいと感じるようになった炭水化物を避けるようになり、糖質制限ができ、摂取カロリーも減って痩せられるのです。

MEC食の効果

MEC食は高たんぱく質・高脂質の食事をすることで、炭水化物などの糖質を宣言するダイエットです。MEC食を行い、糖質を摂らなくなることで、身体についている脂肪を燃やすことができます。身体の脂肪だけでなく、筋肉も分解されてエネルギーをも燃やし始めます。

そのため、身体についていた脂肪が燃やされ痩せていきます。同僚のお腹もこれで減っていくわけです。食べるの大好き同僚がMEC食を選んだわけがわかりました。MEC食を続けて、健康診断までにお腹周りが減ることが期待できると思います。

しかし、MEC食のような高たんぱく質・高脂質の食事を続けて本当に大丈夫でしょうか?お腹周りの数値は減っても、体の他の部分に影響は出てこないのでしょうか?例えば、血液。コレステロール摂りすぎの食事で本当にいいのでしょうか?

MEC食と血液ドロドロの関係

引用:「medic.jp」

MEC食はお肉・卵・チーズの3つの食材を食べること。しかし、この3つの食材は高たんぱく質・高脂質の食事なのですよね。「えー、大丈夫なわけないじゃん」と思った方、「はい、正解!」。高たんぱく質・高脂質の食事が身体によいわけありませんよね。

高たんぱく質・高脂質の食事といえば、コレステロールが気になりますよね。コレステロールも健康診断では重要なポジションです。CMとかでもよく聞きますよね。「コレステロール大丈夫?スルーしていませんか?」って。

コレステロールが多い食事をすると、いったいどうなってしまうのでしょうか?なんだか危険な気がしますね。そうなのです、危険なのですよ。体中を駆け巡っている血液がなんとドロドロになってしまうのです。ドロドロな血液で体が大丈夫なわけないですよね。

MEC食とコレステロールとの関係

引用:「medical-checkup.info」

MEC食は高たんぱく質・高脂質でコレステロールが多い食事ですね。コレステロールは体に悪いもののイメージがありますが、コレステロール値が低いと疲れやすい・精神不安定など健康障害を起こす可能性もあり、身体にはある程度必要なものです。

僕たちの身体で肝臓がコレステロールを作っています。それ以上に、MEC食を行いコレステロールの多い食事をすると、肝臓がいつも作っているコレステロール+食事で摂りすぎたコレステロールで、コレステロール値が上がってしまう可能性もあります。

コレステロールと血液ドロドロの関係

引用:「minnna-suisousui.com」

MEC食のような3つの食材を食べるということは、炭水化物や食物繊維など不足していきます。そのような食事を続けていると、食生活が偏ってきてしまいます。食生活が偏ると血液中のコレステロールや中性脂肪も多くなります。そうすることで、血液がドロドロになります。

赤血球や白血球は細い血管を、自分の身をねじりながら通っていきます。血液がドロドロになってしまうと、細い血管を通るときに赤血球や白血球が身をねじれなくなり細い血管の入り口を入るときに、通りづらくなります。

そうすると、細い血管の入り口につまりたまってしまい、細い血管の先まで血液が十分に通らなくなります。正常な血液循環が行われなくなり、やがて肥満や脂質異常症・高血圧症・糖尿病など生活習慣病になる可能性があります。

さらに、動脈硬化が進むと命の危険が伴う脳卒中や心臓発作を起こしてしますかもしれません。高たんぱく質・高脂質の食事によるコレステロールの摂りすぎは、血液をドロドロにして病気を引き起こす可能性があるのです。

血液ドロドロの意味は、言葉だけではなかなか伝わらないかもしれませんね。血液ドロドロがどのような状況なのか動画を貼っておきます。映像を見るとよくわかると思いますので、見てみてくださいね。

URL:You Tube「 MC Healthcare」

人間の生命を維持するために欠かせない血液。成人の場合、体重1㎏あたり約80mℓが血液とされています。健康な血液は、約50秒で体内を一周します。さらに、成人になると毛細血管の総延長距離は約9万㎞、地球2周半になります。心臓から送り出された血液は猛スピードで全身をめぐります。全身をめぐることで、体のすみずみ細胞まで酸素や栄養を届け、老廃物を回収してくれているのです。体のすみずみまで酸素や栄養が運ばれなくなると、手足の冷えや・肩こり・頭痛・めまいや疲れなど体の不調が起こります。

引用:「blogspot.com」

どうしたらいいの?

MEC食は3つの食材を食べるため、やはり高たんぱく質・高脂質をたくさん摂る食事になってしまします。そうすることで、コレステロールや脂質の摂りすぎにより、血液がドロドロになります。血液ドロドロを避ける為に、やはり偏った食事を避けることが大切です。

野菜やご飯、果物などバランスよい食事を心がけることが大切です。さらに、最近の人は運動不足気味だといわれています。どこの施設も便利になったため、駅やショッピングモールなどエスカレーターを選ぶ人多いと思います。

運動不足も病気の原因となります。少しでも階段を使うなど、自分の足で歩くことを心がけましょう。そして、血液は水分です。汗などで出て行ってしまう水分も多くあり、血液をドロドロにしないためにも水分補給を心がけるようにしましょう。

まとめ

  • MEC食とは、M=Meat(お肉)・E=Eggs(卵)・C=Cheese(チーズ)この3つの食材で高たんぱく質・高脂質の食事をする糖質ダイエットの一つです。
  • 1日に食べる量、お肉-200g・卵-3個・チーズ-120gです。そして 1口、粒ガムの量を30回噛んで食べることも大切です。
  • MEC食を行い、糖質を摂らなくなることで、身体についている脂肪を燃やすことができ痩せることができます。
  • 高たんぱく質・高脂質の食事が身体によいはずがない。
  • コレステロールを食事で摂りすぎると、コレステロール値が上がってしまう。
  • 食生活が偏ると血液中のコレステロールや中性脂肪も多くなり血液がドロドロになります。 血液がドロドロになると病気の原因になります。
  • 血液ドロドロにならないために、バランスの良い食事と運動が大切です。

健康診断でいい結果を出そうとして、ダイエットに励んでいる同僚。お腹をへこませたいために始めたMEC食が血液ドロドロの原因になり、お腹ではない他の数値に異常が出てしまってはダイエットの意味がありません。

偏った食事ではなく、バランスの良い食事に気をつけることが大切です。MEC食をしなくても自分が気づいていないだけで、意外といつもの食事が偏ってる可能性があります。一度、食事を見直すことも大切です。

そして、階段をいつも使うなどプチでもいいので運動するように気をつけて生活していくことも大切ですね。日常の些細な行動が健康診断の結果を左右しているように思います。健康診断の為ではなく、日常を少し変えて健康な体を保っていきましょうね。

MEC食を試みてやめた理由も下から確認できます。MEC食気になるなって方は、下記もぜひ読んでくださいね。MEC食をした方からの体験はわかりやすいと思います。たくさん読んで、健康の為に参考にしてくださいね。

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