うつ病。もう現代病の1つですよね。
僕の祖母もなってしまいました。もともとは気丈な人でうつ病なんて縁遠い人だと思っていたのです。
きっかけはおそらく祖父の死、将来の不安からだったと思います。毎日、「怖い怖い」と言っていて「何が怖いの?」と聞いても実体がないのです。
もしかしたら不安障害に近かったかもしれませんね。何度か入院もしました。
かくいう僕も実はなってしまったんですよね(笑)。会社のストレスとプライベートのいざこざが重なって。
僕の場合は、うつ病によくある落ち込みはなくのどが詰まって吐き気がしたり、風邪をひきやすくなって、体重が落ちました。それでやむなく休職もしたことがあります。
僕の場合は「自律神経失調症」という診断がくだりました。これは、うつ病の一歩手前です。
見た目は普通と変わりません。 僕のキャラが祖母と同様、気丈なタイプなので特に理解を得るのが難しかったです。
これが一番辛かった。 父には「お前は単に仕事から逃げただけ」とまで言われましたよ。
休職して、会社に復帰しましたが、周りから本当に病気だったのか?と疑われたり、病人として対応してくれないので仕事はガンガン回されました。でも休職が響いて、仕事量のわりに全く昇格できず。
病気になって苦しい思いをしたのに報われず、非常に理不尽な思いに苦しみました。
うつ病の他に、不安障害、自律神経失調症、パニック障害などありますが、精神科や心療内科の医者にしてみれば原因は一緒で、脳内のセロトニン不足と言われています。
セロトニンを増やしてやればいいのですが、最近、食物繊維が効果的であることが多くの研究で分かってきたようです。
そこで今回は、食物繊維がうつにもたらす効果など詳しくご紹介していきます。
「僕、私には関係ないわ。精神疾患は弱い人がなるものだ」なんて思っているなら、それは大間違い。
僕自身がそのように思っていてなりました。うつ病はきっかけさえあれば誰にでもなる可能性があります。本当になったら地獄ですよ。
どうぞ、最後までご覧ください。
うつについてよくわかる動画はコチラ↓
引用:うつ病患者のリアルをお話しします「うつがひどすぎるときはどうしてた?」メンタルハッカーほっしー
なぜうつが増えてしまったのか?




僕が心療内科に通っていたころ、病院の待合室は大量の人で満杯でした。多すぎて、看護師が追加の椅子を持ってきたほどです。
今、本当に多いんですよね。年齢も幅広いんです。小学生~お年寄りまで。見た目は普通なんですよね。どこが悪いんだろうと思うほど。
僕も同じように思われていたと思いますが。とにかく精神疾患に罹患している人は多い!




上の図で、年々男女とも増加していることがわかりますよね。まさに現代病。
では、なぜ増えてしまったのでしょうか。
考えられる原因は、次の4つ。
- 食生活の乱れ
第二次世界大戦後から食物繊維の摂取量が大幅に減少したことです。技術の進歩に伴い、お米や小麦はキレイに精製されることによって食物繊維が豊富な周囲の繊維が削られてしまいました。
- テクノストレス
PC、携帯電話、ゲーム機の普及により、ブルーライトを浴びる機会が増えました。ブルーライトは交感神経を刺激し、脳を興奮状態にして自律神経を乱れさせます。
- 生活習慣の乱れ
PCはないと仕事ができなくなるほど生活の必需品となりました。朝から晩までPCとにらめっこ。太陽に浴びる時間が少なく、運動量も減り、セロトニンが生成されません。
- 姿勢の乱れ
運動量の低下により筋肉量が減少し、身体を十分に支えることができず姿勢の悪い人が増えました。PCの使用で座りっぱなしも原因の1つ。姿勢が悪いと神経伝達がうまくいかず身体の不調に繋がります。
僕が病気になったとき、パソコン2台、電話2台がデスクにありました。朝から晩まで移動はトイレのみでPCにずっと向かっていましたよ。猫背で足を組んで、頬ずえついて。朝真っ暗な時間に出勤して夜真っ暗の中帰宅して。太陽と縁遠い生活を送っていました。
あとで原因を知って「こりゃなるわ」と納得しました。
なぜうつに食物繊維が効くのか?




今回は、上でご紹介した原因の中で、食生活の乱れに焦点を当てていきます。
精神疾患の原因の1つとして、食物繊維を以前ほど摂らなくなってしまったことが挙げられます。
うつ病などの精神疾患患者は、脳内のセロトニンという神経伝達物質が十分に分泌されていません。
セロトニンは焦り・緊張などを抑えて心に安心・安定を与えるものです。
セロトニン不足になると、なんでもないところで緊張状態になり、吐き気、過呼吸、落ち着かない状態になりやすく、感情のコントロールが難しくなります。また、不眠症の原因にもなります。不眠症はうつ病の典型的な症状の1つです。
脳内で非常に重要なセロトニンですが、実は人体に存在するセロトニンの98%は腸内にあり、残り2%が脳です。腸内でセロトニンが十分に作られないと脳に届けることができず、慢性的に脳内がセロトニン不足に陥ってしまいます。
腸内で十分なセロトニンをつくるには、腸内環境の改善が必須!腸内環境改善には食物繊維!ということでうつに効果的というわけです。
ちなみに、理想的な腸内環境は腸内細菌のバランスで決まります。
善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1 ※日和見菌は、善玉菌、悪玉菌多い割合のほうに味方する。
若いときは善玉菌の割合が多いので日和見菌も善玉菌を味方しますが、加齢に伴って悪玉菌が増え日和見菌が悪玉菌を味方し、腸内環境が乱れ便秘などが起こりやすくなります。
善玉菌のエサとなる食物繊維を投入し、善玉菌を増殖させて悪玉菌を退治することが腸内環境を整え、セロトニン放出を促す効果的な方法です。
祖母も毎日手帳に排便記録をつけていて、チラッと見ましたが✖が多かったです。昔は違ったと言っていたので、やはり年齢を重ねて悪玉菌が悪さをしだしたようです。また、女性なので腹筋も落ちてしまったのも原因でしょう。
お年寄りのうつも結構多いんですよね。
ストレスもあるでしょうが、腸内環境もかなり深く関わっていることがよくわかります。
実際にうつを改善する食物繊維とプラスαで乳酸菌!




食物繊維には次の2種類あります。
- 果物や野菜から摂れる水溶性食物繊維
- 穀物から摂れる不溶性食物繊維
うつの改善に効果がある食物繊維は、果物や野菜から摂れる水溶性食物繊維です。
理由は、 果物や野菜から摂れる水溶性食物繊維は穀物から摂れる不溶性食物繊維より発酵しやすく、短鎖脂肪酸を発生させます。
短鎖脂肪酸とは、腸の蠕動運動を促進したり、代謝をよくしたり、腸内吸収力を高めたりして腸内環境を整え、セロトニン生成がスムーズに行えるようにします。
下記は、国立国際医療研究センター・疫学予防研究部が行った実験結果です。




野菜・果物由来食物繊維が最もうつ状態を改善したという報告がされていますね。
うつ症状に悩んでいる人は、積極的に摂るようにしていきましょう。
オススメ食材・・・ りんご、寒天、こんにゃく、海藻など
また、 野菜・果物由来食物繊維と一緒に乳酸菌も摂ることをおすすめします。
<考察>
今回、乳酸菌が腸管でセロトニンの放出を促進すること、及びセロトニンを介して自律神経に作用することを世界で初めて発見しました。「SBL88乳酸菌」は、肌の保湿向上効果、睡眠障害改善効果や肝機能保護効果など、この乳酸菌ならではの様々な機能があることが明らかになっています。今回の試験結果より、「SBL88乳酸菌」が腸管でセロトニンを放出させ、そのセロトニンが自律神経を刺激し、各器官での多様な健康機能を発揮していると考えています。




引用:乳酸菌によるセロトニンを介した自律神経への作用を世界で初めて発見 サッポロビールブレスリリース
サッポロビールは乳酸菌を摂ると腸内からセロトニンを出し、脳へ働きかけ身体の調子を整えることを報告しました。
食物繊維でセロトニン生成を促し、乳酸菌で放出して脳に届かせることでうつ状態は改善していくと考えられます。
まとめ




この記事の要点は次の3つです。
- うつ病は現代の生活習慣病の1つであり、だれにでもなりうる病気である。
- うつ改善のKEYはセロトニン。セロトニンは腸内に98%。腸内環境改善がうつ改善につながる。
- うつに効くのは、果物・野菜から摂れる食物繊維と乳酸菌。
精神疾患は再発も多く、治るまで時間もかかります。自信も社会的立場もいろいろなものを失うと僕は感じました。
もしも意識して予防ができていたら、病気にならなければ、そんな悔しい思いはすることは無いのです。
今の日本は、精神疾患の原因となるものがあふれています。他人事と思わず、だれもが積極的に腸活に取り組み、こころも身体も病気と無縁な人生を送ってほしいと願います。
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