食物繊維が多いモズクはダイエットの敵だった!その理由はコレ


モズクはよくスーパーで、1パック2~3個入りで売られていますね。めかぶが沢山あって、モズクが少しだけ置かれているのを見かけます。つまり需要がめかぶの方が多い、ということがよくわかると思います。

僕がなぜモズクがダイエットの敵だと思うかというと、味付けが甘いからです!それだけ?と思う方もいると思います。でも僕が知るお店では、全部モズク酢として販売されていました。砂糖が入っているんですよ?

黒糖でも糖なんです!血糖値が上がっちゃいますよ!ダイエット中はなるべく砂糖は摂りたくないのに、入っているんです。しかも食前に食べたら、モズクの効果が出る前に吸収されちゃうじゃないですか!

それだけではありません。もう1つはダイエットではなく個人的事情なんですが、実は胃が少し弱いんです。そのため、時々胃が弱っている時があるんです。そんな時はお酢をなるべく控えたいんです。でも、モズク酢にはお酢がもちろん入っています。

それなら他の”ワカメやめかぶでお酢が入っていない物”を選んだ方がいいですよね。値段も同じくらいですし。モズクをわざわざ選ぶことはないと思うので、僕や糖尿病の母はめかぶを選んで食べています。しかし、テレビでモズクがダイエットに良いと時々聞きます

じゃあ、どっちなんだ!と自分でもわからなくなったので、調べてみることにしました。僕はまだ、モズクはダイエットの敵だと思っています。この自論が合っているということを、証明していきたいと思います!

モズクとは

まずは敵をよく知ることから、ということでモズクを紹介いたします。モズクは、褐藻類に付着するため”藻つく”から名前が付けられたといわれているんです。表面にはヌメリの多糖類があるため、ヌルヌルしているんです。

日本だと主に沖縄で摂られている、オキナワモズクが多いんです。他の海藻と同じミネラルやビタミンが、バランスよく含まれているようです。それに食物繊維も多く含まれているらしいんです。

同じコーナーにあるめかぶともずく、見た目はとても似ていますが、違う海藻です。めかぶはわかめの根元の辺りから採るため、わかめの仲間なんです。僕はめかぶの方が少し弾力があるなと感じます。

モズクの方は細く柔らかくて、まるでそうめんみたいだと思いました(笑)ツルツル食感は嫌いではなかったです。むしろこちらの方が好…いや!なんでもありません。食感だけで考えを変えたりしません!次に栄養素にいきましょう。

モズクに多く含まれる栄養素

ビタミンB12

レバーや魚介やチーズに多く含まれている水溶性のビタミンです。身体の中で葉酸を作る手伝いをしてくれるんです。他にも血液を作り出す手助けをしてくれたり、神経を正常に保つ働きがあるんです。このビタミンが不足すると、貧血になったり神経の機能が低下したりします。

認知機能にも影響するんです。しかもビタミンB群は、幸せホルモンセロトニンを作るのに大切な栄養素なんです。そのため、うつの予防になると言われているんですよ。1日の成人の摂取量の目安は2.4マイクログラムです。

ビタミンK

納豆やホウレンソウに多く含まれています。骨を作るなどのカルシウムの活性や、血液を固める効果があるんです。血液を凝固させるのはプロトロンビンです。しかし、肝臓でプロトロンビンを精製するために必要になるのです。

そのため、血液凝固のためにビタミンKが必要なのです。不足すると骨粗鬆症になりやすくなり、骨折の危険が高くなります。また、ケガしたときに出血しやすくなってしまうのです。1日の成人の摂取量の目安は150マイクログラムです。

レバーや貝に多く含まれています。血液に含まれるヘモグロビンを作るのに必要な栄養素なんです。鉄には、ヘム鉄非ヘム鉄があるんです。ヘム鉄は吸収されやすく、レバーなどの肉や魚介類に多く含まれています

非ヘム鉄は野菜や穀物などに多く含まれていて、吸収されにくいんです。鉄分が不足すると、ヘモグロビンが作られないため、貧血になってしまうんです。貧血予防には、ヘム鉄を積極的に摂取するようにしましょう。ビタミンCと一緒に摂ると吸収されやすくなりますよ。

1日の摂取量の目安成人男性10ミリグラム、女性12ミリグラムです。

ヨウ素(ヨード)

甲状腺ホルモンを作るのに必要な栄養素なんです。甲状腺ホルモンって何?と思うのは僕だけでしょうか。甲状腺ホルモンは身体の新陳代謝を促したり、子供の身体の発達においてとても重要なホルモンなんです。

新陳代謝は古い物から新しい物にかわることです。髪の毛が生え変わったり、新しい皮膚ができるのもそうです。皮膚だけではなく臓器も代謝を受けているんです。子供の方が治りが早いのは代謝がいいからなんです。

このヨウ素は不足すると、甲状腺から甲状腺ホルモンが作れなくなるんです。とくに育ち盛りの子供達には不足してほしくないホルモンです。しかし摂り過ぎると甲状腺機能の低下、甲状腺腫でしこりができる。甲状腺中毒症になる危険があるんです。

中毒の症状としては手の震えや脈が速くなる、体重の減少などがあります。日本人はだしや海苔を食べるので、ヨードをあえて摂取しなくても摂れているそうです。しかしサプリメントを摂って、更に海藻を沢山食べればヨウ素の摂り過ぎになってしまうんです。

1日の成人のヨード摂取量の目安は150マイクログラム、上限が3ミリグラムです。

食物繊維

フコイダン

抗がん作用があり、免疫力をアップする効果があります。しかも、胃の粘膜を保護してくれるんです。フコイダンはヌルヌルした物質で、海藻が傷や乾燥を防ぐために出しているんです。ガンに対しての効果が注目され、サプリメントにもなっているんです。

モズクは他のわかめなどの海藻に比べて、約3倍ほど多いんです。

アルギン酸

アルギン酸は様々な種類がありますが、一般的に言われるのは水溶性のアルギン酸カリウムです。体内に入ると分裂してカリウムはそのまま吸収されます。残ったアルギン酸はナトリウム(塩)に吸着して、外へ排出してくれるんです。

そのため血圧の上昇を防いでくれるんです。また、胆汁酸を排出する効果もあるんです。胆汁酸とは、肝臓が過剰なコレステロールを排出するために作ったものです。小腸で吸収されて脂質の消化に再利用されるのですが、吸収されなかったものは便として排出されるんです。

                      参考 日本業務食品株式会社



モズクだけではなく、海藻は健康に良い栄養素が含まれているんです。しかもモズクは上記にも書きましたが、フコイダンが多いようです。健康に対してはとても良いと思います。しかし、まだダイエットに関して決着がついていません。次に行ってみましょう。

ダイエットの強い味方の食物繊維

そもそも、なぜ海藻はダイエットに効果的と言われているのでしょうか。それはミネラルや多くの食物繊維が多く含まれているからなんです。食物繊維とは一体何でしょうか。食物繊維には水に溶けやすい食物繊維と、水に溶けにくい非水溶性食物繊維の2種類があります。

水溶性食物繊維

ダイエットにとても効果的なんです。糖質の吸収を抑えてくれるので、糖尿病や肥満の予防にもなるので健康にも良いです。他には、コレステロールに吸着して排出してくれます。そのため、動脈硬化の予防になります。

なぜこのような効果があるのかというと、胃の中で塊(食べ物)を大きく覆うからなんです。 塊を覆うことで、脂質や糖質の吸収を抑えるバリアのような役目をしてくれるんです。 それに塊が大きくなる分、消化に時間がかかるんです。つまりお腹が空きにくくなるんです。

また保水力があり、便に吸着して水分を送ってくれるんです。硬い便の方に効果的な栄養素なんです。この水溶性食物繊維は覆うことで効果を発揮します。それより前に食べてしまうと、覆えないのでそのまま身体に吸収されてしまうんです。

そのため食前に野菜や、海藻を食べることが勧められているんです。

非水溶性食物繊維

満腹中枢得を刺激してくれるので、ドカ食いを防止してくれるんです。またデトックス効果があるので、新陳代謝がアップします。新陳代謝は古い物が新しい物に変わることなんです。日焼けして、新しい皮膚に変わるのが代謝です。臓器も代謝を受けているんです。

非水溶性食物繊維は、水を吸って膨らむので便のかさを増やしてくれるんです。しかも腸を通る時に腸壁を刺激して、ぜんどう運動を促進してくれます。ぜんどう運動とは、便を排出するための腸の動きの事です。

ダイエット中や小食で便のかさが足りない方に効果的です。しかも老廃物やダイオキシンなどの毒素も排出してくれる、腸のお掃除屋さんなんです。

食物繊維はどちらも、健康・ダイエット・便通に効果的なのがわかったかと思います。ただ効果が全く違うので、気をつける必要があるんです。例えば下痢気味の人が、水溶性食物繊維を多く摂ったら益々下痢になってしまいます。

健康が悪化しないために、まずは自分の身体の調子を知ることから始めましょう。それにしても、食物繊維は優秀ですね!悩みのほとんどを解決してくれますね!モズクにもこの食物繊維はたっぷりと含まれているので、ダイエットの敵と決めてしまうのはどうか…と思ってきました。

そもそも僕がダイエット向きじゃないと思ったのは、味付けが甘いからです。では、糖やお酢が入っていなかったら?それなら食前に食べれるし、ダイエット食だと僕も素直に認められます。ということで、次にモズクの食べ方について調べてみました。

モズクの調理方法

僕は店頭で見たことありませんが、ネットで調べたらありました!生もずくというものです。これは調味料につけられていません。しかし、塩抜きなどの下ごしらえをする必要があります。しかしパックのものより量が多いので、天ぷらなど様々な料理に使えます。


                              引用 YouTube

生モズクのレシピ

沖縄のあの味!生もずくの食べ方

沖縄のあの味!生もずくの食べ方 by *marble*

ツナ缶で☆ペペロンもずく

ツナ缶で☆ペペロンもずく by YUZVIO

いつもの豆腐ともずくの味噌汁

いつもの豆腐ともずくの味噌汁 by SachikoS

もずくの天ぷら♪沖縄出身の先輩から伝授

もずくの天ぷら♪沖縄出身の先輩から伝授 by まち辰

生もずくがお店にない又は下ごしらえが面倒、という方に僕のおススメのレシピを紹介いたします。

味付けモズクを利用したレシピ

身体ぽっかぽか♪もずく酢で中華スープ☆

身体ぽっかぽか♪もずく酢で中華スープ☆ by アプコさん♪

栄養満点!もずく酢のたまご焼き

栄養満点!もずく酢のたまご焼き by HAPPYちゃん

切り干し大根ともずくの酢の物

切り干し大根ともずくの酢の物 by るぱんとありす

もずく酢で簡単にできる☆酢豚

もずく酢で簡単にできる☆酢豚 by カネリョウ海藻

和えるだけ☆もずくキムチ納豆

和えるだけ☆もずくキムチ納豆 by 

甘さやお酢を使ったレシピにすると丁度いいですね。僕は胃が弱いですが、お酢は内臓脂肪や皮下脂肪を減らしてくれたり、疲労回復してくれたりするので好きです。他の食材と合わせることで味が調和され、気にならなくなりました。僕は納豆にキムチとモズクを入れて、食前に食べようかなと思います。

まとめ

  • モズクには他の海藻と同じくらい、ミネラルや食物繊維が豊富
  • 特にモズクは他の海藻に比べてフコイダンが多い
  • ダイエットに効果的な水溶性食物繊維が多い
  • 甘さや酢が苦手なら生モズクを食べよう
  • 他の食材に混ぜて、食べやすいようにアレンジしよう

調べての僕の結論は、モズクはダイエットの味方だった!です(笑)栄養素も申し分はないし、健康に良い栄養素も沢山入っています。むしろ、積極的に摂取をおススメしたい海藻です。今まではめかぶばかりで栄養も食べ方も偏っていました。

味付けだけでダイエットの敵だと思っていたので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからは料理に入れてみたりして、自分の食べやすいようにアレンジをしていきたいと思っています。その方がモズクの栄養素も摂れて、料理の幅も広がりますね!

ただ、味付けだと砂糖が入っているので糖尿病の方は気をつけてくださいね。モズクを食べたことない方や、苦手な方はこれを期にぜひチャレンジしてみて下さい。

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