もうすぐ夏休みですね。春が来たと思ったらすぐに夏がやってくる、本当に季節が変わっていくのは早いものですね。楽しい夏休みが来るとやっぱりアウトドアへ行きたくなりますよね。あなたは海へ行きますか?それとも、キャンプ?山に行きますか?
この間、僕が会社の同僚と今年の夏休みは、どこへ行くかという話になりました。最近はキャンプが流行っているとのこと、しかしやっぱり海水浴に行く派も多くいました。海水浴ではなくプール派の人もいましたね。
そんな女性の同僚が気にしていたのは、今年着る水着の話題!どんな感じのものを買うのか、ということに盛り上がっていました。水着にもトレンドがあるようで、みんなネットで見た水着を見ながら盛り上がっていました。
ところが、女性の同僚の話、水着の話題を話ていたと思ったら、ダイエットの話になっていたのです。話がコロコロ変わるところが女性っぽいなと思いながら、あーなるほど、水着を着るということは、体型が気になるからなのだなと思いました。
水着といえば、肌の露出が半端ないですもんね!男性にはうれしい限りですが、女性には悩みですよね。最近は、水着にも羽織ものやショートパンツも出てきていますが、僕としてはあまり着て欲しくないところですが、他の男性方はどうでしょうか?
そんなことを考えながら、女性の同僚のダイエットの話を聞いていたら、来月断食に3日間泊りで、体験してくるという同僚がいました。泊りがけで断食?と僕は思いましたが、さらにほかの同僚が最近は、MEC食も流行っていると話していました。
プチ断食もMEC食も、多分ダイエットの一種なんだろうけど、どちらがいいのだろう?と同僚が言っていました。僕もどう違うのだろう?と少し興味が沸きました。夏の為に体の線が気になるのは、女性だけではありません。僕、海派なんです。男性だって、体型気になりますよね?
水着を着たいとなると、この時期始めるダイエットに失敗してはいられませんね!さらに、ダイエットをして体調を崩しては、楽しみにしていた水着を着ることすらできなくなります。体調を保ちつつ、自分に合ったダイエットはどれなのでしょう?
失敗は許されない時期、どうすれダイエットに成功できるのでしょう？どのようなダイエットが自分に向いているのでしょう?この選択を間違えなければ、きっと楽しく水着を着れること間違いなしです。
MEC食について
MEC食とは?
同僚が話をしていたMEC食。MEC食と書いて「めっくしょく」と読みます。沖縄県那覇市のこくらクリニック院長、渡辺信幸先生が考案した食事療法になります。MEC食を続けることでダイエットなど痩せる・肌が綺麗になるなど体の変化が期待できるというのです。
MEC食ダイエットとは?
MEC食とは、
- M＝Meat（お肉）
- E=Eggs（卵）
- C=Cheese（チーズ）
3種類の頭文字をとったものになります。MEC食はお肉・卵・チーズを積極的に食べようというのです。一日に3食お肉・卵・チーズをお腹いっぱい食べてもよいのです。お腹いっぱい食べられるのに痩せられるのです。素敵すぎますよね。
痩せる為に行うダイエットというと、何かを我慢するイメージありますよね。MEC食はこの3種類なら、お腹いっぱい食べても大丈夫なのです。お腹いっぱい食べられるなら、我慢の少ない感じがしますね。
お肉・卵・チーズを食べてお腹を満たし、一日に必要な栄養素をほぼ摂ることができます。お腹がいっぱいになればごはんなどの炭水化物を食べなくなります。つまり、MEC食は高たんぱく質・高脂質の食事をして、糖質を減らして痩せていこうということなのです。
MEC食を行うために大切なこと
さらにMEC食を行う上で大切なことがあります。それは、一口につき30回噛むことです。一口とは粒ガム程度の量を言います。その一口を30回噛むのです。食事の際に「よく噛んで食べなさい」と言われたことありませんか?
噛むことで、満腹中枢が刺激されます。そうすることで、食べすぎを抑える効果があります。そういわれていても、わかっていても一口に30回噛むのは難しいですよね。考案した渡辺信幸先生も初めは難しく練習が必要とおっしゃっています。
しかし、たくさん噛むことで満腹中枢が刺激されます。そうすると、人間本来の味覚を取り戻すことができるというのです。人間本来の味覚を取り戻すと、体に良いものだけを取り入れるようになります。
味覚は体への良しあしを判断する機能があります。毒やまずいものは、吐き出すようにできているのです。MEC食のようにお肉・卵・チーズは噛み続けると、口の中で溶けてなくなります。そうすると、味覚が美味しいものを感じ、体に必要なものと判断されます。
しかし、米やパン・野菜など食物繊維が含まれているものは、噛み続けても食物繊維が含まれているため口の中からなくならず、味もしなくなり飲み込みたくなくなってしまうのです。そうすると、米やパン・野菜など食物繊維が含まれているものは、まずいと判断されるようになります。
米やパン・野菜など味覚にまずいと判断され、体に必要ではないということになるのです。 MEC食を続けていくと、米やパン・野菜などあまり食べたくなくなっていくといわれています。 お肉・卵・チーズは美味しいと判断され、体に必要となり食べ続けることができます。
MEC食の落とし穴
お肉・卵・チーズをたくさん摂取するMEC食。しかし、本当に続けて大丈夫なのでしょうか?高たんぱく質・高脂質の食事を続けて、糖質を抑えることは必要なのでしょうか?高たんぱく質・高脂質の豊富な生活をして、体に影響はないのでしょうか?
MEC食は野菜を極力摂らないので、ビタミンや食物繊維不足になります。味覚でお話しましたが、米やパン・野菜などはまずいものと判断され摂れなくなるMEC食ですが、体にはビタミンも食物繊維も必要な栄養素です。
ビタミンや食物繊維不足は、腸内環境を悪くしていきます。腸は私たちが生きていくうえで、必要なホルモンを作っています。 悪くなった腸内から、大切なホルモンが出なくなります。 腸の環境が悪くなれば、排便も不安定になります。
腸内環境が悪くなればホルモンが出なくなり、大切なホルモンが頭まで届かなくなります。ホルモンが届かなくなれば、体のあちこちにエラーが出てきてしまいます。腸内環境が悪くなった証拠に、おならが臭くなってきます。お肉を食べすぎるとたまにありませんか?
そして、MEC食のように動物性たんぱく質ばかり摂りすぎると、体に炎症が起きます。体の炎症も不調の原因になります。痩せて健康になるために始めたMEC食が、体を破壊してしまっては意味がありませんね。腸内環境が悪くなれば、免疫機能も落ちてしまいます。
それと、一口に３０回噛む必要があるとのことですが、本当に一口で30回もかめますか?食事するのに、何分かかるんだ?って話ですよね。それと、噛むのがお肉なので顎が疲れてしまい、楽しいはずの食事が苦痛のものになってしまうこと間違いありません。
断食について
断食とは
次に、同僚たちが話ていたもう一つのダイエット、断食についてお話します。断食とは「だんじき」と読みます。わかりますよね、ごめんなさい。近所の子供が「だんしょく」と読んでいたので、一応読み方お伝えします。
断食とは、食べすぎによって体内にたまった余分なものを取り除き、人間が本来持っている能力を最大限に引き出す方法です。断食のルーツは宗教の心身浄化修行が始まりとされています。修行が関係しているなんて、辛いイメージがちらほらしますね。
初めは、宗教の修行の一つだったかもしれませんが、近年、健康効果が医学的に明らかになってきています。同僚が参加すると話ていた、プチ断食を泊りで体験できる施設も増えているようです。断食はファスティングと呼ばれることもあります。
断食によるダイエットとは
断食は基本的に、食事を摂らない時間を作ることで体の調子を整えたり、体重を減らしていこうというものです。断食には本断食とプチ断食のがあります。食事を摂らない時間を作るので、少しつらそうなイメージですね。
本断食とは、食事を摂らない時間を日でカウントしていく方法です。断食期間は、１日から長いもので２週間など、長い時間をかけて食事を摂らないようにします。体質改善には２週間の断食が必要とされることもあります。
ただ、何日も食事を摂らないといっても、梅干し・黒砂糖・アミノ飲料など適度に摂ることもあります。何日も食事を摂らなければつらいので、水分など摂ることもあります。少しずつ口に入れるものを減らしていきます。
必要日数断食した後は、回復食を食べていきます。断食をした期間と同じ時間をかけて、回復食を食べていきます。初めは消化に優しいおかゆやみそ汁など摂り始め、無理のないように徐々に品目・量を増やしていきます。
次にプチ断食です。プチ断食は一日の中で食事を摂らない時間を長めに作る方法です。男性なら一日の８時間の間、食事を摂ってよく、16時間は食事を摂らないようにします。女性は食事を摂らない時間を、12時間から14時間にするとよいとされています。
プチ断食は断食指導のパイオニア、甲田光雄先生がオススメしています。毎日、１６時間食事を摂らないようにする。食べれるのは８時間の間になるので、朝食は抜き昼食・夕食を摂る計算になります。
もちろん、水分はとっても大丈夫です。その際もミネラルウォータなどをお薦めしています。そして、食事は玄米菜食中心のメニューを進めています。玄米菜食というのは、簡単に言って和食ということです。もちろん、間食や夜食はしないようにします。
プチ断食は食事ができるといっても、食べられない時間が長いので 初めは辛いです。 しかし、MEC食のように食べるものが決まっているダイエットより、カロリー計算をするダイエットより、時間を気にすればいいので楽で簡単なような気がしますね。
断食の効果
断食をして、食事を摂らないと体はどうなるのでしょう?お腹がすきすぎて、おかしくなってしまいそうですね。何日も食事を摂らなかったり、時間を決めてごはんを食べたりと頑張って続けてどんな体の変化があるのでしょうか?
断食をすることで、いつも食べていた食事が減らされます。減らされたことで、体の炎症が抑えられます。その要因は、消化する時間によります。断食をしたことで、食事の量が減ります、消化の時間が減るので、体に無理がかからなくなり炎症が抑えられるようになります。
そうすると、食事がいつもより体に入ってこないので、体が飢餓状態になっていきます。飢餓状態というストレスがかかることで、体が頑張ろうとします。そうすることで、風邪をひきにくくするなど病気に強くなるといわれています。
飢餓状態を作る断食なので、いつも摂っていた食事からの糖の量が少なくなり、代わりに脂肪がエネルギー源になります。それにより、脂肪がなくなり、体重も下がってきます。断食をするだけで、腹筋が割れる!とも言われています。
実は、腹筋って誰でも割れているって知っていますか?僕には割れた腹筋がないとの声が聞こえてきそうですが、だれでも体の構造上腹筋は割れています。だけど、その上に脂肪が乗っているので見えないだけなのです。
また、飢餓状態を作ることで、体が必死に頑張るので寿命が延びるのではないか?と言われています。まだこちらは仮説なのですが、マウスによる免疫実験では結果がでています。寿命が延びたらうれしいですよね。
断食で体を飢餓状態にするのって、体のやる気スイッチをON!するような感じがしませんか?どこかのCMのようですが、やる気スイッチが入った体は寿命まで伸ばしてしまうなんて、本当に頼もしいですよね。
余談ですが、なぜ効果などをマウスで実験するの?って思いませんか?動物にしてもなぜマウスなの?って。それはマウスが免疫システムが人間の免疫システムに似ているからなのです。知っていましたか?
さて、話をもどして断食の効果ですが、断食をすることで体の炎症も抑えられます。もちろん、脳の神経の炎症も収まるといわれています。炎症が収まったことで記憶力や学習能力が上がるといわれています。頭がよくなるってことですね。
それと、うつ病も脳の神経の炎症が原因といわれることもあります。うつ病までとはいかないけれど、最近怒りっぽくなったり、ネガティブな感じの人が断食すると、ポジティブになる可能性が高く、メンタルの改善にもつながります。
それは、断食をすることで脳下垂体からストレスに対抗できる物質が出てきます。リラックス脳波α波と快感物質のエンドルフィンがでてきます。そうすると、気分は穏やかになり、心は幸せ、リラックスした状態になるのです。
断食のまとめ
断食を行い、食事を我慢することは辛いと思います。本断食は日単位で食事が取れないので、続けるのは難しいですよね。かなりの覚悟が必要になってくると思います。だから、同僚は泊りで断食体験に行くのだと思います。一人ではなかなか続けられないからです。
しかし、泊りで断食を体験しても帰ってきて辞めてしまっては、もったいないですね。本断食は難しいかもしれませんが、プチ断食ならどうでしょうか?プチ断食に慣れるまでは辛いかもしれませんが、何日かで辞めてしまうよりは続けることにより効果が出るのではないでしょうか?
まとめ
- MEC食は「めっくしょく」と読みます。沖縄県那覇市のこくらクリニック院長、渡辺信幸先生が考案した食事療法 です。
- MEC食は、お肉・卵・チーズを積極的に摂り、糖質を抑えるダイエットです。
- MEC食を行う上で、一口に30回噛むことも大切です。
- MEC食を行うとビタミンや食物繊維が摂れなくなり、腸内環境が悪くなります。
- 断食とは、食べすぎによって体内にたまった余分なものを取り除き、人間が本来持っている能力を最大限に引き出す方法です。
- 断食には、本断食とプチ断食があります。
- 断食が体を飢餓状態にして、体のやる気スイッチをONにし病気に強くなり、メンタルも穏やかになる効果があります。
- 断食が辛いイメージがあるけど、プチ断食で継続が大切です。
MEC食をするにも断食をやってみるのも、あなた次第です。自分にはどちらが向いているのか、どちらなら続けられるかを考えてトライしてください!トライが大切です、何もしなければ変われませんよ!
同僚も話ていた通り、女性にはダイエットは永遠のテーマのような気がします。夏に向けて、少しでも痩せて、自分を素敵に見せられるように陰ながら応援していこうと思います。海での水着も楽しいですからね。
同僚が泊りで断食して帰ってきたときには、あまり体の変化は見られないかもしれないけど、きっとやり切ったという自信で笑顔を振りまいてくれるに違いない。そうしたら、「少しやせた?」と声をかけてみようかな?セクハラにならない程度に。
MEC食でも断食でもダイエットするには、継続が必要になってくると思う。2.3日で痩せられたら誰も苦労しないけど、体調が悪くなっては元も子もありません。自分が続けられる方法でダイエットするのに参考になったらうれしいです。
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