グルテンフリーを始めようとする人へ、スーパーで買えるらくちん食材

あれ?子供がいつもと違う?と思ったことありませんか?いつもより集中力がないなとか落ち着きがないなと思ったことはありませんか?春だから季節のせいかなって思ったりして。でもそれ、もしかしたらグルテンの影響かもしれません。

グルテンを摂りすぎている、また、体に合っていないことがあると落ち着きがなくなったり、集中できないことやコミュニケーションがうまくとれないといった症状がみられることがあります。

グルテンを摂りすぎるだけでそんな症状が出てしまうなんて怖いですね。いつもの食事が子供の成長に影響しているなんて、考えただけでも恐ろしいですね。でもどうしてグルテンがそんな症状を生み出してしまうのでしょう?

グルテンについて

グルテンとは

グルテンとは小麦粉などに含まれるグルアジンとグルテニンというたんぱく質が水を吸収して網目状につながったもののことを言います。網目状なのでパンやパスタの粘り気を生み出す要因になっています。

もちろんお菓子にも欠かせなく、グルテンがもちもちとした食感を生み出しています。うどんに至っては、コシの正体なのです。もちもちの食感も、うどんのコシもすべておいしさの一つですよね。癖になっちゃいますよね。

しかし、グルテンは体内に入ると悪さをする場合があります。腸内環境を崩し、落ち着きがなくなったり、集中力がなくなったりなど症状が出てきてしまいます。子供も大人もグルテンにより症状が出る場合があります。

原因としては、近年のグルテンを含む商品が昔のより多くなり、口にすることが多くなったことにあります。それでも、グルテンをどれだけ食べても平気な人もいます。もちろん、グルテンに弱い人もいます。

人により体質が違うから仕方がないのですが、グルテンに弱い方はすぐに影響を受けてしまうのです。人により腸の強さの違いが大きな原因となります。グルテンに弱いと、落ち着きがなくなったり、集中力がなくなるなど症状が出る場合があります。

グルテンフリーとは

パンなどおいしさの上で欠かせないグルテンですが、人によっては体内に入ると少々悪さをする場合があります。 そこで、グルテンフリーの登場です。グルテンフリーはその名のとおりグルテンをなくす・摂らないということなのです。グルテンが悪さをしているなら摂らないということなのです。

グルテンフリーは有名なテニスプレイヤーのジョコビッチが行い、グルテンフリーをしたおかけでテニスが強くなった、試合に勝てるようになったとのことで、知って見える方もいるかもしれませんね。

グルテンにより子供など腸内環境がさらに悪くなると、たんぱく質の仲間のグルモルフィンが脳に到達してしまい、麻薬のような作用を引き起こしてしまいます。 そうなると、集中力がなくなったり・落ち着きがなくなったりという症状が現れることがあります。

子供は割と食事の影響が、大人よりもすぐに体に現れることがあります。 日頃からパンや麺を欲しがったり、パンや麺など食べた後にハイテンションになったり、ぼんやりしたりする子供はグルテンの影響を受けている可能性が高いといわれています。

そこで、グルテンフリーの登場です。グルテンを食べることで、腸内環境が悪化し、体に悪い影響を与えている。そこで、グルテンを減らしたり、摂らないようにして困った症状を軽くしよう、体調をよくしようということなのです。

グルテンフリーは食べるものが原因、食べないようにして悪い症状を治すという食事治療の一つなのです。 アメリカの発達障害の研究所の調査ですが、65%のグルテンフリー実践者に効果があったという研究結果もあります 。

グルテンフリーを試してみよう

お薦めの食事(僕セレクト)

グルテンフリーを行う上で、続けやすくないと難しいですよね。食材購入も簡単にいつものスーパーでできちゃう、僕セレクトのグルテンフリーをお薦めする食材やメニューを紹介したいと思います。Let’s Try!

和食の勧め

グルテンフリー、小麦粉を使わないとのことなのでやはりお薦めは和食です。「まごはやさしい」という和食の合言葉を知っていますか?和食でお薦めの食材です。言葉の意味とともに紹介していきます。

  • 「ま」 = 豆
  • 「ご」 = ごま
  • 「わ」 = わかめ
  • 「や」 = 野菜
  • 「さ」 = 魚
  • 「し」 = しいたけ
  • 「い」 = いも

「ま」=豆は植物性たんぱく質が豊富です。納豆や豆腐など発酵させたものが摂りやすく、お薦めです。加工品ですのでそのまま食べても、調理してもと用途が豊富です。いつでも食べやすいところがいいですね。

「ご」=ごまはタンパク質やミネラルが豊富です。ごまは殻がありますが、あのプチプチ感が好きな方もみえますよね。僕はすりつぶしのを使うことが多くあります。おひたしやナムルに簡単に足せるのがうれしいですね。

「わ」=わかめはミネラルや鉄分が豊富です。お味噌汁には欠かせませんよね。料理が限定され、なかなか使うことのできない食材かもしれませんが、わかめのシーズンにわかめしゃぶしゃぶにするとおいしくて、本当に幸せになれますよ。あなたなりの調理の仕方見つけてください。

「や」=野菜は緑黄色野菜や根菜類など多くありますね。好きな野菜ばかりでもいいですが、旬の野菜を摂るとより体によく、旬なのでスーパーでも安く手に入り使いやすいですね。彩ゆたかにいろいろな野菜を使って温野菜などお薦めですよ。

「さ」=魚はたんぱく質の宝庫です。しかし、調理がしにくいとか目が怖いとかで苦手な方もみえるかもしれません。スーパーには調理しやすく切り身にされているものもたくさんあります。調理しやすいものを選ぶのをお薦めします。

僕のお薦めはおつまみの小魚。そのまま食べれることがお薦めです。そして、じゃこ手軽に摂取できる魚を選ぶのもお薦めです。お腹がすいたらおつまみの小魚を食べるだけで摂取できて便利ですよね。

「し」=しいたけはしいたけだけでなく、まいたけやえのきなどのキノコ類にあたります。食物繊維やミネラル・ビタミンが多く含まれています。たくさん食べてもカロリーが低いので安心です。ベーコンとともにホイル焼きなどお薦めですよ。

「い」=いもは食物繊維や炭水化物を多く含みます。サツマイモは甘くておいしいですよね。あとお薦めはねばねば成分を含む里芋や山芋がお薦めです。調理の際は滑るので包丁で切るときに気をつけてくださいね。

この7品目の食材をまんべんなく取り入れることで、メニューも豊富になり健康的な食生活が送れるようになります。もちろん、どれもグルテンが含まれていないので、グルテンフリーをするには最適の食材といえます。

米粉の勧め

もう一つお薦めは、小麦粉を米粉に換えるということです。米粉はスーパーで売っています。僕の近所のスーパーでは300gで170円で売っていました。袋の上からの手触りは片栗粉に近い感じです。粉自体はさらさらとした手触りです。

この米粉を使って紹介したいのは、唐揚げとホワイトソースです。米粉でホワイトソースができるなんてびっくりですよね。ホワイトソースといえば洋食で、小麦粉を使う印象が強いですよね。そんなホワイトソースが米粉でできるの?と思いますよね。それが、できるのです!

どちらも小麦粉に引けをとらないほどおいしいですよ。ぜひ、参考にしてくださいね。

米粉の唐揚げ

引用:YouTubeちゃんねる「HitoyasumiCooking【ひとやすみクッキング】」

米粉のホワイトソース

引用:YouTubeチャンネル「nana’s recipe」

まとめ

  • グルテンとは小麦粉などに含まれるたんぱく質です。
  • グルテンフリーとはグルテンを含まない食事をすることです。
  • グルテンフリーは体調をよくする可能性があります。
  • グルテンフリーに和食「まごわやさしい」の勧め。
  • グルテンフリーに米粉を使ったお薦めメニュー。

グルテンが体に悪い影響を与えていることはわかりましたね。その症状を軽減するために、お薦めなグルテンフリー。しかし、グルテンフリーは難しいと思ってみえる方も多いと思います。でも、そんなに気負いしないで、気軽に少しづつ始められるのです。

ご紹介しました「まごわやさしい」や「米粉」を使用することで、割と簡単に始められるのです。食事全種類を「まごわやさしい」にするのは大変だと思います。今日は一食をグルテンフリーに変更するなど、無理せず続けていくことが大切だと思ます。

子供の症状だと、料理をするのはパパかママになりますね。パパもママも日々忙しく、なかなかハードルを高くしてしまうと始めるのが難しくなります。始めやすいようにハードルをさげ、続けることで、子供の症状が少しでも改善されたらうれしいですよね。

一食替えたところで何も変わらないのでは?と思うかもしれませんが、1日1食が1日3食になり、1か月で90食と計算していくと、大きな変化につながっていくと思います。ちりが積もるの原理ですよね。摂りすぎていたグルテンフリーを減らしていき、悪い症状が少しでも落ち着くといいですね。

健康についての記事を下記に載せておきます。よかったら参考にしてくださいね。

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