自由が欲しいと考える営業マンはどのくらいいるんだろう。車で移動して場所には縛られない瞬間があるけどふとした時に電話がなる。ご飯食べていてもトイレに行っていてもお構いなしに電話がなる。
でも出社しないといけないからという理由で毎朝車で営業所に特に意味もなく毎日通っていたりする人はいます。この意味のない通勤から解放されたい!と何度思ったことかw
4つの自由
さて僕は自分で事業を始めました。34歳の会社員、営業職の僕がその時間をしぼりだして毎日作業をすることで自由を追いかけることは出来る。
今の僕の考え方とは対照的に貧乏で本当にどうしようもなかったことを書いていこうと思う。最初に言っておかなければならない、厳しいことを書いてしまうけど貧乏ではすべてが手に入らない。例外はあるという人もいるだろうけど、その可能性が高い。僕は自由を4つに分類することを知った。
それを知ると実は僕が生きてきた環境では全てが崩壊していた。
僕は今まで負のスパイラルから抜け出す方法もなく、負の連鎖から抜け出すことが出来ない毎日に疑問すら持たなかった。
自由というは4つに分類することが出来る。
- 金銭の自由
- 精神の自由
- 時間の自由
- 身体の自由
貧乏っていうのは金銭の自由がない状態です。
でもこの1つがないだけで、実は全ての自由を失うことになる。イメージが出来ないという人もいると思うので、1つづつどんな自由なのかを説明していこうと思う。
金銭の自由
お金がないだけ。そう思うかもしれない。僕もそう考えていた。ただ例えばもしもお金があったら他の3つの自由は手に入るのではないだろうか?
少し質問を変えてみよう。お金があったら毎日会社に通勤する必要があるだろうか?もしも今貰っている給料が何もしなくても手に入っていたら、毎日通わないという人もいると思う。そうしたら生活費のために仕事をする必要はなくなる。
もしも一緒に住む誰か、それとも隣人や会社にどうしても会いたくないと思う人がいたとする。引っ越したり転職をしたりするのはお金があれば自由に出来る。
買い物に行っても旅行にいってもお金がないというのは本当に不自由する。この商品いいなー!と思うものはだいたい値段が高い。だから値札を真っ先に見て、その金額が気に入らなかったら買うことができない。
そのおかげであらゆるものを我慢しないといけない。
- 旅行に行きたい!
- 新しいカメラが欲しい!
- 最新のパソコン買いたい!
- この靴かっこいいなー!
- スキーしに行きたい!
- たまには海に行きたい!
- この服が欲しい!
- 満員電車に毎日乗りたくない
- 明日仕事に行きたくない
- なんで悪いことしてないのに仕事で怒られるんだろう
どうだろう?ちょっと考えただけでもいくらでも出てくる。これらは常日頃僕が我慢していること。同じ状況になったら念じるみたいにこう思うだろう。
我慢我慢。我慢我慢。我慢我慢。 我慢我慢。我慢我慢。 我慢我慢。我慢我慢。
しつこいと思うかもしれないけど、こうやって我慢してきたはずです。
それでは他の自由はどうだろうか。
時間の自由
時間は本当にないだろうか?お金があったら飛行機にのって、新幹線を使って移動したらできるんじゃないだろうか。2~3日あれば世界中のどこにだって着く時代だ。本当に時間がないから旅行に行けないんだろうか?
というよりも、もしも仕事する必要がないくらいお金があったら、土日どころか平日という考えも特にない。365日どこにだって行ける。
精神の自由
精神的にだって解放される、もしも今の生活である不満があったとしよう。例えば親、家族とどうしても一緒にいないといけない環境。介護をしないといけない。そんな人もいるだろう。
あとは好きな人と恋愛をして結婚をしたい。とかだ。でも実際は、我慢我慢我慢。
我慢の連続、言いたいことをいうことができない。
会社員であれば、上司の決定を待ち、何をしたら正解なのかわからない状態であきれられたり、怒られたり、失敗したり、何か文句を言ったらクビになるかも知れないと考えて、何も言い返せない。
好きだと思う相手が出来たとして、全然収入がないというだけの理由で恋をすることから逃げている人もいるだろう。ただその中で生活をするから我慢し続けないといけない。
仕事をする必要がなく、どこに行こうと、何をしたいと思ってもできるだけの自由なお金があったらそこに居続ける理由は僕にはない。
身体の自由
仕事をするのは好きな僕だ、つい僕はすべてを犠牲にしてでも働こうとする。土日祝日働き続けた。 身体が壊れても構わないと思うくらいに追い込まれて、毎日、おかしくなるくらい仕事をし た。
正月、ゴールデンウイーク、お盆休み。世間は3連休。
なんだそれと思ってたこともある。
身体が壊れるくらい毎日毎日遅くまで仕事をすることになった。
もしもそんなに働かなくても収入が入ってくるなら、僕はそこまで無理して仕事をすることはない。
身体を壊して働いて、もし自分が末期のガンになって病床について余命1か月と言われたらどうだろう。それも仕事からストレスが原因になっていたら。
そんな状態でも
あ、あの仕事しなきゃ!って思う人がどのくらいいるだろうか。
お金があればそんな未来を回避できるかもしれない。
欲してはならない
自由は4つある、このうちの金銭の自由がないことでどれだけ不自由な生活になるのかを書いた。
金銭の自由がないために僕はそのせいでブラック企業に入った時にも【辛い】この一言が言えなかった。何年もこきつかわれて時間だけが無駄に過ぎて行ってしまった。自然と怒られるのが嫌だから、常に素直にならずに我慢する。
そんな価値観になっていた。それは脳内にこびりついて抜けない、無意識のうちに出来ないことを増やしてきた。僕は幼少からずっと素直じゃない時代を過ごしてきた。今までずっと我慢してきたこと。それは欲しかったことに変わった。
でも元をたどればその原因のすべては、貧乏だから。
誰が悪いか?
これは僕が自分で稼ぐことを知らなかったからだ。子どもがいても、どこにも一緒に行ってあげれない。休みがまったくなかったからだ。仕事をして、帰ってきたらもうみんな寝ている。起きて仕事に行く時間。みんなまだ寝てる。みんなが連休で休みがあるなか。
僕は30日連続出勤からさらに記録を伸ばす。そしてお金がないから車1台買うこともしない。どこに行くにも自転車で移動をする。自転車は燃料がいらない。家族を大事にしないくせに僕は、そんなものばかり大事にしてきた。
しかもろくに稼いでいるわけでもないくせに仕事をがんばってしているということに妙にこだわっていて「今日は仕事休み?」と聞かれるのが今でも大嫌いだ。僕はほとんど仕事を休んだことがない。
休んだことがないと言っていても、家族みんなには休みがある。だから当たり前のことを話しているだけなんだろう。僕にとってはそれは夢。ずっと現実ではない世界の、夢物語だった。
土日祝日に休みがあることは、学生時代までで終わった。特別たくさん休みが欲しい訳ではないけど、やっぱりどこかでうらやましかったんだと思う。でも僕は自由が欲しいと思う感情をどこかから封印してしまっていた。
4つの自由は使わないならないのと同じ
4つの自由は4つ。
金銭的、精神的、時間的、身体的。
4つの自由は使うことで満足度が高くなる。しかし僕のケチな価値観では自由を満喫することができなかった。そんな自分の価値観を破壊するのは簡単じゃない。
今でこそ、簡単に人に商品を進めることができるようになったけど、昔ではこんなことは素直に出来なかった。商品を買うということ、そのためには自分と向き合うことができないと買えないからだ。
だってお金がかかるから。ケチな人にとっては、お金の優先度は何にもまして高い。自分のあらゆる可能性をつぶしてでも、感情を押し殺してチャンスを逃していく。
そして「素直に欲しいです」なんてことが言えない。
別になくても平気だし。と常に強がる。
価値観の影響力はとんでもなく強いと理解して欲しい。
ケチな価値観になれば、あらゆることに対してケチになる。
欲しいものは欲しい。そう言おう。
お金がかかるなら、自分で稼げばいい。それだけの話しだ。お金を大切にして、もっと大事なものを失うような、僕のようになってはいけない。
4つの自由を高めるためには
お金は単なる手段にすぎない。そして使わないのはないのと同じだ。ケチであれば、お金を使わない。だから、いつまで経っても貧乏に変わりがない。
ケチでは機会喪失の回数が尋常じゃない。
・超ケチな価値観
・超大金持ちの人の価値観
超大金持ちの人の価値観は僕のような最貧困の人と全く異なる。
4つの自由を高めるために、お金をどんどん使って行く。
それは贅沢をするということではない。
きちんとした教育をするお金持ちは、子どもにきちんとした形でお金を使う。決しておもちゃを無限に買うということではなくて、子どもに幅広い価値観を与える。そういった教育をする。
つまり知識に投資していく。
お金は手段であって、持っているだけでは何も効果がない。
いくらためこんだところで使わないのは最初からないのと一緒だ。
4つに分類される人
金持ち父さん貧乏父さんでは人を4つに分類している。
- ビジネスオーナー
- 投資家
- 自営業者
- 従業員
お金に対して自由が一番ないのは明らかに従業員だろう。
今までの僕の人生はこの本でも明らかにわかったことだけど、お金持ちとは程遠い場所にいたことがわかる。今回のこの話しでは僕がどれだけ貧乏根性で、ケチで、素直じゃなかったかわかってもらえただろうか。
そしてどうしようもなくケチで損をしてきた話。
そこからビジネスに出会うことで、4つの自由を追いかけることが出来るということを話した。
僕は4つの自由を知って、価値観が崩壊し、生き方、今までの世界がじょじょに変わってきた話をしました。この話を読んでこれからの人生の何かが変わるきっかけになってくれたら本当に嬉しい。
最後まで読んでくれてありがとうございました。