腸って出すだけ、と思っていませんか?実はそれだけじゃないんです。
僕は以前、便秘で何年も通院していました。医師に毎回”腸内環境良くして”と言われ続け、もう薬も痛いし…毎日普通に出るようになりたい!と思い、詳しく腸について調べることにしました。
色々と試している内に、ある物を食事に取り入れたおかげで、長年の便秘からから解放されました。もちろん薬はナシです!それは何かというと、サツマイモです。
サツマイモは手に入りやすいですし、簡単にできるレシピがあります。 それに便秘だけじゃなく、ニキビなどの肌荒れもなくなり、なんとイライラする事も減りました。
なぜイライラまで減ったか、というと…このことについて順番に説明していきたいと思います。
腸は出すだけじゃない!隠されたメリットがあったんです。メリットと一緒に、腸美味しいレシピもわかりやすく紹介いたします。
腸って何?
腸と聞くと、腸内フローラや腸内環境という言葉を聞いたことはあると思います。僕もこの言葉の特集の雑誌やテレビを見るようにして、紹介された食品を試しましたが、改善されませんでした。
しかし何をやっても効かず、親にまで見放されるほど便秘が遂に改善されたのです(笑)それは2つの食材のおかげなんです。
先ほども書いたサツマイモです。でも、それぞれ単品で摂るのではなく、合わせて一緒に食べる事が大切です。なぜ合わせることが大事なのでしょうか。それは腸内環境を改善するためなんです。出ましたね、腸内環境というキーワード!では、わかりやすく説明いたします。
腸は、とっても長い管です。消化した物や栄養素をどんどん吸収していき、便にして排出します。栄養と食べ物のカスがたっぷりなので、細菌が繁殖しやすい環境なんです。
細菌といっても、悪さをするわけではなく、人間の酵素が消化できないものをエネルギーにしてくれたり、免疫力を高めてくれたりする細菌なんです。
この細菌たちは大きく分けると 善玉菌(20%) 悪玉菌(10%) 日和見菌(70%)の3つです。
善玉菌
悪玉菌の増殖を抑えてくれます。食中毒菌や病原細胞の感染予防にもなり、免疫力をアップしてくれます。皆様も聞いたことあると思いますが、ビフィズス菌や乳酸菌のことです。
免疫の事だけではなく、腸の動きを促進してくれたり、水溶性のビタミンを生成してくれたりします。
セロトニンとドーパミンをご存じでしょうか?この神経伝達物質も合成してくれます。幸せホルモンのセロトニンは、睡眠に大きな効果があり、イライラを抑えてくれて、精神に安らぎをもたらしてくれます。
ドーパミンは分泌量が多ければ多いほど、意欲的になります。つまりはやる気がモリモリ湧いてくる、ということです。
悪玉菌
有害な物質やガスを作りだしたり、老化を促進させたりします。冷え性や肩こりになり、新陳代謝が下がってしまいます。
肌荒れやニキビなども、できやすくなってしまいます。ブドウ球菌、ウェルシュ菌などが有名ですね。
日和見菌
日和見の名の通り様子見の菌です。大腸菌(非病原性)、バクテロイデスなどがいます。菌善玉菌と悪玉菌のどちらが優勢なのかを、ずーっと見ています。
そして、優勢な方に加勢します。体調が悪かったり、悪玉菌が優勢だったりすると、一緒になって体に悪さをします。
この数が悪玉菌の味方になったら、嫌ですよね。善玉菌と悪玉菌の差は、たったの10%です。これでは、体調の変化ですぐに逆転してしまいますよね。
様子を見ている日和見菌が大勢加勢してくるのです。善玉菌には、ずっと優勢を死守してもらわないといけません。
では、どのような生活の習慣が腸内環境に良いのでしょうか。
腸内環境を悪くする習慣
- タンパク質や脂質の多い食事
- 睡眠不足
- ストレスを溜めこむ
- 便秘
腸内環境を良くする習慣
- 質の良い睡眠
- バランスの良い食事
- 軽い運動
- リラックスすること
皆様は、どちらの習慣の方が当てはまるでしょうか?僕はあまり運動をしていなくて、食べ物だけで便秘を改善しようとしていました。
それではいけないと思い、ストレッチから始めることにしました。そのおかげで、冷え性がよくなりましたし”背筋が綺麗だね”と同僚に言われるようになりました。
しかも、背中のぷにぷにのぜい肉が減り、なんとイライラすることも減ったんです!まずは冷え性の方から説明しますね。
ストレッチのおかげなんです。筋を伸ばすことにより、老廃物を流してあげたり、筋肉の緊張をほぐすことができます。
最初は痛いですが、そこからじんわりと温かくなってきます。自分で加減して伸ばすと気持ちいいですし、筋肉の筋がわかるようになります。
筋肉って意識して使うと、より筋肉が動くそうなんです。その応用で、僕は座る時や立っている時に、背中の筋肉意識するようになりました。
時間がない方や、運動が苦手な方はストレッチから始めてみましょう。自分の応用できる事で”自分流の軽い運動”が見つかりますよ。
では、 なぜイライラが減ったのかを説明いたします。それは脳と腸は遠いけれど、神経で繋がった、とても密着な関係だからです。
それは、腸は自律神経で動いているからです。自律神経というのは、脳がコントロールしている交感神経と副交感神経の事です。
自律神経が規則正しく動いていれば、腸の動きも良くなります。しかし、腸に悪い習慣を続けていると、自律神経が乱れて腸の動きも悪くなります。
緊張した時にお腹がギュルギュルと鳴った事はありませんか?”こんな時にお腹が…”という経験は誰にでもあると思います。
その逆はどうでしょうか。腸が動いている感じがしない、と僕が感じると”今日も出ないのかな?”と不安になりストレスが溜まっていきます。
このように、腸で感じたことは脳に、脳に感じたことは腸に表れるんです。隠し事はできませんね(笑)
- 交感神経 興奮する、怒る、走る
- 副交感神経 寝る、休む、食べる
腸に良い習慣をすることは、腸内環境を良くして、しかもストレスも減らすこともできるという事なんです。
ストレスを発散して自律神経が整っていれば、腸の動きも良くなるんです。心もお腹もスッキリになりますね。
僕は”ある組み合わせ”のサツマイモとストレッチで、腸内環境を改善することができました。その組み合わせの中で1番おススメなのは【味噌汁×サツマイモ】です。
美味しいし、家族も一緒になって食べれます。僕よりも家族の方が喜んでいます。両方とも1年中、手に入りやすい食材ですし、手ごろなお値段です。
子供の便秘予防になりますし、なんかお得が何倍にもなりますよね。それに食べるのなら、効果がなるべくでるように食べたいですね。
じつは、ある組み合わせにすると、効果がアップすると言われている方法があるんです。それはプレバイオティクスとプロバイオティクスを組み合わせて食べる事です。
プレバイオティクス
腸内環境を良くする菌のエサになるものです。エサをあげることで、菌が繁殖して増えるんです。
オリゴ糖、蜂蜜、水溶性食物繊維(バナナ、キャベツ)、豆などに含まれています。
水溶性食物繊維は、海藻や果物に含まれる水に溶けやすい食物繊維です。食べるとお腹が空きにくくなり、糖や脂質の吸収を抑えてくれるので、ダイエットにとても効果的な栄養素です。
プロバイオティクス
生きたまま腸に届いて、数時間から数日留まることができる菌のことです。ビフィズス菌は有名なので聞いたことがあると思います。
腸まで届く、ヨーグルトなどが販売されています。ヨーグルト、チーズ、味噌、キムチなどの発酵食品 に含まれています。
エサと一緒にして、菌を増殖させてから食べるんです。増やしてからの方が、より多く腸に届きますよね。
どのように組み合わせるかというと、僕のおススメの組み合わせ方を紹介します。
(プロバイオ) × (プレバイオ)
ヨーグルト × サツマイモ × オリゴ糖
× バナナ × オリゴ糖
× 蜂蜜
味噌汁 × キャベツ
× サツマイモ
どれもちょい足しで済むので、面倒くさがりな僕でも続けられるものです(笑)それでは、腸おいしい組み合わせのおススメレシピを紹介いたします。
by mikanaϋ♡
by ミコリオ
by FarmersK
引用 クックパッド https://cookpad.com/search
まとめ
- 腸内には、善玉菌(20%) 悪玉菌(10%) 日和見菌(70%)に分かれる
- 脳と腸は密接な関係で、影響し合う
- 腸内環境を良くする習慣を身につけよう
- プレバイオティクスとプロバイオティクスを混ぜて食べよう
僕はこれらの事を知らずにやっていたら、今もまだ通院中だったと思います。
組み合わせで食べるようになって、便秘が治って姿勢も良くなり、ストレスにも強くなることができました。
得られたことが多く、やって良かったと思います。しかし、いくら良いものでも、やり過ぎや食べ過ぎはよくありません。特に無理をするとストレスになってしまいます。
美味しく楽しめることが1番の特効薬だという事を、忘れずに頑張りましょう。
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